第7話:お風呂ですよ!お風呂!①

「この風呂独り占めは贅沢だなぁ…」そう独り言ちりながら服を脱いで脱衣かごへ入れていく。


そして浴場に入ると独特の匂いがした、どうやら温泉を使っているようだ。


手早く頭を洗い、自由に使ってと置いてあった荒めのボディタオルで体を洗う、それからお湯で流し、かけ湯をする、テンション上がってきた。


「まずどっちから入ろうかな~えっとふむふむ、内湯は炭酸泉で外湯は弱アルカリ泉かぁ…内湯は少し熱めなのか…」


せっかくだしじっくり入りたいので外湯に行くことにする。


外湯の水温は40.0前後に調整されているので長く浸かってられる、夏が近いとはいえ夜はまだ寒いからね。


それから外に出て再度かけ湯をする、湯船に入ると体の疲れが染み出てくるようだ。


「あ”ぁ~きもちいい~昼間の痛みが抜けるようだぁ…」


回復魔法使ってるので痛みとかは無いけど体が疲れてる感覚がする。


「しっかし個人の家で温泉か…豪華過ぎない?」


そうぼやいた瞬間、露天風呂の扉がバーンと開いた。


◇◆◇◆

◇水城 耀side◇

宴会の終了後片付けをしている途中ママさん達の「3人で優希君のお風呂に押しかけちゃえば?」という提案に押し切られた私達は、今現在脱衣所に来ていた。


突然の事とはいえとても恥ずかしい状況だ、冬華ちゃんはめちゃくちゃノリノリだけど。


少なくとも恥ずかしくないように姫華さんより水着を渡されたし小鳥遊姉妹も水着だ、少し気がかりな点としてはサイズが少し大きいくらい、姫華さんは大きいと思ったがと母とタメ張れるのか…


「しかしビキニとは…まあホルターネックだから安心か…」


普段私はタンキニなんかの布面積が多いのを着ているので恥ずかしい、ちなみに春華ちゃんはフレアタイプ、冬華ちゃんはハイネックタイプ、色は互いの髪色を交換した色になっている。


そう思っていると冬華ちゃんがじーっと見てくる、特に胸を…


「耀おねーちゃん大きいね…私と一つしか違わないのに…」


「ちょ、冬華!だめでしょジロジロ見ちゃ!」


「春華もそう思うよね?耀おねーちゃんの胸」


「そうだけど…」


そうして矛先が私に向く。


「やっぱり…ハーフだと大きくなるの早いんですか?」


「いやーそれはどうだろう?私にはワカンナイナーアハハ、そっそうだ!同い年だし巴ちゃんに聞いてみるのはどうだろ、巴ちゃんも結構大きいじゃない?」


しどろもどろになりながらそう返すと、納得したのか二人はそのままタオルを持って浴場の扉を開けて入っていく、春華ちゃんは引っ張られて行ったけど。


「早っ…よっよし!」


そう一人気合を入れ私も浴室に入って行く


◇◆◇◆

バーンと開かれた扉の音に驚き振り返るとタオルを巻いた冬華と春華が立っていた。


「おにーちゃん!!背中流しに来たよ!」「きました…」


「ちょちょちょch」慌て過ぎて言語がおかしくなる。


「ちょいと待て!ここお風呂だぞ俺は入ってるんだぞ!?」「知ってる」


「お前たちどうして!?」「おにーさんと一緒にお風呂に入りに…きました」


ああもじもじする春華ちゃんかわいいな!かわいいいな!(大事なことなので2回(ry


「いやそれはそうとしてお前らはだっ!」「じゃーん」


その声と共に冬華はタオルを脱ぎ去る、即自分の目を目潰しする俺、そして痛みで湯船でのた打ち回る。


「優希おにーさん大丈夫ですか!?」そう言ってペタペタと駆け寄ってくる恐らく春華。


「春華すていいいい!いまきちゃだめめええええええええ!」


タオルを慌てて拾いデンジャーゾーンを隠しながら春華を止める。


「はっ、はい!」


「あはははは、おにーさん目明けて大丈夫だよー私達水着だし」


「そ、そうなの?」


「はい、流石に裸はまずいだろうってお母さん達が…」


「よし、春華が言うなら間違いないな!」「ちょっとーおにーさんひどくなーい!」


「だって冬華がいきなり脱ぐからびっくりしたんだよ!」


回復魔法をかけて目を治す、最近無詠唱が板についてきてるな…


「まったく貴方たちは何してるのよ…」呆れた様な耀の声も聞こえる。


目を開くと春華はフリルのついた瑠璃色の水着、冬華は首元までレースをあしらった水着だ、背後に控える耀は黒の首で抑えるタイプのビキニ?を着ている。


「優希…何か言ったらどうなの?」そうジト目と共に言ってくる。


「うん、正直見惚れた、白い肌に黒色の水着がめちゃくちゃ映えてて耀の美人さがより一層際立ってるそれに髪型もいつもは長い髪が綺麗にお団子になってるのが又綺麗さを醸し出してる、それで水着なんて持ってきてたか?」


いつもとは違う耀の美しさに賛辞を送ると顔を真っ赤にしてしまう


「それは、姫華さんから借りたのよ」


「そうか…」


なるほど耀の一部のサイズが入る水着なら姫華さんから借りるしか無いのか…うん…やましいことは想像してないぞ…うん。


「ねえねえ優希おにーちゃん私たちは~?」



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あとがき


作者です。1万PV超えちゃいましたね…なんか感慨深いです、最初は1000PVが目標だったんですけど…遠くまで来ました。

一重に皆様が☆やフォローや♥を沢山くれたのでここまで大きくなれました。

成長してる感はありませんが一人でもこの作品おもしれえとか思っていただけたら最高です。

これからも楽しんで行ってください!


そして日々♥をくれる方、新しくフォローしてくれる方更に☆をくれる皆様に感謝を!

順位も153位まで来ました皆様ありがとうございます!…150位の壁厚いです!


そしてこれから4話はお風呂回です!水着回です!多分R-15くらいの内容まで出来てるかな?と思いながら書きましたいつかエロを上手く書きたいですね。

そして明日質問募集回を設置します!詳しい内容はそちらの回を見てください!

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