and the end
目覚めより早く目を閉じた
光を見るのが怖いから
闇から目覚めたその後で夢から覚めるとわかるから
誰もが信じている 誰かを信じている
かつて見たはずの誰かを
手を差し伸べてくれる 奇跡のような誰かを
世界は今 正気を失い始めようとして動きを止めた
なぜ彼は光に閉ざされているのか
未だにこんな夢を見ている
それこそが狂気のように思う
それでもとにかく眠りたくて
こんなはずじゃなかった こんなはずじゃなかった
こんなはずじゃなかったんだ
例えば救いの日が来たとしても
それがどのような形でも 君に救われはしない
幸せを繋ぎ止めたくて青い鳥の翼を切り落とした
もしも君が俺の進む道を邪魔するつもりなら
どんなことがあろうと決して容赦しない
容赦しない 容赦しない
君がこの疑問を信じてくれない限り
容赦しない 容赦しない
終わりの時が近づいている
哀しみを哀しむ余裕も今はない
果たしてこの先をどうやって過ごそうか
俺は楽しいことを想えるだろうか
未来はある 希望はある
だから前を向いて進んで行く
そうしているはずなのに
未だにこんな夢を見ている
もしかしたら俺は取り返しのつかない失敗を犯したのかもしれない
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