緊急? カクコン短編対策2(カクコン中に☆をもらうには?)
カクコンでは、☆の数というのがとても重要です。
【長編部門】の募集要項には明確にこういう記載があります。
>応募された作品の中から読者選考によるランキング上位作品と
>特別審査員賞受賞作品が最終選考にノミネートされます。
長編の中間選考を突破する条件は、ランキングによるんですね。
ランキングは、独自のアルゴリズムでされているとはいえ、基本的に☆の数の多さです。
では【短編部門】はどうか?
>応募された作品の中から、読者選考によるランキングを参考に、
>カクヨム編集部による一次選考を行います。
短編部門はあくまでランキングは「参考」なんです。
これはたぶん、長編部門よりもカテゴライズの難しい、小説でもエッセイでもない評論や詩などもエントリされることを想定して、それらがランキングの上位になった時の選別ためにある文言なのではと思います。
あくまで、短編部門は短編小説かエッセイノンフィクションを募集している賞であることを意識した方がいいでしょう。
そのランキングは基本☆の数により決まります。
しかしカクコンに関しては少し集計方法が異なるようです。
カクコンでは、同じ部門にエントリしている人からの☆は独自のアルゴリズムで少し評価を下げているような記載が公式さんのXのpeiingの回答にありました。https://peing.net/ja/q/27b98301-c764-428d-96ee-b5a129ced04f
現在、まだ週間ランキングの1週間目ですが、それでも☆の数とランキングが逆転しているものがあるのはその、独自のアルゴリズムのせいでしょう。
ただそうは言っても、作者がやることはいつもと同じ、読んでもらって☆をもらうことだけです。
同じコンテストに参加している人やフォロワーからの☆は評価は少なく換算されるなら意味がないなとは思わずに、確実にフォロワーさんに読んでもらって、評価をもらうことが大切です。
それは決して意味のないことではなく、最低条件だったりします。
*
でも『☆を得るには具体的に何をするの?』『タグをつけただけで読まれると聞いていたのに、思ったより読まれないし評価もされないよ?』という方もいると思います。
昨年の応募数は短編だけで1万作を越えています。
その中から見つけ出してもらうことは、ただタグをつけただけでは難しいのです。
*
昨年の10月に『15日連続で更新したのにカクヨムでPV0でどうすれば読んでもらえるのか分からない。なにかカクヨムでは特別なやり方があるのですか??』とXで呟きました。
そうしたところ、ぷちバズって多くのご意見をいただきました。
その時のアドバイスがこちらです。
・とにかくフォロー&フォロワーを増やせ
・とにかく読んで足跡を付けまくれ
・なんでもいいからランキングにのれ
・行間を開けろ
・短編集ではなく、単話で上げろ
・Xで宣伝しろ
・自主企画に入れ
この中で、カクコン中に有効なのは『フォロー&フォロワーを増やすこと』です。
自主企画は、☆をもらってもランキングには反映されないそうなので、カクコン中は入らない方が無難かなぁと私は思っています。
それなら、自分で面白そうな作品を探して読んで歩いた方が効果がありそうですし。
*
では、フォローとフォロワーを増やすにはどうすればいいか?
それにはなぜ、フォロー&フォロワーが増えないのかということを考えた方がいいかと思います。
多くのカクヨム作家さんは、いい物を書けば読んでもらえると信じていると思います。
そして、自分はいい物を書いている。
だから、黙っていてもいずれ認めてくれる人が現れて、読んでもらえる日がくる。
そう思ってはいませんか?
『
桃やスモモは、何も言わなくても花や実を求めた人が行き来し、自然としたに道ができるという意味です。
徳のある人のそばには、黙っていても多くの人が集まってくる。
優れた作品にもまた、黙っていても読者は集まる。
本当にそうでしょうか?
残念ながら、WEB小説の界隈ではそんな故事のようなことは、起きません。
中には、そういう恵まれた人もいるかも知れませんが、多くの人はいい物を書いてもたいして読まれない。
もしくは、自分だけがいい物だと思っているだけということもあります。
自分だけがいい物だと思ってるかどうかを確認するためには、やはり人に読んでもらう必要があります。
とにかく、読んでもらうことに注力するしかないのです。
もちろん、いい作品を書くことは大前提です。
そこは手を抜かず、自分が納得のいく自信作を用意することは必須です。
どうすれば、フォロワーを増やすことができるのか?
簡単なことなのですが、フォローすれば、フォロバ(お返しフォロー)されて自然と増えるのです。
でも、誰でも彼でもカクヨムやXでフォローしまくるのは、正直嫌ですよね。
なんだか、そういう行為は『お願いします読んで下さい』と、頭を下げているような感じがして、ちょっとモヤると思います。
物書きの多くは、プライドの高い生き物です。
それがなければ、書き続けられないというのもあるかもしれません。
かくいう私も、やたらとフォローをするようなことはどうしてもできませんでした。
自分が読める範囲の人だけをフォローしようと思って、最初はカクヨムのフォローは15人程度しかいませんでした。
だからPVもなければ、☆も増えないという状況が長く続きました。
とはいえ、積極的にフォローできるかできないかではだいぶ違ってきます。
それに気づくまでが長かったのですが……。
けど、自分の
やたらめったらフォローして歩くなんて、恥ずかしくてできない……。
ならどうするか?
誰でもフォローをするのではなく、少しでも接点のある人をなるべくフォローしていき、フォロワーを増やしていくしかありません。
相手がどんな人が分からないままフォローしまくるのではなく、感想をもらったことのある人、応援のハートをくれた人、Xでいいねや返信をくれたことのある人。
少しでも関わりがあった人を、確実にフォローしていくことが大切です。
何かしらアクションをくれた人は、フォローしても嫌がることはまずないです。
フォローされたら、必ずフォロバするのが一番簡単ですね。
怖がらずにフォローを増やしましょう。
フォローが増えすぎて、全部読めなくなってしまったら失礼じゃないか?? と心配になる方もいるかも知れませんが(私も最初はそうでしたし)、私達は四六時中カクヨムやXに潜んでいるわけではありません。
ログオンした時に、見れる範囲の人を見るだけで十分なのです。
その辺は、お互い様と思って互いに寛容になることも大切です。
カクコン短編部門で、☆0が長く続く方の多くは、フォロー数が100人以下です。
私もだいぶ少ない方ですが、フォロー、フォロワー数が130人程度です。
この中で、新作が出ると必ず読んでくださる人は、1、2割程度というのが体感です。
それを考えると、倍くらいいてもいいのかもと思います。
質より量だから、そうなるじゃないか? と言われそうですが、書いたものを読んでもらうときにあなたは読者を選びますか?
カクヨムに作品をUPしたときに考えることは『誰でもいいからたくさん読んで!!』 という祈りだけではないでしょうか?
桃やスモモではない私たちは、少しの縁を自ら手繰り寄せ、フォローをしてフォロバされて小説が読まれることを祈るしかないのです。
*
そうすると何が起きるか?
カクヨムで100人くらいフォロワーができると、宣伝効果が生まれてきます。
通知欄の設定をいじっていなければ、新作や更新、近況ノートなどの通知がフォロワーさんに行きます。
これは、Xと同じような役割を果たします。
同様にXのフォロワーも増やせるといいですね。
Xも、フォロワーの1割くらいが反応してくれれば御の字という気がします。
引用RP(RT)が多い人や、気が合わない人はどんどんミュートされて、フォロワーは新陳代謝されるものと思った方がいいでしょう。
何が言いたいかというと、結論として自分が新作を書いたこと、コンテストに応募していることを知ってもらうためには、繋がっている人への『通知』に頼るしかないということです。
*
もうひとつ☆を増やすためにやったほうががいいことは、他人の作品を読んで感想を書くことです。
別に無理にではなく、書きたいと思った作品に書けばいいだけです。
どうせ、自分が投稿したジャンルの小説のランキングはマメに確認しますよね?
そのときに目についたものを読んでみる。
そして、それが気に入ったなら評価して感想を書く。
普通のことです。
感想を受け取った人は、自分の小説やエッセイを評価してくれた人はどんな人なのか? どんなジャンルを書く人なのか興味が出て読みに来たりします。
気が合えば、評価や感想をくれるかも知れません。
私は、この行為は読み合いや儀礼的なものとは違うと考えています。
だって、どんな人なのか気になってお邪魔した時に、読んだものが相性が合わないものだったら私は黙って通過するだけなので……。
からなず☆を返すという行為とは異なります。
気に入ったら評価する。
これが基本で、当たり前のことですが好みのお話でなかったら無理に評価することはないのです。
(私は、ホラーやハーレムやステータスが何とかというのは苦手なのであまり評価はしてないです💦)
◆◆◆ 要点まとめ ◆◆◆
(1)
・短編の賞をねらいたいなら9千字書いた方がいいよ。
・超短編でも☆を多くもらえれば中間は通るよ。
・評論とか創作論は中間で落とされがちだよ。
・できれば非凡な経験を書いてみよう。
(2)
・☆0でお悩みの人は、フォロー&フォロワーを増やそう。
・カクヨムの「通知」機能が頼りだよ!
・プライドが邪魔してフォローができない人は、少しでも接点のある人からやってみよう。
・気に入った作品に感想や☆を付けるのは、読み合いとは違うよ。
・☆をたくさんもらっても、賞が貰えるかどうかは別だから、PVと感想をもらって楽しんだもん勝ちだよ!
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