機体設定①

 これまで登場した機体の設定です。

 私は絵が描けず、また絵師様に依頼をする金銭的余裕も無いので、機体イメージは既存のロボット作品の機体名を上げさせていただきます。その既存の機体でイメージの補完をお願いします。分からない機体名であれば、お手数ですが、ご自分で検索することをお願いします。



<機体設定>



[機体名]無名

[機体イメージ]イフリート・ナハト

[機体メインカラー]黒

[型式番号]なし

[頭部]デュアルアイ(黄)

[全高]約10m

[重量]約21t

[武装]ショットガン TT用ナイフ チャフグレネード など


 漆黒の装甲を見に纏うユウ専用TT。

 本機はベースが日本製旧式TTの為、機体性能が各国主力TTよりも劣っていた。なので、各部フレームを改良。加えてユウの戦闘スタイルに合わせた性能のアップグレードがされた。

 まず、本機は徹底的な軽量化がされている。その為、機体装甲は薄く、軽量なものへと変更。内蔵火器は機体の重量増加に繋がるので取り除かれ、逆に背部と両脚部にはスラスターが搭載された。

 これにより、本機は現主力のTTに肉薄する程の性能を得ることに成功した。

 しかし機体装甲を薄くした為、装甲強度が弱くなり、よって少しの被弾で致命傷になりかねない機体へとなってしまった。

 なので本機は、敵機の攻撃を全て機体の推進力、運動性能で回避する戦闘スタイルを得意とするユウにしか扱えない機体になってしまった。

 さらに本機には、未だ隠された機能が存在し……






[機体名]アストレア

[機体イメージ]ネロ

[機体メインカラー]白

[型式番号]ZM-08N

[頭部]デュアルアイ(青)

[全高]約12m

[重量]約28t

[武装]マシンガン ロングブレイド シールド など


 ゼーティウス連邦国の主力TT。

 本機は、一般パイロットでも扱えるように扱い易さ重視して開発が進められた。

 本機にはパイロットの技量レベルによって、機体制御の補助を自動で行う特殊な制御コンピュータが搭載されており、これによってどれだけ技量のないパイロットでも、機体性能を最大限発揮できるようになっている。そのため、新米からベテランまで、幅広いパイロット達から高い評価を得ている。

 また、通信性能が非常に優れており、通常仕様でその性能はカララバのガ・ミジック偵察型の通信性能の80%程である。






[機体名]ガ・ミジック

[機体イメージ]ガルム・ロディ

[機体メインカラー]青

[型式番号]MCA-06

[頭部]クワドループル(4つ目)(赤)

[全高]約10m

[重量]約39t

[武装]マシンガン アックス ロケットランチャー 肩部可動式シールド


 カララバ連合首長国の主力TT。

 本機はパイロット保護の為の圧倒的な防御性能をコンセプトに開発が進められた。

 その為、本機の機体装甲は分厚く設定されており、これにより対弾性が非常に高い。しかし、それによる重量増加により推進力、運動性が低下している。なので、総合性能はアストレアより劣っている。それでも、カララバのパイロット達の高い操縦技術により、採用されてから4年もの間、戦線を維持し続けている。






[機体名]アポロン

[機体イメージ]ネロ・トレーナータイプ

[機体メインカラー]赤

[型式番号]ZPE-20

[頭部]デュアルアイ

[全高]12m

[重量]30t

[武装]アサルトライフル 両腕部内蔵ショートソード


 ゼーティウス連邦国が開発した高性能実験機。

 開発にあたりアストレアの生産ラインを利用し、一部アップグレードする形で作られた本機は、アストレアのバリエーションとも言える機体でもある。しかし、面影がある程度で、中身は全くの別物である。

 本機はカララバのガ・ミジックの可動式シールドを参考に、両肩部に燃料タンクが内蔵された可動式バーニアが1基ずつ接続されており、これにより高い推進力を得ることに成功している。

 しかし、両肩部にバーニアがあることよって機体バランスが悪く、操縦するのはベテランパイロットに限られる。






[機体名]アポロン フルグレイス仕様

[機体イメージ]ネロ・トレーナータイプ

[機体メインカラー]紫

[型式番号]ZPE-20F

[頭部]デュアルアイ

[全高]12m

[重量]32t

[武装]セミオート式ライフル 右腕部内蔵ショートソード 左腕部内蔵機関砲


 フルグレイス専用にカスタムされたアポロン。

 さらなる高機動を得るために背部バックパックが大型化。加えて両肩部のバーニアが1基から2基へ増設。これにより元のアポロンを超える推進力を得ることに成功した。

 しかしこれにより機体重量の増加と、元から悪かった機体バランスがさらに悪くなった。加えて、その圧倒的な加速によりパイロットに掛かるGは相当なものであった。

 その為、元となったアポロン以上にパイロットにさらなる操縦技術を求めるTTになってしまった。






[機体名]ゼーティウス製飛行ユニット

[機体イメージ]ベースジャバー(ユニコーンVer.)

[型式番号]F-05

[横幅]8m


 TTを搭載して飛行する航空機。

 本機が開発された経緯として、まずそれ以前に飛行型TTの開発計画があった。しかし、技術的に不可能とされ計画は中止。しばらくは開発が進まなかった。

 話が再び浮上したのはそれから2年後。飛行機能を搭載したTTを開発するのではなく、TTを飛行させる航空機の開発を目的として、計画が再開した。

 それにより完成したのが飛行ユニット。本機は未だに生産数が少なく、一部のエース部隊にのみ配備がされている。






[機体名]無名(6年前)

[機体イメージ]イフリート・ナハト

[機体メインカラー]黒

[型式番号]なし

[頭部]デュアルアイ

[全高]10m

[重量]20t

[武装]TT用ナイフ


 少年兵だったユウを助けた機体。

 本機は一部新規パーツの現在の無名とは違い、その装甲のほとんどがジャンクパーツになっている。

 スラスターも現在のものよりも低性能なものの為、現在の無名よりも性能が低い。

 しかし、パイロットの圧倒的技術力によりその性能をカバーし、当時の最新鋭機を圧倒した。

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