第4話 梅の花が咲く季節は出会い(4)
だって神さまのように麗しい少年は多分?
小学校卒業したばかりの私よりも一つか、二つは年上の中学生の少年だと。
私自身は思うから。
彼に対して私は敬語で丁寧に。
私は大変に柔らかく。
頷きながら。
麗しい少年と同意見で。
彼の気持ちに共感できると告げたのだ。
それも私自身。
自分の顔の頬と耳を。
この辺りに満開に咲く。
桃の花弁達のように桃色に染めながら。
私は照れ恥ずかしそうに告げ。
その後、私の前に現れた。
それも本当に天界。
桃源郷から降臨をしたのではないか? と思われるほどの美少年と私は。
これと言った会話をする訳でもなく。
只二人揃ってね。
「本当に桃の花は綺麗だね」
「えぇ、本当ですよね……」
「君は初めてここ、この河川敷公園で桃の花を見るのかな?」
「はい。初めて……と言うか? 両親の運転する車の中から何度か、桃の花を見たことはありますが。自身の足……。自転車で、この公園を走行させんながら桃の花が、満開に咲く様子を見るのは初めてです」
「そうなんだ?」
「はい。そうです」と。
私は神さま、仏さまのように麗しい。
年上の少年との会話……。
世間話と言う奴を。
この後も仲良く続けたのだった。
◇◇◇
(お願い)
レヴュー・星・感想・ハート等を軽い気持ちで頂けると励みになりますのでよろしくお願いしますm(_ _"m)
(2)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます