カイラ は 知能が 1上がった

「今日はいい天気ですよね〜」

「…そうだな」

俺は庭を散歩していて気がついた

シルク…吸血鬼だよな…?…と

「そういえば、お前って…吸血鬼だよな…?」

「?はい、そうですが……」

「太陽とかって…平気…なのか?」

「?私は平気ですよ、まぁ…平気じゃない吸血鬼もいますけど…」

吸血鬼によっても色々あるんだな、と思った

「っ…ちょっと寒いな…そろそろ屋敷に戻るか…」

「はい、そうですね」

そうして、俺とシルクは屋敷へと戻って行った

__

「はぁ……あったけぇ…」

俺とシルクは屋敷の中のリビングに入り、暖をとっていた

「そうですねぇ…」

「いやぁ…今日はマジで寒い…」

「ふむ…なら、暖かいものを用意いたしましょうか?」

「お、ありがとうな」

「いえいえ」

すると、シルクは厨房へと向かって行った

「……変なものが入っていませんように…」

俺はただ、そうやって願いながら待つことしか出来なかった

「完成しましたよ〜」

願っている間、シルクがミルクティーを持って来ていた

「あ、ありがとう…」

俺は内心、不安に思いながらもカップを貰った

「……」

匂いに異常はない、色も大丈夫…怪しいところは…な、いのか?

ええい!やけくそだぁ!

ゴクンッと俺はミルクティーを飲んだ

「…味も、大丈夫…だと?」

「何を警戒しているんですか?これには何も入れていませんよ♡」

「そ、うか…」

内心、怪しいままだが…大丈夫かと思った

「…ご馳走様、ありがとな」

そう言い、俺はシルクの頭を撫でてやった

「!えへへ…ありがとうございます、カイラ様…♡」

うん、俺まずいことしたな…シルクの目にハートが見える…(気がするだけ)

「じゃあ、俺は部屋に戻るな」

「はい、かしこまりました!」

俺は逃げる様に部屋へと戻って行った

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る