第5話 幕開け


 俺は、夢を見ていた。

とても懐かしい夢である。

家族と一緒に行った、旅行の夢である。

しかし、突如、火が出て、全てを消し去った!!

「うぁーーーーーー」

そうだ、もう家族は、いないんだ。

確か、仇が現れて、そして、ダメだ、思い出せない..

1回、落ち着こう。

俺は、深呼吸をして、当たりを見回す。

「病院、多分、白衣さんが、ここまで連れてきてくれたのか?」

そんな時に。

「おーい!」

と白衣さんが話しかけてきた。

「あ、白衣さん、どうも」

とできるだけ、明るい声で話しかけた

「赤星、大丈夫、では無いよな、すまん、俺がもう少し早く着いていれば...」

と言って、白衣さんは、頭を下げた。

「頭をあげてください、あなたがいなければ、私の命もありせんでした、」

「そうか、そう言って貰えると助かるよ」

と白衣さんは一呼吸して、真剣な眼差しで、こちらを見てきた。

「 さて、ここに来たのには、お見舞いともうひとつある。それは、勧誘だ」

?俺は、首を曲げる

「簡単に言えば、君は、力をあの窮地にたち、獲得した。さらに、君は、住むところも無くなった、だから、勧誘しに来た。」

「どこに?」

と俺は、聞いた

「僕が、務めてる、力を扱うためにある学校、かつて、初代様が作られたという、ムーン高等学校」

俺は、とても内心驚いている。

この日本に、力を学ぶ高校は10あるが、その中でも、頭ひとつ抜けてる、超エリート学校だからだ。

「俺みたいな、雑魚は、及びでは、ないですよ」

しかし、

「だったら、誘ったりしないさ、君だから、いいと僕が思ったから、誘っている。」

俺は、嬉しかった。

「君は、復讐がしたいかい?」

「いいえ、私は、復讐者になりたいです」

「なるほど、理解した、歓迎するよ、ムーン高等学校へ」



 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る