真白なる巨きな立体落ちてくる 騎士は夜の淵を攪拌する

真白なる巨きな立体キューブ落ちてくる 騎士は夜の淵を攪拌する


 コーヒーに角砂糖を入れたことがない。子供のころはコーヒーカップを並べた食器棚に真っ白な角砂糖を入れたシュガーポットが置いてあった。両親はコーヒーに必ず砂糖を入れていたが、その後コーヒーメーカーを買って日常的にコーヒーを飲むようになったらだんだんストレートコーヒーで飲むようになってしまった。

 キューブは角砂糖、夜の淵とはコーヒーの液体。蟻の目線で見たら、午後のひとときはこんな奇妙な風景かもしれない。騎士knightnightは同音異義語からの類想。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る