エピローグ
キーンコーンカーンコーン
「はい授業はここまで。次、体育だから遅れないようにな」
「はーーい」
「タカシ、朝の続きのカプモンカード、やろうぜ。」
「ええ〜、アキラ早くいかないと、僕着替えるの遅いし」
「大丈夫だって、さああのままとってあるから早くやろうぜ」
「もう」
いつもの日常が戻った。 俺たちは異世界に行っていた。異世界だったので、各人にスキルがありこっちの世界では考えられないような力が与えられた。その力によって、戦争に駆り出された。
いくつかの戦いのあとに大きな戦争があり、そこにいるみんな総出で戦った。例の爺さんも召集されていた。
そこで爺さんは命を落とした。そのあと俺たちは不思議な光に包まれて、気がついたらいつもの教室に戻っていた。全員無事だった。だけどみんな気を失っていて目が覚めたときは夢を見たあとのような気分だった。
俺も記憶が曖昧だが、ふと思い出すことがある。
「あ、タカシ水カプモンできたな。じゃあ、雷で対抗だぁ」
「ああーもう負けちゃった」
「さあ、早く体育行こう。あ、アキラ算数の宿題やってきた?」
「ああ〜、あれ今日までだっけ、、、忘れてたな」
「じゃあ体育のあと早めに着替えて、やらないとね」
「はあ、宿題やだな〜 宿題がない世界に行きたい。」
ああ〜あの爺さんのせいでとんでもない経験したけど、異世界は異世界で楽しかったなあ。
「それは無理だわ。むしろこれから中学生になったら宿題たくさん出るわよ」
「なんだよヒトミ、まったく可愛くないな」
「そういえばヒトミ、モデルとかには応募したのか?」
「え?なんで、あんた私がモデル志望だってしってるのよ?」
え、え、え、あれ〜なんでだっけ
「ちょっと、なんで知ってんのよ、ちょっと、待ちなさいよ」
「タカシ、委員長〜〜もう二人とも、そっちグランドじゃないよ」
(了)
カードゲーム好きの小5男子が異世界で軍師になっちゃった!? 青木タンジ @sakaaaaaan
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