HAPPINESS ENDS

みんなで幸せになることってできるのかな

なんだかんだ言って幸せは作るもので

作るためには何かを持ってこなくちゃで

つまりどこからか何かがなくなること


自分にとっての最善の結果が

誰かにとっての最悪の結果に


“みんな毎日をのんびりと過ごしていけばいいんだ

そうすれば幸せでいられるから”

でもそういうわけにもいかないんだ

あなたが変わらないままでいたくても

世界の方はそうじゃない


いつまでも幸せでいたい

いつまでもこのままでいたい

でもいくら頑張ってもダメな時はダメになる

あなたが感じている今の幸せを

壊したいと思っている人は必ずいる


どんなに気を遣いながら生きていても

必ずどこかで誰かを傷つけている

あなたに殺意を抱いている人間は必ずいる


人と関わる、ということは

傷ついて傷つける、ということだ

それは愛と共に、慈しみと背中合わせに

必ず誰かを攻撃している


喜怒哀楽は全て人を傷つける危険性を秘めている

そこに笑いが起こることで誰かが泣くかもしれない

あなたの喜劇のすぐそばに誰かの悲劇がある


いつか幸せは終わる

それはたぶんひとりでにではなく

他の誰かの手によって終わらせられる

そしてその時になってようやく

自分の幸せが他人の不幸せの上に成り立っていたのだと知る

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