私の『心』がなくなっていく……

高校2年生の瑞樹は優等生を演じたきた。親にも友達にも気をつかい、嫌われないように努めてきた。だが、些細な事で口論になったしまい友達に拒絶された瑞樹はショックのあまり倒れてしまう。
目が覚めると、相手の顔に色が付いていた。他人の感情の変化が『色』として判別できるようになっていたのだ。
他者に気にしすぎるせいで自分を押し殺してしまう瑞樹は、自分の『心』を保てるのか!?