第6話 intersection

また5年が経ち私は24歳になった

2年前にアパレルショップの店員として働き始めた

去年にはモルと結婚して、来年の2月頃には子供が、あなたが生まれる

最初にも書いたけれどどうだったかしら?私たちの物語は


パタン


ふ~、やっと書き終わったわね

もう思い出したくないわ、たまに黒歴史が出てくるからほんとにいやだわ

えーっと今日はモルと外食するんだったわよね

ちょうどいいしこの本読んでもらおうかしら

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


モルどこかしら?えーっと集合場所はここら辺だったはずだけど

軍隊経験からか分からないけれ、認識しにくいのよね


「だーれでしょう」

「ひゃぁ、もうモルびっくりした」

「ふふふ、良い悲鳴ですね」

「もうモル!.....ふふ、ふふふふ、くふ」

「どうしたんですか?」

「さっきね、私たちの出会いから今までの話を書き終わったところなんだけど、最初の方は全然ふざけてくれなかったなと思って」

「そうですね。懐かしいですねあの時は、子供とどう接したらいいのか分からなかったですよ」

「そんなあなたもこれからパパにな」


「いたぞ!モルセラだ!」

「いけいけ仲間の仇!」


パン、パン、パン


「ぐふ、ごほ.....これは....ダメそうですね」

「えっ、ねぇ、ちょっと待ってよ、モル!モル!」

「お腹の子、よろしくお願いしますね。スカリィ」

「ねぇねぇねぇねぇ返事してよ!返事してよ!」



モルセラが死んだと分かった瞬間、私から光が無くなったと思った

奪われた、また目の前で、大切な人が死んだもう嫌だなんで私の大切な人が家族がもう嫌だめだめだめだめだめ死んだ死んだ死んだしんだしんだしんだしんだしんだ.........死んだ


「蟋峨&繧薙?√d縺」縺ィ莨壹∴縺溘??√d縺!」


誰かだ抱き着いてきた、どうでもいいどうでも

もう.....いい........



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