第2話 怖い
「は?え?ちょっとまって?どういうこと?というか誰あなた?」
「まぁまぁ落ち着いて、一個ずつ答えていくから、まずは私の名前だね、 私の名前はモルセラ・クロセイル」
「モルセラ・クロセイル?」
「そうそう!モルセラ!モルセラ!親しみを込めてモルって読んでね!」
怖い、ほんとに怖い、何こいつ感情を抑えるネジどっかにやったんじゃないの?
「次になんで君を迎えに来たのかだけどね、君のお母さんの遺言なんだ」
遺言?しかもお母さん?もし死んでしまったら私を育てろって感じのやつ?
存在といい言動といい本当にわからないわねこいつ
ドンッ‼
スーツケース?中には何が入って......?
「ということで連れ帰っていいですよね?院長?」
「あぁ、好きにしてくれ」
いやいやこんなあっさりでいいの?仮にも子供の引き渡しよ?
「さぁさぁ許可も下りたし早速行こうか、新しい我が家へ」
うん、全部怖い
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます