第47話強すぎませんか?
エクシア・アクアート
【族】人間
体力:8300/8300
魔力値:970000/970000
攻撃力:4500
防御力:3250
素早さ:2800
賢さ:1800
【適性武器】大剣 剣 槍 短剣
【属性】氷 火 水 光 空間
【習得可能魔法】最上級:ブリザード
上級:氷、水、光、空間属性
【???】???
【称号】Zランク冒険者 、(表示不可)
ファミリーネームがアクアートだと初めて知った。どこかで聞いたことがあるような…?
今は考えつかないからやめておこう。
それにしても基礎的な能力が高い。さすがエクシア姉さんだと思った。
僕は紙に書いてエクシア姉さんに渡す。
「ありがとうカズヤ。攻撃力が結構高いね…」
「属性が5つもあるのはすごいな。俺ほどではないが適性武器も豊富だ」
「うわ〜上から目線だと嫌われるよ?」
「う、うるさい!あくまでもアドバイスしているだけで…」
お父さんの慌てようがちょっと面白い。
「ブリザードが使えるようになるのですね」
「多分氷が私の中では得意だから使えるんだと思う」
「この表示不可っていうのはなんじゃ?」
「それは本人の強い意志によって鑑定者は見ることを阻害されているっていうことだ。あまり称号では見ないな」
称号はその人の地位を表しているから別に見られて困るものなんてないと思うんだけど…
とエクシア姉さんを見ると、少しほっとしている様子だった。
僕は姉さんの意志を尊重したいからこれ以上何も言わない。
「次は私のをお願いします」
「分かった」
マナ・メナスタシア
【族】エルフ
体力:6950/6950
魔力:1300000/1300000
攻撃力:3350
防御力:3000
素早さ:2150
賢さ:3100
【適性武器】弓 剣
【属性】水 火 木 土 光 空間
【習得可能魔法】最上級:アクアボール
【???】???
【称号】王族 森を愛する者 賢者
僕は書いてマナ姉さんに渡す。
こうして見ると姉さん達、能力値が高い。
僕より攻撃力が単純に高い。
エクシア姉さんに関しては倍だ。
「魔力値がカズヤに勝てませんね…」
「え?」
僕はもう1回自分を鑑定する
「本当だ」
僕姉さん達より魔力値が高い。
「そこがカズヤの強みかもしれないな」
「ああ、攻撃力が少ないのは心もとないが魔力で補えられる」
「賢者っていうのは何?」
「上級魔法まで全て覚えている人に与えられる称号だな」
「マナ姉さんすごい!」
「マナ、照れておるでない」
「て、照れたなんかいません!嬉しかっただけで…」
「主様、最後はわらわの鑑定をしてくれぬか?」
「うん分かった!」
美琴・花曇
うん?
「あれ?お父さん」
「どうした」
「何で漢字で映ってるの?」
「妖狐族は漢字が使えるぞ」
「じゃあ石碑に刻まれた文字って…」
「まぁこの世界では妖狐族なら分かるな。」
少し僕の名推理が外れていたと思うとちょっと恥ずかしい。
前世だけじゃないんだ漢字。
改めて鑑定する。
美琴・花曇
【族】妖狐
体力:8250/8250
魔力値:1000/1000
攻撃力:4350
防御力:3700
素早さ:3000
賢さ:2350
【適性武器】刀 剣 大剣
【属性】なし
【習得可能魔法】 なし
【???】???
【称号】 流派師範代 妖術を極める者 商人
魔力が1000…?
どういうこと…?
とりあえず僕は書いて渡す。
「あれ?魔力が1000しかないよミコト」
「妖術は魔力を介さないからのう。多分魔力は一般人と変わらん」
「妖狐族は鑑定したらだいたいこんな感じにみんななる。」
「ミコト姉さん」
「なんじゃ主様」
「この流派師範代っていうのは何?」
「ああ、それはじゃな…わらわは自分の国にいた時は流派の1番上にいたからそう呼ばれておる」
1番偉いっていうこと…?
「よし!一通り使えるな?最後はお父さんに使ってみるか?」
「うん。やってみる」
タクヤ・シラトリ
【族】人
体力:20000/20000
魔力値:5270000/5270000
攻撃力:12300
防御力:9800
素早さ:8400
賢さ:3500
【適性武器】全
【属性】全
【習得可能魔法】なし
【習得済み】最上級:ファイアエレメント アクアボール メテオ ブリザード サンダー
【称号】勇者 世界を見る者 最強を超える者
これが勇者のステータス…。
強すぎませんか?
《前回と今回は鑑定するだけでしたが次回からはちゃんと物語進みます!》
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