第46話自分を知るっていうのは大事
《最後にご報告がありますが暗めの内容で本編とは関係ないためスキップして頂いても構いません。》
「鑑定なんて聞いたことがありませんが…?」
「ああ、だって最上級魔法だからな。ちょっと待ってろ」
お父さんは奥の部屋から1冊の本を持ってきた。
「この魔導書には最上級魔法のことについて書いてある。多分この世界で最上級魔法を使えるのは…俺の推測では3人しかいない」
「え?」
「伝説の魔法だからな。そしてこの本は世界に4つしかない。そいつらと俺が1冊ずつ同じのを持っている」
「そんなの…複製して多くの人に伝えればみんな使えるようになるんじゃあ…」
「エクシアの意見は半分当たってる。魔導書は魔法の解説が書かれているわけだから、理解して実践すれば使える。が、最上級魔法は1人1属性しか扱えない。それに適性なやつがものすごく少ない。」
「じゃあ僕は鑑定しか使えないってこと?」
便利ではあるけど強さには直結しないから少し残念な気持ちでいると…
「いや、カズヤは別だ」
「え?」
「試しに自分に鑑定を使ってみろ」
「そんな簡単に使えるの?」
「自分を客観視するイメージで」
「タクヤは曖昧だな」
とりあえず僕は目を閉じ、やってみることにした。
「最上級魔法は魔法の原点に戻る。鑑定は空間魔法の最上級だ。空間を本質的に…」
「うわぁ!」
僕は突然見えたものにびっくりして尻もちをついた。
「できたよ!」
「おー!さすが俺の息子!ステータスボードが目の前にあるか?」
これ、ステータスボードって言うんだ。
僕は自分のステータスを見る。
カズヤ・「不明」
【族】人間
体力:6700/6700
魔力値:1500000/1500000
攻撃力:2250
防御力:1200
素早さ:3000
賢さ:1750
【適性武器】短剣(二刀流)、剣
【適性属性】全
【習得可能】最上級:ファイアエレメント、アクアボール、ブリザード、メテオバースト
上級:… (少し多いので省略)
多重詠唱×6
【習得済み】最上級:鑑定
上級:…
中級:全属性
初級:全属性
多重詠唱×3
【称号】神から愛されしもの 転生者
すごい…中級魔法全部覚えてる。しかも最上級の適性が4つもある。
「すごいよ父さん!僕4つもある!」
「だな。良かったな」
と頭をガシガシ撫でられる。
「適正武器は短剣の二刀流か。珍しいな。それに多重詠唱まで…」
「結構前から使ってるよ」
「最上級を多重詠唱は…今の魔力じゃあきついな」
「どれくらいあればいいの?」
「200万は欲しいな」
まぁ最上級の多重詠唱なんて夢のまた夢だ。
「ねぇ親子二人で話してないで私達のも鑑定してよ!「」
とカーシャ姉さんが言う。
「いいよ!」
「どれどれ俺も見てみるか」
僕とお父さんは姉さん達を鑑定した。
カーシャ・フラッド
【族】獣人
体力:9600/9600
魔力値:1030000/1030000
攻撃力:3020
防御力:2700
素早さ:2500
賢さ:950
【適性武器】体術、槍
【適性属性】火、木、空間
【習得可能】最上級:フォレスターインパクト
【???】???
【称号】竜騎士
「あれ?習得済みなのが見えない…?」
「他人のは何故か見えないんだ。まぁ手の内を知れるのはそう簡単にいかないってことだ」
「で、どう?私のステータス」
「ちょっと待って。書き起こしてみる」
と洋紙にカーシャ姉さんのステータスを書く。
「わーすごい!私のステータスだ!」
僕、魔力値と素早さ、賢さ以外負けちゃってる…。
やっぱり数値で見ると姉さんのすごさがひしひしと分かるよ。
「賢さ950って…」
「馬鹿ってことじゃのう」
「馬鹿じゃないし!」
とポカポカミコト姉さんを叩いている。
他の姉さん達も知りたくなってきた。
「エクシア姉さんのステータスも見せて欲しいな」
「え!?私の!?う、うーん。まぁステータスには載らないよね…?多分いいよ?」
「本当にいいの?」
僕は姉さんの嫌がることはあまりしたくないから少し不安になる。
「大丈夫大丈夫!全然見ちゃっていいよ〜?」
「それなら…」
僕はエクシア姉さんのステータスを見ることにした。
《ステータス書くの結構時間かかりますね…初めてこういうの書くのでアドバイスあればコメントまでお願いしますm(_ _)m》
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ご報告:最近微熱が収まらず、病院に行ったところ慢性的疲労症候群と言われました。
最近友達関係も上手くいってないので精神的にかなりきつくて身体的にも勉強やバイト、部活で溜め込んじゃったみたいです。
医者には高校生のする量ではないと言われちゃいました…。
4日間何もしない休みを取らせていただいたので少し安定しましたがきつい感じがします。最近pvが増えて嬉しいので投稿は楽しくやれています。
長くなりましたが急に休んでしまうことがあるということを知っていただければ幸いですm(_ _)m
※同様のことを近況ノートにもあげていますができるだけ読んでくださる方知っていただきたく書きました。暗めの内容で不愉快にさせてしまった方につきましては申し訳ありません<(_ _)>
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