第3話
尾瀬から帰って1週間が経った、ラインを開くとメールが入っていた。尾瀬であったスレンダーな彼女からだ。メールには自分の名前や住まい、休日のことが書いてあり、都合が合えばまたお会いしませんかという内容だった。彼女の住まいは埼玉で、会社は都内だということだった。意外と私の家から近いところに住んでいた。彼女の住んでいる町は車で40分くらいだ。私はすかさず了解の返事を出した。
数日後、返事があり日時と場所が書いてあった。彼女が指定した場所は意外なところだった。群馬県のF市の郊外にある小さなログハウスのカフェだった。
偶然にも私は一度寄ったことのある店だった。
彼女は淡いブルーのポロシャツにジーンズ姿で、白い4駆のワゴンを運転してあらわれた。私たちは再開をよろこびテーブルに向かい会った。
尾瀬で出会ったときは連れとの兼ね合いもあったので話はあまり進まなかったが2人になったら波長が合うせいか色々な話で盛り上がった。
私たちは1時間くらい話すと、また都合がついたらラインをするということで別れた。
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