第4話のおまる
3歳になった時のこと
子供だからだろうか、もうそろそろこの世界の言葉も色々理解出来てきた。親の言葉は今まで所々しか聞こえなかったんだから中々の成果では無いだろうか。
ん?クロードさんっていうか父親が近づいてきたぞ?
「ヴィオリカ、外にお出かけしたくないか?ちょっといい所に連れてってやろう」
いい所とはなんなのだろうか?今まで1回も外に出ずに本ばっか読んでたからな。この世界の本は興味を引くものが多くて、大変面白かった。でも、歩けるようになったばっかの時の探検で発見したスクロールは結局読めなかった。何か素質とか、魔法文字てきなのがあるのかなぁ?
とりあえず
「うん!分かった!外に行ってみたい!」
冷静に見えたか?達観しているようにみえたか?否ッ!!実は外にめっちゃ行ってみたい!!
「ヴィオが寝てる時に何回か外に連れてったけど、さすがに覚えてないもんな。ご近所の人にお前の事自慢しまくったよ。」
「貴方、ヴィオリカちゃん、そろそろ時間ですよ」
ロザートさんって言うか母親が言う。何の時間なのだろうか?異世界転生物のテンプレで言うと、能力の鑑定とかだろうか?
「それもそうだな、そろそろ行こうヴィオ、ロザート」
「早く行こうよ!ロザート母さん!」
外に行く時はクロードさんが抱えてくれた。クロードが扉を開けるとそこには・・・
「うわッッ眩じぃ!」
「ハハッ、そうかそうかぁヴィオは外に出ずにずっと本を見てたからな。」
外の眩しさにも慣れてきて、外の光景を眺め、目に焼き付けいると・・・
何だここは?ライブ会場みたいな雰囲気かもしだしてる。父さんが俺をおんぶしながら、近づくと、そこには神父?のような人がいた。恰幅はよく、サンタ見たいなお髭や、その優しそうな柔和な顔つき、神父の暑そうな服を来てて、汗が出てるのにある謎の清潔感。要約すると、絶対いい人やろこの人!ってことだ。
ん?神父さんが何かマイクのような物を持っているぞ?
「さぁて皆さん!!いよいよ始まりました!新世代の宝である子供たちの能力鑑定の時間ですよー!!!皆さん!盛大な拍手をー!!」
その瞬間大衆から8888888と、拍手が送られた。自分もつられて、思わず拍手してしまう。
ていうか、やっぱりマイクだったな、転生前に1度ライブに言ったことがあるが、この中世じみた世界にマイクがあるのか、やっぱり魔道具てきな?
「すいませんが、能力鑑定をするには、事前に申請なさるか、この場で申請なさって下さい!
それでは、事前に申請なさった方から、列にお並び下さい!」
父さん含め、子連れの保護者が次々と列にならんでいく。
お!早速鑑定しているようだ。神父の後方にある白い所に、プロジェクターのようのなもので鑑定結果が写し出されている。ん?すごいな!!職業が剣豪で、ステータスは・・・他の人のを知らないから、比べようがないな、件の子供が『よっしゃー!!』と叫んでいる。
お、次に行くようだ。次の子は、剣士見習いのようだ。ステータスを見て、先程の子供と比較すると、先程の子供の凄さが分かるな。
次、次と神父が鑑定していく、
『神父』、『弓使い』、『考古学者』、『魔法使い見習い』、『聖職者見習い』、『戦士』 『調剤師』、『魔道具士見習い』、『騎士見習い』、『冒険家』
さて、次は僕の出番のようだ。
ヴィオリカ・シャトーカノン
年齢3歳
生年月日.1501年.10月21日金曜日
種族 人間
レベル 1
職業 メイン 「????見習い」
サブ 「 」
サブ 「 」
サブ 「 」
ステータス
HP 150
MP 300
STR 125
VIT 100
DEX 130
AGI 125
INT 200
Luck 200
職業スキル 魔鬼混合
魔スキル 魔術 魔法 魔力活用 魔力視 魔法言語
鬼スキル 鬼化 鬼技 鬼術 鬼気活用 鬼気視 鬼言語 夜叉 鬼門 清浄 自我理性 仙技 仙術 仙気活用 仙気視
汎用スキル 身体能力上昇 五感上昇 軽足 夜視 隠れ身 音感知 熱感知 自円領 声拡散 剣技 剣術
ふむ、ステータスは大体平均よりちょっと下で、職業だが魔統鬼仙見習いって意味わからんな。それに両親は鬼じゃない。しかも、俺も種族は鬼では無い。もしかして激レア職業?
スキルはめっちゃ多いな。他の人は多くて10個やったぞ。
纏めると、器用貧乏的な?ステータスも職業に関する所だけちょっと高い。スキルも多く、何でも出来る。
これぐらいしか分析出来ないから、とりあえずパピーに聞いてみよう
「お父さん、これどうなの?」
「ヴィオはお母さんとお父さんを、ちょうどどちらとも引き継いでるような感じだぞ。だけど、ステータスは、そこそこって感じかな?」
更に、母さんが補足をする
「ヴィオリカちゃんは、他の人よりも選べるサブ職業が2つ多くて、その分得られるスキルや、ステータスの伸びもすごいわよ、だからステータスは気にする事ないよ。」
と優しく言う
「なるほど、じゃあ職業は?」
「職業は、私の鬼仙帝と、クロードの魔統公を引き継いでるわね。成長が楽しみだよ。」
「ふーん」
そういえば、どっかの本で、職業は親の遺伝で引き継がれる場合が多いと聞いたような。俺には職業がなんなのか見えないけどな。
「さて、ヴィオ、ロザート、そろそろ帰ろうか、家に帰ったら、父さん母さんみたいに強くなる為に、訓練するぞ。」
後書き的な
父 クロード
容姿端麗で長髪で黒髪で黒色の目をしている。 長髪をスタイリッシュにポニテにしている。
クロードは×××××××でめっちゃつよい。酒は普通に飲めるぐらい。照れ屋さん
一応××
母 ロザート
桃色の髪でボブ、水色の目をしている
クロードとおなじく×××××××でつおい。つよつよ
酒もつおい。つよつよ。なにがとは言わんが。
クロードさんと同じくこちらもワインの名前をそれとなくつかいました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます