第12回「電子タバコ」

 カートリッジに封入された液体を噴霧器で霧状にして吸引する、紙巻きタバコの代用品。→加熱式タバコ

(小学館『デジタル大辞泉』)


 葉巻やパイプ、水タバコは、映画や漫画などでキャラクターを立たせるための小道具として見かける。しかし、電子タバコは見たことが無い。新しいからなのか、どこか格好悪いというイメージがあるからなのか。


 友達のタバコを一本貰って初めて吸ったときの第一印象は「お線香」(確かキャメルという銘柄だった)。むせてまともに吸えたものではなかったし、こんなものを好む人の気持ちが分からなかった。

 しかしなんとなく再挑戦してみたくなって、コンビニで適当な番号を言って買い求めた(メビウスだった)。すると、もうむせることはないし、心なしかおいしく感じてくる。これはもしかしてハマってしまうか?金の心配をしなきゃいけなくなるか?と不安になってきた。が、吸ったあと口内に苦い臭いが長く残って、つまり後味が悪かったので、幸いもう吸わないだろう。

 当の電子タバコがどうなのか知らないが、万が一ハマったらよくなさそうなので吸わないでおく。


 

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