第9回「備長炭」

 びんちょうずみ

 和歌山県で産する良質の炭。ウバメガシを材料とし、火力が強く、炎も出ず、灰も少ない。元禄年間(1688~1704)に田辺の備中屋長左衛門(一説に備後屋長右衛門)が創製。びんちょうたん。

(小学館『デジタル大辞泉』)


 初めて知らない単語が出てきた。

 木炭は木炭としか認識したことがなく、産地によって質が違うなど考えもしなかった。

 私は、スマホのホーム画像を、ネットで拾った黒い板の画像に設定している。暗いところで開いても眩しくないよう黒系の色にしたいのだが、木目があるとただの真っ黒よりもなぜか落ち着く。あれもよく見ると木炭だ。

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