第5回「社交ダンス」
男女二人が一組になって音楽に合わせて踊るダンス。ワルツ・タンゴ・フォックストロット・ルンバなどの踊り方がある。ソーシャルダンス。ソシアルダンス。(『デジタル大辞泉』)
洋画ではよく社交ダンスのシーンが出てくるが、私にはまったく別次元のできごとに思える。Kawaii Future Bass系のクラブにはよく行くので踊る機会自体はあるのだが、社交ダンスなどは一生することがないだろう。
映画『ダークナイトライジング』で、主人公とヒロインが社交ダンスを踊っている後ろで、一人でリズムを取って踊っている紳士がいた。彼を少し可哀想に思いながらも「そういう楽しみ方もあるんだ」と驚いたのを覚えている。
最近見たインド映画『RRR』では、ナートゥのシーンが最も好きだ。二人の主人公・ビームとラーマが、イギリス人の社交ダンスパーティで、テルグ語楽曲ナートゥ・ナートゥに合わせて踊るミュージカルシーンである。最後には大勢のイギリス人たちも巻き込んで砂埃を巻き上げ、誰が最後まで踊っていられるかの勝負になる。典型的な社交ダンスとはまるで違うが、これもまた「社交」である。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます