第158話 切り札ラッシュ!
「――ッ!?!?!?」
あろうことか魔法装備封じを無視して体内からバフ装備を発動させたカリンの全身を覆う異次元の魔力。そして凝縮していく凄まじい力に、猫屋敷忍の全身から汗が噴き出していた。
先ほどまでとは隔絶した身体能力を得ただろうカリンが、とてつもない一撃を放とうとしているのだ。
(いや……けどむしろこれはチャンス! この魔力から放たれる威力は予想がつく! そしてどれだけ強力な一撃であろうと、来るとわかっていれば凌ぐことは可能です!)
この見るからに気合いのこもった一撃はどう考えても渾身。強力なぶん技後硬直の隙も相応だろう。そしてこの巨人は超回復を軸に高い耐久力を誇る奈落級。
受けに徹すれば技を凌ぐと同時に反撃することは可能。
勝利を確信した一瞬はさしもの山田カリンも防御に意識を回せないだろう。
ならば――強化された身体能力でちょろちょろ動かれる前にその必殺を受け潰す!
「それでは行きますわよ……! わたくしがいま放てるお優雅の極地がひとつ!」
さあ来い! その必殺を受けきり、勝利を確信した瞬間をひねり潰してやる!
と猫屋敷忍がカウンターを念頭に渾身の防御を固めた――次の瞬間。
「
「――――――――――――――――――――――――――――――」
猫屋敷の視界がねじ曲がり――その判断が完全なる間違いだったと思い知らされた。
ドッッッッッッッッッ!!! ゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオン!!!!!!!!!
「――――――――――――――――――――――ッ!?!?!?!?!?」
否。正確には思い知る時間さえろくになかった。
凄まじい速度で突っ込んできたカリンの放った9つ同時の一撃が守りに専念した巨人の両腕を消し飛ばし、カウンターはおろか悲鳴をあげることすらできない速度でその巨体をぶっ飛ばしていたのだ。
――ダンジョンアライブ屈指の人気キャラクター、鬼龍院セツナの修める〈鬼龍院拳術〉にはいくつかの奥義がある。それは鬼龍院家の歴代当主が自らの到達した拳技の極地をのちの当主へ連綿と伝えてきたもの。そして次期当主であるセツナにもその歴代極技が継承されており、作中では彼女を象徴する必殺技として度々披露されていた。
そしてそのなかのひとつが――第九の奥義、九重紅葉。
9つの打撃をほぼ同時に一箇所へ叩き込み、ただ9回連続で殴るだけでは決して到達できない爆発的な破壊力を生み出す荒技である。
その挙動や設定は完全なるフィクション。少年漫画にふさわしいハッタリとケレン味を重視して作られた空想の産物だ。だがもし……その
ダンジョンの出現によって既存の
「「――――ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」」
なんだ!? 複数の衝撃を同時に叩き込まれたような!? ゲンサクサイゲン!? あの魔力でここまでの威力になるはずが!? なにがどうなっ――ドゴシャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
走馬灯めいた意識の加速をもってしてもろくに思考がまとまらないまま、
先ほどカリンがそうなったように――いやそれよりも遥かに激しく吹き飛び、全身の骨と内臓がぐちゃぐちゃに砕け散るような衝撃とともにダンジョン壁に激突。壁が爆散して生じた無数の瓦礫に押しつぶされた。
そのデタラメな一撃に、遅れて爆発するのはコメント欄だ。
〝うわあああああああああああああ!? なんだあああああああああああああ!?〟
〝!? またお嬢様がぶっ飛ばされた!?〟
〝いやアレ巨人がぶっ飛ばされてダウンしてんぞおおおおおおおおおおお!?〟
〝お嬢様がなんかわけわからんオーラ放ち始めたと思ったら巨人がすげぇ勢いでぶっ飛んだあああああ!?〟
〝ぶっ飛んだどころか両腕消し飛んでねえ!?〟
〝推定奈落級のバケモンがダンジョン壁にめり込んでぐっちゃぐちゃになってるうううううう!?〟
〝なんかいま空間がねじ曲がってなかったか!?〟
〝なんだいまの威力YABEEEEEEEEEEEEEEEEE!?〟
〝は!? てかお嬢様いまなんつってた!? 原作再現!?〟
〝九重紅葉つってたかいま!?〟
〝セツナ様の必殺技やんけ!?!?!?!?〟
〝どういうこと!?〟
〝ココノエノキワミ、アッー!?!?〟
〝は!? まさか九重の一撃を再現した……ってコト!? 漫画の技を!?〟
〝い、いやいくらお嬢様がお嬢様つってもさすがに名前だけやろ!?〟
〝@motimotimotimoti:うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?〟
〝@motimotimotimoti:いま隣にいる編集さんが本当に9つ同時の一撃になってるって!?!? 本物の九重紅葉だああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?〟
〝!?!?!?〟
〝は!? なんだこの絶叫って思ったら原作者のお墨付き!?!?!?!?!?〟
〝うせやろ!?〟
〝たまご先生が壊れた!?〟
〝いやそりゃ壊れるだろこんなもん!?〟
〝視聴者とたまご先生の脳はもうボロボロ〟
〝マジで再現してんの!? 少年漫画の技を!? 冗談だろ!?〟
〝いやでもこの威力はそんぐらいやってるとしか……〟
〝@Captain pizza:HAHAHA……〟
〝ピザニキが驚くの通り越して引いとるやんけ!?〟
〝深淵経験者疑惑の出てるピザニキもこの反応って……!?〟
〝ヤベェ実力者疑惑あるピザニキもこれにはドン引き(n回目)〟
〝いや実力者ほどビビるやろこれぇ!?〟
〝なにがあってもいいようカリンお嬢様の配信をチェックしてる地上の荒川ダンジョン包囲部隊が騒然としている模様〟
〝マジで再現してんのかよ!?〟
〝物理の法則が(さらに)乱れる!〟
〝ほんとなにがどうなってんだこのヤベェお嬢様は!?〟
〝てか再現もヤベェけどなんでいきなりこんなパワーアップしてんだこのお嬢様!?〟
〝苦戦してた巨人いきなりぶっ飛ばしたうえになんかヤバすぎてどんだけヤバいかもわからんレベルの魔力出てねぇ!?〟
〝魔法装備封じられてんじゃないの!?〟
〝俺のサイドエフェクトが囁いてるんだが……このお嬢様体内から自分の能力強化する魔法装備使ってないか!?〟
〝サイエフェ兄貴!?〟
〝はあ!?〟
〝あ……そういえば魔法装備封じってカリンお嬢様の〈体内収納〉スキルにしまわれてたガトリングとかには作用してなかったような……〟
〝いままでなかったことにされてたカリンお嬢様の黒歴史スキルがここにきて活躍してんですの!?〟
〝まーたこのお嬢様バグ技使ってんのか!?〟
〝マジかよ!?〟
〝いやもうなんでもいいよ奈落級ぶっ飛ばしたぞおおおおおおおおおおおお!?〟
〝9割の視聴者は怒濤の展開に脳を焼かれてたまご先生の編集がおかしな挙動してることに気づかない〟
突如これまでとは一線を画す力を発揮し、さらには
「うーむ……いけませんわね」
しかしその一方で、
「必殺技は必ず殺す技と書いて必殺技だというのに。やはりまだまだセツナ様には遠く及びませんの。それもあってできればまだ披露するつもりはなかったのですが……もっともっとお稽古を積まないとですわ」
たまご先生を中心に絶叫の渦となるコメント欄とは対照的に、カリンは少々不満げに自らの拳を見つめていた。なぜなら、
「――ガ、アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
ぐちゃぐちゃに殴り飛ばした巨人が、まだ死んでいなかったからだ。
〝!?〟
〝嘘だろ!?〟
〝ふざけろこいつ超再生ももってんのか!?〟
〝そこは死んどけよ!?〟
普通なら確実に塵となってダンジョンに還っているだろう致命的なダメージを負いながらも
だが相手のスペックを正確に察知していたカリンは自らの未熟を恥じながらも焦る様子を見せることは一切なく、
「やはり仕留めきれてませんでしたわ。ですが一撃でこれだけ入るなら……割とすぐに回復力の限界まで削りきれそうですわね?」
「な……めたこと言ってんじゃねえですよフィクションと現実の区別もついてないイカれたクソガキがああああああああああああああああああああああああ!」
ある程度カットしてなお強烈な全身の痛みと理外の一撃を食らった焦りに苛まれながら、あらゆる意味でふざけたことを抜かすカリンに猫屋敷忍はアジト内で叫び散らす。
しかしそれでもなお、猫屋敷は冷静さを失ってはいなかった。
(先の一撃は迂闊にも捨て身のカウンターを選択したがゆえにまんまと食らってしまいましたが……山田カリン本人が言っていたようにあの技はまだ未熟。理屈はまるでわからないものの、とにかくあのイカれた威力と引き換えに一瞬の溜めを必要としている! それがわかれば回避は十分に可能です!)
「それでは見たところ再生核のようなものもないようですし――限界が来るまで何発も叩き込んでさしあげますわ!」
カリンの技を見切ったと断ずる猫屋敷の視線の先で、再びカリンが凄まじい魔力を凝縮させる。
瞬間――ボッッッッッッ!!
拳を構えたカリンが異常な勢いで踏み込み巨人へと肉薄を仕掛けた。
規格外の強化装備は原作再拳以前にカリンの身体能力全体を劇的に向上させており、その突進速度は奈落級モンスターを持ってして視認困難な神速だ。
だが技の溜めが露骨である以上、いわゆるテレフォンパンチとなっている一撃は全身全霊をもってすれば直撃回避も十分可能! と猫屋敷操る巨人が全力でその場から飛び退いた、そのとき。
ぱっ!
「は?」
突如として――その視界からカリンが消え失せた。
速すぎる突進速度で見失ったとかそんなレベルではない。
奈落級モンスターとリンクすることで極限まで向上した猫屋敷の動体視力や魔力感知すらすり抜けるように、文字通りカリンがその場から神隠しが如く唐突に消え去った――そう頭が認識するより遥かに速く、
「原作再拳NO.9――!」
巨人の真後ろからそのふざけた技が炸裂した。
「九重紅葉!!!」
「「ッッ!? ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」」
再びとんでもない衝撃が爆ぜ、今度はまともなガードすらできないままぐちゃぐちゃの肉塊にされて吹き飛ばされる。
「な、にが!? いまのはまさか、瞬間移動!? あのときの深淵ボスから作った空間魔法装備か!? いやだがなぜです!? あり得ない! バフ装備ならまだしも、なぜ体外に出さないと使えないだろう魔法装備を発動できている!?」
巨人がどうにか身体を回復させる最中、痛みと混乱でぐちゃぐちゃになりながらも思考を巡らせていれば――その疑問の答えはすぐに出た。
「っし! うまく決まりましたわ!」
そう言ってニコニコと拳を握るカリン。
その身体に纏うボロボロのドレスが鮮やかな色合いを取り戻し、持ち主の莫大な魔力に応じた速度で再生、そして本人の髪もまた輝くような金に染まっていたのだ。
まるでそのふざけたドレスが、擬態と再生の魔法効果を取り戻したかのように。
「ま、さか……!?」
その光景から導き出される結論などただ一つ。
「巨人の身体に仕込んでおいた魔法装備封じのアイテムが……先の一撃ですべて破損した……!?」
そう。規格外の再生能力で巨人を全快できたことで安心しきっていたがために確認が遅れたのだが……カリンがお稽古の極地と評した一撃は確実に猫屋敷の策略に爪痕を刻んでいた。
巨人の全身を貫いた埒外の衝撃が、厳重な守りとともに仕込んでいたはずの魔法装備封じをことごとく故障に追い込んでいたのである。
そしてそれにいち早く気づいたカリンは「なんかよくわかんねーですけど使えそうですわ!」と、今回の攻略に向けて用意しておいた
「九重紅葉」のインパクトにあわせて短距離ワープを行い、巨人の背後から一撃をぶちかましたのだ。
〝うおおおおおおおお!? 2発目も決まりましたわあああああああ!?〟
〝さっきまでの苦戦がなんだったんかってくらい畳みかけてましてよおおおおお!?〟
〝ん!? なんかいま変な挙動が起きてなかった!?〟
〝なんかお嬢様が突っ込んでいったのとは逆方向に巨人がぶっ飛んでない!?〟
〝え、ちょ、なんか映像を速攻でスロー&処理したんだがお嬢様これワープしてね!?〟
〝ワープ!?〟
〝あっ…(察し)〟
〝おいこれお嬢様あの深淵ボスのワープ能力使ってねえか!?〟
〝前々から各国トップ暗殺し放題になるんじゃないかって予想されてたやつううううううううううううううう!?〟
〝このお嬢様どんだけ切り札隠し持ってんですの!?〟
〝あれでも魔法装備は封じられてるんじゃ……ってお嬢様のドレス回復してる!?〟
〝金髪に戻ってましてよ!?〟
〝これまさかさっきの一撃で魔法装備封じの能力が解除された!?〟
〝うおおおおおおおおおおお!? いけますわよおおおおおおおおおおおお!?〟
「さあ、この調子でもっといきますわ! 原作再拳NO.9――!」
瞬間移動能力の有効性も確認できたとばかりにカリンが再度莫大な魔力とともに巨人へと突っ込んだ。
そんななかで、
「バカが!」
混乱から立ち直った猫屋敷忍は今度こそほくそ笑む。
(予想外の魔法装備封じの破損や装備の自動装着といったふざけた機能にまんまと不意打ちを食らってしまいましたが――お前が瞬間移動能力を再現してる可能性など、あの奥多摩配信から当然のように想定していたんです! 対処法も完璧! お前があの配信でやっていたように、転移先の魔力の起こりを察知すればいいだけです!)
そしてワープの位地とタイミングがわかるなら――それこそカウンターのいい餌食だ!
と猫屋敷忍が全力の回避を念頭にしつつこれでもかと神経を集中させた矢先、巨人の斜め後ろで不穏な魔力が蠢いた。
(そらきた! バカの一つ覚えとはまさにこのこと! お前自身が世界中に発信した対処法で叩き潰してあげましょう!)
わざわざバカみたいに技名まで叫んでくれてあわせやすいことこのうえない! と忍は魔力の起こりがあった場所へ振り向き、回避行動を取りつつ渾身の一撃を振り下ろす。
直後――、
「九重紅葉!!!」
ドッッッッッッッッッ! ゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!
「「―――――――――――――――ッ!?!?!?!?」」
カリンの必殺が、明後日の方向を向いた巨人に直撃していた。
巨人が振り向いた先にカリンはワープなどしておらず、直前に見せた軌道そのままに突っ込んできていたのだ。
「お見事ですわ。デスワームちゃんの遠距離斬撃を初見回避したことにはじまり、魔力の起こりまで察知するとはやはり勘がよろしいモンスター様ですの。しかし――」
そして三度悶絶しながら猫屋敷が混乱していればカリンがドヤ顔を浮かべ、
「魔力の起こりがあったとして、実際にワープするとは限りませんわよね?」
「~~~~~~ッ!?」
〝連続ヒットきたあああああああああああ!?〟
〝てか今度は急に巨人が変な方向向いてお嬢様に殴られてなかった!?〟
〝お嬢様今度は巨人の動きでも操ったんですの!?〟
〝いやこれお嬢様の発言的にワープする素振りだけ見せてフェイントかましたってことか!?〟
〝お嬢様が賢い!?〟
〝このポンコツお嬢様ほんま戦闘IQは高いな!?〟
〝少年漫画が教科書なら多少はね?〟
〝魔力の起こり察知する巨人なんやねん!? と思ったらお嬢様のほうが一枚上手で草ァ!〟
〝ワープすると見せかけて惑わすとかやってること呪術の東堂やんけ!?〟
〝どうやらあいつらは兄妹だったようだな!〟
〝祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理を表す ただし!! お嬢様を除いてな!〟
〝ゴリラ仲間!?〟
〝少年漫画のワープ能力キャラにゴリラ多すぎ問題〟
〝H×Hのゴレイヌに東堂にお嬢様に……〟
〝ワンピのローと鵺の代葉はゴリラじゃないだろぉん!?〟
〝そもそもあいつらはワープじゃなくて位置入れ替えだから!〟
〝コメ欄の安心感が天元突破してましてよおおおおおおお!〟
「あ、ああああああああああああああ!! クソがああああああああああああああ!!」
いくら想定外の出来事が連続しまくって余裕がなかったとはいえ、このイカれ散らかしたアホの狂人に知恵比べで負けたかのような展開に、研究開発が本職である猫屋敷は憤死しそうになる。
(い、いやですが落ち着け冷静になれ! クールになるんですよ私!)
しかしそれでもどうにか猫屋敷は歯を食いしばり、
(これだけの威力の拳! 常時発動の身体強化装備を使い続けていることもあわせて魔力消費は間違いなく莫大! 瞬間移動という破格の力も併用しているのならなおさら! 深淵ソロ攻略で少なからず消耗しているだろう状態ではそう何度も撃てないはず……ここから持久戦を狙えばまだ余裕で勝機はある!)
ワープとそのフェイントという相手の手の内もわかってきた以上、回避と防御に徹して直撃を回避、徹底的な持久戦を狙えば勝機は必ずある。決して無謀な戦いではない。と、猫屋敷が不屈の闘志で情報を整理し勝ち筋を見いだしていた、そのときだった。
「ふむ。ちょっと早めですがいまのうちに補充しておいたほうがいいですわね。それでは――いただきますですの!」
「……………………………………………………は?」
忍は思わず唖然としていた。夢でも見ているのかと本気で疑う。
なにせカリンの手に、いつの間にか包装紙で包まれたハンバーグが握られていて。
イカれたお嬢様はあろうことかこの局面で当然のようにそれにかぶりついていて――。
「パクパクですわ!」
真冬とシャリーが言及していた保険のひとつ――モンスターの肉から作られたその熱々ハンバーグを幸せそうに高速嚥下した瞬間、近くにダンジョン女王シャリーがいないにもかかわらず、カリンの気力体力魔力が凄まじい勢いで回復していた。
―――――――――――――――
(しぶといヴィラン様はそのぶんたくさん絶望させられてお得ですわ~!)
それからだいぶ前に出てきた設定なのでいちおう捕捉しておくと、シャリー様のお肉が魔力回復などの効果を発揮するのは本来、ダンジョン内で〈ぱくぱくもぐもぐ〉保有者のシャリー様が近くにいるときのみですの。なんかお嬢様は回復してますがそのあたりは次回ですわね!
※そしてそして、このたびお嬢様バズが☆40000の大台を超えましたわー!
これにてカクヨム様での☆数トップ5に(恐らく)入りましたの!
マジで皆様の応援のおかげしてよー!
というわけで深淵編クライマックス、カリンお嬢様の活躍がより多くの方々に届くよう、面白いと思っていただけたら引き続き☆やフォローなどで応援していただけますと嬉しいですわ!(この二つの数字の合算がランキングに反映されてより多くの方の目に留まりやすくなるので!)
改めまして、皆様本当に応援ありがとうございます!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます