第146話 荒川ダンジョン深淵第2層ボス


〝いやあの……な、なんだったんですのさっきのダンジョン攻略は……〟

〝攻略というかもうほとんど水攻めによる侵略だったという感覚〟

〝へ、へー、有識者いわくダンジョンって壁が吸収してるのかなんなのか水没させても少しずつ水がどっかに引いていくんですのね~〟

〝なるほど外から海水とか流し込んでも潰せないわけですわ~(短時間とはいえワンフロア水没させた災害から目を逸らしながら)〟

〝「お嬢様」とかいう歩く非人道破壊兵器〟

〝最終兵器淑女かな?〟

〝淑女……?〟

〝淑女:品位のある、しとやかな女性。レディー〟

〝カリンお嬢様にそぐわねぇ単語のオンパレードでおハーブ〟

〝非人道破壊兵器とかアンチ乙。お嬢様の水流放出は非人道的どころか放射能汚染もなしに街一つ吹っ飛ばす環境に優しいクリーンな質量兵器だから〟

〝人と街に優しくないんですがそれは……〟

〝これもう各国のお嬢様に対する警戒度がまた一段階上がったやろ……〟

〝お嬢様と人為的ダンジョン崩壊テロリスト、勝った方が我々の敵になるだけですわ〟

〝いままさにテロと戦ってくれてるお嬢様が人類と敵対するわけないだろぉ!?〟

〝それが救いですよねホントにね〟

〝この生物兵器お嬢様をお優雅に導いたダンジョンアライブはマジで救世の書なのでは……?〟

〝カリンお嬢様は根がチンピラなだけで元々悪い子ではないっぽいだろ! 多分!〟


 

 水攻めによる深淵第2層踏破。


 カリンがやらかしたその攻略に、コメント欄はしばしドン引きしたような書き込みが相次いでいた。


 だがその雰囲気もすぐに波が引いていく。


 階層踏破したということはつまり、次はいよいよ深淵第2層のボス戦だからだ。

 


〝てゆーか水攻めで忘れてたけどもうボス戦かよ!〟

〝深層を超える深淵の踏破速度か? これが……〟

〝ここ突破したらいよいよ荒川ダンジョン深淵攻略も折り返しですわよ!〟

〝この調子で2層ボスも無傷突破ですの!〟

〝なんかもうここまできたら安心な気もしますが……配信しながらの深淵第2層ボスとかお嬢様もはじめてですし油断禁物でしてよ!〟

〝このトンデモお嬢様なら安心感半端ないとはいえやっぱボス部屋は緊張感がダンチですわ……!〟

〝気をつけてくださいましお嬢様!〟



「それでは早速、わたくしの配信でも初の深淵第2層のボス部屋に挑んでいきますわね!」


 コメント欄に心配と信頼、緊迫感が入り交じるなか、カリンもまた「どこまでお優雅を維持できるか……頑張りませんと!」と気合いを入れなおしてボス部屋へと足を踏み入れる。


 そうしてカリンが足を踏み込んだボス部屋はなんの変哲もない大部屋だった。

 

 大量の水で満たされているわけでも、なにか特殊なギミックがあるわけでもない。


 ついでに言えば侵入者への殺意に満ちた咆哮が広間を揺らすこともなく、まだボスが出現していないのではと疑うほど穏やかだ。


 だが――ボス部屋の真ん中に既にソレはいた。


「……」


 中身のない小柄な全身鎧が、ボス部屋ド真ん中の岩に腰掛けていたのだ。


 その体躯は本当に小さい。


 これまでの巨大モンスターとは比べるべくもなく、なんならカリンよりも小柄。だだっ広い大部屋の真ん中でオブジェのように鎮座していることもあって存在を見落としてしまいそうなほどだった。



〝……? なにもいない?〟

〝いやいるぞ。部屋の真ん中になんか鎧みたいなのが〟

〝え、アレがボスですの?〟

〝全身が金属のリビングアーマー系?〟

〝生きた鎧系か……にしてもマジで小柄じゃない?〟

〝なんだあれ〟

〝なんか可愛いですわね?〟



 これまで相対してきた大型モンスターとは比べるべくもない人間サイズのボスに少しばかり困惑したような声が流れる。


 だが――アルマジロと同様、深淵に君臨するボスが見た目通りの存在であるはずがなかった。


 ガシャン――……と空っぽの鎧が微かな金属音とともに立ち上がると同時。


 フオンッ!


 動く鎧を中心に――

   

「――! こりゃいけませんわ!」


 中空に浮かぶ無数の宝剣にカリンが目を見開き〈魔龍鎧装・カゼナリ〉を展開した直後――ゴパアアアアアアアアアアアアアン!


 カリンがいましがた立っていたダンジョン壁の地面が細切れに粉砕された。


 

 それだけではない。


「――!」


 カリンがカゼナリの速度と反射でボス部屋を駆け回ると同時、数瞬前までカリンの立っていた地面や壁が音もなく切り裂かれ次々と崩壊していく。


 なにが起きているのかといえば――凄まじい速度で宙を舞う無数の刃が全方位からカリンに襲いかかっているのだ。



〝!?〟

〝なにっ、なんだぁ!?〟

〝なんかまた当然のようにダンジョン壁が粉砕されてんですけど!?〟

〝え、ちょっ、お嬢様がまたスカイフィッシュになってるけどこれまさかいきなりカゼナリ展開してる!?〟

〝いやこれお嬢様以外にもめっちゃスカイフィッシュいねえ!?〟

〝大量発生でして⁉︎〟

〝え、てかさっきいいきなり出現した剣が消えて画面になんかノイズみたいなもんが奔りまくってんだけどこれって……!?〟

〝@Captain pizza:Sit! こいつは自分で生成した剣を操るタイプのファッキンモンスターだ! とんでもない数の剣でお嬢様を刻もうとしてやがる!〟

〝ピッツァニキ!?〟

〝うわマジだ超スローで動画処理したらお嬢様の周りにめちゃくちゃ剣が飛んでる!?〟

〝さっきのアルマジロよりはマシな速度っぽいけど数が尋常じゃねえぞ!?〟

〝初手カゼナリな時点でこれ相当ヤベェですわよ!?〟

〝てかさっきのアルマジロもそうだったけどピッツァニキこの速度が見えてますの!?〟

〝時折お嬢様のコメ欄に現れる〝見えてる人〟の最上位ではなくて!?〟

〝え、じゃあまさかさっきの水龍攻略情報ってマジモンだったり……?〟

〝異常お嬢様の配信はコメ欄すら魔境〟

〝(この速度で流れるコメに反応してるコメもちょいちょいあるからな……)〟

〝(お前もな……どこのギルド所属だてめー)〟

〝いやそれより! お嬢様このヤベェ攻撃避けてるよ!〟

〝早すぎてよくわかんないけどとにかく無事っぽいですわ!〟

〝あの数の刀剣が見えねぇ速度で飛び回ってんの避けてんのか……!?〟

〝これが刀剣乱舞ですか!?〟

〝マジで毎回なんであのわさわさドレスでとんでもない攻撃避けられてんですの!?〟

〝一瞬で細切れになってるダンジョン壁見るに飛んでる剣の速度も密度も尋常じゃないですわよ!?〟

〝と、とにかく回避できてるなら反撃可能ですわ!〟

〝いけますわよ!〟



「いえ、そう簡単にはいきそうにないですわね」


 ドゴオン!


 様々な驚愕が流れていくコメント欄をこの期に及んでちらちらチェックしていたカリンが、切り刻まれて落下したダンジョン壁のブロックをいくつも殴りつける。


 テトラポッドのようなサイズの質量が大砲がごとき速度で飛んでいき、いつの間にか宙に浮いていた鎧のボスに殺到した。だが、


 ザフッ!


 動く鎧にヒットするどころか、放たれたダンジョン壁はそのことごくが



〝は!?〟

〝なんだアレ!?〟

〝消えた!?〟

〝うわこれまさか――〟



「ご自分の周囲を無数の空飛ぶ刀剣で完全に覆い尽くしているようですわね。恐らく本体と刀剣の距離が近ければ近いほど操作速度も精度も跳ね上がるのでしょう。まさに剣の結界ですわ」


 そう。

 

 カリンを切り刻もうと迫る攻撃にばかり注目が集まっていたが――動く鎧の周囲には数多の刀剣が超高速で飛び回っており、近づく者を確実に細切れにする防壁として展開されていたのだ。それもカリンに襲いかかる刀剣の群れとは比べものにならない速度で。



〝おいおいおいおいおいおい!?〟

〝伏魔御廚子かよ!?〟

〝サイコロステーキどころか塵になって消滅ってどんな速度&精度で細切れにしてますの!?〟

〝は? 深淵やっぱ頭おかしすぎでは?〟

〝い、いやでもあの空間魔法ボスよりはマシでしてよ!〟

〝あのふざけた空間魔法防御を突破したお嬢様ならいけますわ!?〟

〝いやでも鎧の大分手前でダンジョン壁が消滅してたし剣の結界の範囲ヤバない!?〟

〝これ仮にお嬢様が防御の隙間見切れても攻撃届かなくねぇ!?〟


 

 視聴者たちの懸念は当たっていた。


 空間魔法を操るヒトガタは全身に異次元へと繋がる絶対防御壁を纏っていたが、その厚さはあくまでカリンの腕が本体に届く程度の薄い範囲。


 しかし今回のボスが展開する剣戟結界は違う。


 鎧を中心に無数の剣が飛び回る結界の範囲は半径10メートル以上とかなり分厚い。さらに剣の結界は隙間が多いように見えて、その実、範囲内には無数の剣が高密度で飛び回り隙間を完全に埋めている。そもそも攻撃をまともに通せるようなルートが存在しないのだ。


 カゼナリを纏ったカリンの見切りでも本体に拳を届かせるのは現実的ではなく、生半可な遠距離攻撃では先ほど塵にされたダンジョン壁の二の舞。まさに鉄壁と呼べる防御になっていたのである。


「ならば、これはどうでして?」


 とボスが展開する防御の硬さを察したカリンが対抗するように取り出したのは大ぶりの刀剣だった。


 モンゴリアンデスワーム


 ネーミングで総スカンを食らったものの破格の切れ味を誇る〈神匠〉武器だ。


「しっ――!」


 迫り来る無数の刀剣を避けまくり、一瞬だけ生まれた空白で停止したカリンが必殺の斬撃を放つ。


 カリンの技量と刀剣の切れ味が重なり、明らかに刃の届いてない範囲まで切り裂くことが可能な飛ぶ斬撃。その切れ味で宙を舞う刀剣ごと鎧をぶった切る算段だ。


 が――ガギィン!


「!」


 高速戦闘の最中、響くのは激しい金属音。


 そして切り裂かれたのは、動く鎧の背後にあるダンジョン壁のみだった。

 それも動く鎧の背後、その左右の壁だけ。


 鎧の真後ろには無傷の壁が広がっており――とどのつまり、放たれた斬撃そのものが剣の結界によって銃弾を切り裂くがごとく真っ二つに切り裂かれ、動く鎧には一切の斬撃が届いていなかった。


 それどころか、


「……おやりになりますわね」


 ピシッ……バキィン!


 カリンの振り抜いた〈モンゴリアンデスワーム〉の先端が音を立てて割れる。


 飛ぶ斬撃を放つための一瞬の溜めと刹那に満たない技後硬直。


 カリン本人への攻撃はなんとか避けたものの、そのほんの僅かな隙を突かれ、どうやら〈モンゴリアンデスワーム〉よりも切れ味と強度で上回っていたらしい空飛ぶ刀剣によって武器を破壊されたのだ。


 衝撃に包まれるのは視聴者たちである。



〝うわなんだ!?〟

〝なんかいきなり鎧の左右後ろの壁が切れたと思ったらお嬢様の武器破損してね!?〟

〝おいなんだよこれ!?〟

〝@Captain pizza:こいつぁヤバいな……あの飛ぶ斬撃すら剣の結界で切り裂かれたうえに逆にこっちの剣が砕かれちまった〟

〝見えてるニキ!?〟

〝え、あの不自然に二つにわかれた斬撃跡ってそういうことですの!?〟

〝弾丸切って左右に逸らす五右衛門ムーブかよ!?〟

〝は!? てかお嬢様の魔法装備砕くとかマジで言ってる!?〟

〝デスワームちゃんより硬いとかうせやろ!?〟

〝多分刀身の腹を叩かれたからだと思うけど……なんにせよカゼナリ状態お嬢様の武器にカウンターで一撃与えてるのヤバすぎない!?〟

〝@四条光姫:あああああああああああああああああああああああ!? 私とカリンお嬢様の絆の証がああああああああああああああ!?〟

〝光姫様ステイ!〟

〝ちょっと静かにしててくださいまし!〟

〝元気になったなら解説に戻ってどうぞ〟

〝まあ愛の結晶とか言い出さないだけまだ理性はある〟

〝※そもそもデスワームちゃん自体はカリンお嬢様が一人で作ってるので光姫様はあまり関係ありません〟

〝ま、まあ光姫様の教えた剣術とお嬢様の作った刀剣のコラボが通用しなかったのは確かなので……〟

〝いやこれ武器の性能で負けてる可能性あるのヤバくねどうすんだ!?〟



「なるほど、でしたらそちらの刀剣を使わせていただきますわ!」


 と視聴者たちが驚愕する一方、カリンの判断は迅速だった。

 

 一部破損したモンゴリアンデスワームを収納すると同時――バシィッ!


 飛んでくる刀剣を避けながら


 そして――ガガガガガガ!


 奪った刀剣をそのまま己が武器として振るい、デスワームを砕かれた仕返しとばかり周囲の剣を砕こうと叩きつけまくる。



〝ん!? なんかいまいきなりお嬢様の手に剣が出現した!?〟

〝え、新しい武器ですの!?〟

〝いやアレもしかして飛んでくる剣を摑んで奪った!?〟

〝は?〟

〝武器強奪は草〟

〝嘘だろ!?〟

〝い、いやでも確かにデスワームちゃんより強い疑惑ある深淵ボスの武器なら対抗手段としてはアリですわよ!?〟

〝敵の武器なら壊れても平気ですから全力で無駄遣いできますわ!〟

〝その手があったかですわ!〟



 命の懸かった戦いのなかノータイムで鬼手を繰り出したカリンに声援が弾けた。


 が――深淵第2層に君臨するボスの持つ能力はそう簡単に攻略できるほど甘くはなかった。


 カリンが敵の武器を使って叩き落とした数多の刀剣が、ろくに破壊できていないのだ。


「むむむ。殴れば支配権を一時無効化できた水龍様の水流操作と違って、この方の刀剣支配はかなり強いですわね。抵抗されていまいち力いっぱい剣を振るえませんわ」


 カリンがぼやく。

 

 空中でキャッチし強引に武器として運用してみたのだが、その刀剣はいまなお動く鎧の完全な支配下にあるようで、いまもカリンを切り刻もうとかなりの力で抵抗しているのだ。カリンの腕力を持ってすればねじ伏せること自体は容易いのだが、光姫に習った繊細な剣技を再現するのはさすがに難しい。同じ強度を持つ敵の刀剣を砕くまでには至らず、策としては失敗に終わっていたのである。


 

〝うわ言われてみりゃそりゃそうか!?〟

〝飛んでくる武器を奪うとかいうお嬢様のトンデモムーブでも無理なのかよ!?〟

〝おいおい階層が違うから当然だけど水龍よりだいぶ格上じゃねえかこの鎧!?〟

〝やつは所詮ステージギミックとの組み合わせが脅威だった小物……〟

〝怪力お嬢様が握ってもまだ抵抗してくるとか割とマジで水龍が小物に見えるレベルで操作能力ヤバくね!?〟

〝おいじゃあどうすんだよこれ!?〟

〝ほかの武器じゃダメですの!?〟

〝鎧のやつが余裕ぶっこいて攻撃を避ける素振りないしレールガン……はチャージ中に刻まれて終わりそうですわ!?〟

〝火炎放射器なら溶かせるか!?〟

〝いや動く鎧系は炎熱攻撃耐性半端ないぞ!?〟

〝あの異次元火炎放射器ならいけそう……と思ったけどさすがに炎熱耐性高い深淵ボスは厳しいか!?〟



「うーむ、どうしたものかですわね」


 深淵第2層ボスの脅威が明らかになるにつれ焦燥に包まれ始めたコメント欄と同様、カリンもまた厄介なボスの脅威に首を捻る。


 恐らくだが、この剣の結界をぶち抜いて鎧本体に攻撃を当てるには不定形の飽和攻撃が必須だろう。


 だがアイテムボックス内に一部回収した水は広いボス部屋を満たすほどの量ではなくなっているし、コメントにもあるように鎧系モンスターに炎熱は効きが悪い。


 というかあの刀剣操作速度だとかなりの風を発生させて火炎放射を吹き飛ばしてきそうな雰囲気があった。また、衝撃波爆弾も剣戟結界の外から爆発させたところで距離があるため本体に満足なダメージを与えられるか怪しいところだ。


 となると恐らくあの動く鎧の剣戟結界を突破するにはシャリーが放つような大規模魔力砲撃や腐食効果のあるブレスなどが有効なのだろうが……なにかいい装備はあっただろうかとアイテムボックスのなかを探ろうとした、そのときだった。


「――あ、そうですわ!」


 水神龍戦と同様、カリンのお優雅なおつむに天啓が降りてきたのは。


「さすがにちょっといろんな意味で博打がすぎますけど……普通に討伐するよりお優雅ですし試してみる価値は大ありですわね!」


 その閃きに笑みを浮かべたカリンはさっそくアイテムボックスからあるものを取り出す。


 しかしそれは武器ではなく――先ほど水神龍ポセイドンの素材加工にも使った加工用ハンマーだった。


 そして――バシバシィ! 


 ハンマーを持つのとは逆の手で飛んでくる刀剣を当たり前のように2本摑むと同時、



〝え?〟

〝え?〟

〝あ? お嬢様いきなりなにを――〟



 突如ご機嫌な表情を浮かべたカリンに視聴者たちが怪訝な声を漏らすなか、当の本人はこれまでで最も集中した顔を見せながら、


「ふー……――ですわ! ですわ!」


トンテンカン♪


 カゼナリを纏ったカリンが極限の集中力で攻撃を避けながら引っ掴んだ2本の刀剣に加工用ハンマーを叩きつけ――その口から気の抜けるような掛け声処刑用BGMが響き渡った。

 


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る