第4話 天使舞う丘で

 太陽は偉大だ。西に傾くだけで景色を赤くする。

 白い墓石たちは赤く染まり、整然と並んだ遠い立木も、夕日を受け止めている。

 共同墓地だ。

 この時間ではフレデリックとジョステア以外に誰もいない。

 墓と墓の間を頭だけを巡らせながら歩いていく。

「無いなあ。本当にここだったのか?」

 ジョステアが訊いてきた。フレデリックの判断を責めているわけではない。ただ、変化の無さに飽きているという感じだ。

「昼ぐらいに四つの歪みが記録されているんだ。何かあるはずだけど――」

 目を皿にしなければ見つからないはずがない。移動魔法が使われたとすれば、生鮮屋の屋上のように一目で分かるはずだ。

 ところが一望できる視界の中、長方形の墓石が乱れることなく続いていた。

 フレデリックが地図を開き直した。場所が違っていたら目も当てられない。

「今朝もあの山であったんだろ?」

 ジョステアが気楽そうに訊いてきた。

「五つあったけど、人の大きさじゃなかった。バラバラで飛んで来るはずないしね」

「ふむ」

 と、ジョステアは頷くと、何かを指で数え始めた。

「何?」

「いや。裏返ったのが二匹、オレに向かってきたのが一匹、ガスボンベに突っ込んだのが一匹。あと一匹足りないから違うか――って思ってさ」

「……犬のアンデッド?」

 フレデリックは足を止めた。

「いや、五匹だ」

「ん?」

「シーラさんを追っていたのを、僕が橋の上で倒している。そうか――僕は人の移動ばかりを考えてたから見失ってたんだ」

 もしかして、ここも人ではないものが送られてきた――?

 そう疑問が湧いた時、ジョステアが走り出した。

「ちょっと――?」

「あの丘の上からなら、何か分かるかもしれないぞ」

 彼の向かっている先が、小高くなっている。

 ――確かに上から見た方が効率的だよな。

 フレデリックも墓の間を走り出した。

 数列めで目の端に人影を見つけた。ドキッとしてフレデリックは足を止めた。

 振り向いた視界に、夕日を受け付けないほどの白い少女が立っていた。

 シーラであった。

 通り過ぎたフレデリックを肩越しに見ている。

「シーラさん。無事でしたか――」

 フレデリックは数歩近付いたが、シーラが正面へ向き直ったのを見て、近付いて欲しくないことを察してしまった。五メートルほど距離を開けた位置で足を止める。

 二人の間には墓石が一列並んでいる。

「あなたはここで何をしてるの?」

「君と、君の伯父さんを探してたんです」

「私の伯父さん? ああ、あれね――」

 シーラは表情を変えず、目だけでフレデリックを見た。

「あれはもう忘れていいわ」

 冷たい響きがフレデリックを打った。

 だが引き下がるわけにはいかない。ここまで調べると、何かが動き出しているのが分かる。シーラがそれに関わっていないと早く確認したかった。

「そうはいかないよ――」

 シーラは興味無さそうに、フレデリックに背を向けて歩き出した。

 フレデリックは一列の墓石を挟んだまま、シーラを追うように歩いた。

「今朝、あの山で何があったんですか?」

「もう気にしなくてよろしいと言ったでしょ」

「シーラさん?」

「あなたはもう学校へ戻りなさい」

 フレデリックはシーラを追い越して、回り込むように同じ通路へ入って彼女の前に立った。

「君は何をしようとしてるんです?」

 シーラは睨め上げてきた。碧眼が鈍く光って見える。

「私は、ある男の望みと執念を、叶えようとしている」

「ある男――?」

「その夢を啄(ついば)もうとしているあなたも敵」

「敵? あなた――も――?」

「おーい、フレディ。ちょっと来いよ」

 丘の上から、ジョステアの声が下りてきた。

 一瞬であった。ちらっと丘へ目を向けただけだ。

「パラスティ・マーリンも敵なら、その孫もまた敵――」

 視線を戻した時には、シーラの姿はなくなっていた。靴の跡も残っていない。

「一体どこに?」

 周りを見回したが、無機質に佇む墓が群れて続いているだけであった。

 夕日の赤は深く、紫を混じらせ始めていた。

「パラスティ・マーリンが敵? なんでそこでおじいちゃんが出てくるんだ……?」

 謎だけがフレデリックに残された。

 周囲を気にしながら、ジョステアが呼ぶ丘へ向かった。

 思った以上に勾配が急で、やっとフレデリックは頂上へ達した。息が乱れているが、そう見せないように平然と歩いて、待っているジョステアの前へ立った。

「ほら、ジッチャンだ」

 ジョステアが指で示した所は、丘の上を覆うように樹冠を広げる一本の大木。その足下にもたれるように座っている男性がいた。

「シーラさんの伯父さん?」

 彼は無理矢理起こされた不機嫌を隠さず、片目を開けた。

「じいちゃんでも、おじさんでもねえよ」

 ぐっと持ち上げるように身体を立ち上がらせると、男性は歩き出した。引きずるような歩き方は、心配するなという方が無理な状態に思えた。

「ジッチャン、大丈夫かよ。朝より具合悪そうじゃねえか」

「そんな年齢じゃねえって」

 男性は言いながら二人の横を通り過ぎようとしている。その顔は、夕焼けの中にあっても尚青白く見えた。

「シーラって名前に聞き覚えはありませんか?」

「ワシの姪じゃねえな」

「でも知ってる子なんだ」

 男性は足を止めてジョステアを睨んだ。

 当の本人は睨まれる理由が分かっていない。平然と受け流している。

 ふん――と、行き場の無い睨みをそれで相殺し、男性は歩き始めた。

「お前らには関係ない。さっさと学校へ戻れ」

「そういう訳にもいかないんだ、ジッチャン」

「あなたは一体何をしようとしてるんですか?」

 今度こそ男性は足を止めた。疑心暗鬼の鋭い目でフレデリックとジョステアを凝視してきた。

「お前ら、学生じゃないのか?」

「学生です」

「ジョステア・コーディとフレデリック・マーリン。クシュリナーダ校の生徒だが、今は警備隊の手伝いをしてる」

「警備隊?」

 表情に警戒の色が強くなった。

「やましいことがあるんですか」

「賢しいな――」

 男性は言った。

 フレデリックが心の機微を読んだことを、そう評したのだ。

「オレ今、混乱。ワケわかんない会話はよしてくれ、ジッチャン」

「そんな年齢じゃねえって。トベル・ホーキンス――それがワシの名前だ」

 男性――トベルはまた歩き出した。

 そんな彼の後ろを、二人は付いていった。

 足を引きずっているが、動かないわけではない。さっき立ち上がるのをフレデリックは見ている。

「僕らの疑問は二つ。あなたが何のために王国へ来たのか。そして、シーラさんとの関係です」

「シーラは必要か?」

「彼女は、ホーキンスさんの望みと執念と夢のために動いている――って言ってたんです」

 シーラはそこまで言っていない。だが『ある男』とはトベルを指していると仮定すると、辻褄が合う気がしたのだ。

「それってどういう意味ですか?」

 トベルは背を向けたままだ。

「もしかしてシーラに会ったのか?」

 ジョステアも鋭い。

 誤魔化しようもなく、フレデリックは正直に頷いた。

「ごめん。目を離した隙に見失って……」

 本心だ。自然と声も小さく、尻すぼみになる。

 お前ら――と、トベルが振り向いた。

「いい加減にしないと、お前らを麻痺させて、動きを留めておくこともできるんだぞ」

「それはこっちも同じだ。不法入国だけでも充分拘束できるぞ」

「ほう――。そこまで調べてあるのか」

 トベルの声が、一段低くなった。

「東街区の生鮮屋。そこの屋上に移動魔法で侵入しましたね」

 フレデリックは切り札を切った。

 トベルの表情が一層険しくなる。

「子供と思っていたが、まさか数時間でそこまで調べをつけるとは……。なるほど。ここへ来たのも偶然ではないのだな」

 ジョステアが大きく跳び退(すさ)った。

 フレデリックは分かってはいなかったが、つられて数歩退(さ)がる。

「このまま放っておくと、本当に支障になりかねん」

 言い放ったトベルの裡に暗い炎を感じた。

 フレデリックでも分かる。それは殺気というものだ。

 左腕の魔窓門へフレデリックも手を伸ばした――

 その時、墓地の方で光が膨れた。

「何?」

「移動魔法だ――」

 フレデリックに答えたのはジョステアであった。

 トベルも不安そうな顔を墓地へ向けている。殺気はもう無くなっていた。

「しかも、四つだ」

 ジョステアは墓地を見下ろせる位置へ走った。

 フレデリックも追った。

 光が収縮していくイメージだ。

 元の姿を再現するように、粒子が集まって形成していく。それが四箇所に起きている。

 宙に描かれていく姿は横たわる人影だと認識した途端、下へ落ちた。

 二人は墓石と墓石の間に倒れたが、一人は墓石へ頭をぶつけ、一人は上に乗ってしまった。しかも、動きが全く見られない。

「え――……失敗?」

「いや。死体だ。死体を送ってきたんだ」

「そんな――」

「窪みがほとんどない。法力が全く反映されてないからだ」

 いつの間にか並んでいたトベルが、ぎりっと歯軋りをした。

「あいつらは、ワシの村の者だ……」

「昔の知り合いか?」

「つい二日前……村を発つ時には元気だった」

 トベルが搾り出すように言った。

「ジッチャンが村を出た後で殺されたんだ」

 ジョステアは、トベルが躊躇った事をあっさりと言ってのけた。

 トベルは無言でふらふらと丘を降り始めた。

 ジョステアが動かないから、フレデリックもその背中を眺めるだけが精一杯だった。

 と――

 二つの死体が起き上がった。

「な!」

「アンデッド?」

 フレデリックとジョステアが驚いた瞬間、魔法弾が一体を撃ち抜いた。

 トベルだった。

 魔法で具現化した単発式の銃を構えている。土系の魔法だ。二撃目の小石が打ち出され、二体目のアンデッドの頭部を破壊した。

「どうして……?」

「あいつらのあんな姿、見ていられるか!」

 トベルは泣きながら怒鳴った。

 その時、トベルの胸の奥で、何かが膨れたように感じた。

「ジッチャンから何か出た!」

 と叫んだジョステアの視線を追うと、その先には残った二つの死体があった。

 またか――と思う間もなく、紐に引かれるように起き上がった。

「裏返るぞ!」

 ジョステアの声に遅れて数秒――死体は元の姿を残さず、別の存在となった。

 四肢などの区別はあるが、頭は斜めに引っ張られたような形になり、顔は無いに等しい。かろうじて片目は分かる。

 もう一体は獣のように鼻先が伸び、口は大きく割れていた。

 共通しているのは、筋肉が瘤となり、鎧飾りのように所々で飛び出していることだ。

 異形のヴァンパイア系アンデッドだ。

「なんと……」

 トベルの絶句を余所に、二体のアンデッドが何かを唱え始めた。

 地面が揺れ、墓から無数の骨が飛び出してきた。

 死者がアンデッドになるのを恐れ、火葬が一般的な今、埋葬自体が認められなくなりそうな光景であった。

 宙を舞う骨は互いに重なり合い、足りない部分を土で補い、別の存在を形成していく。

 骨のモンスター――スケルトンであった。盾と剣を持った腕の他に、何も持っていない腕が一対で計四本、しゃれこうべの上にはヘルメットまで被っている。

 ランクの高いスケルトンだ。しかもその数は十や二十ではない。止まることなく、どんどんと増えていく。

「やばっ」

 ジョステアが丘下へと走り出した。

「少年!」

「フレディくん! マヘリアさんを呼んだ方が良いよ!」

「それじゃ、間に合わない!」

 ジョステアは、次々現れるスケルトンをすり抜け、アンデッドへ迫った。

 ――ったく!

 魔窓紋に手を伸ばしながら、フレデリックも丘を滑り降りた。魔法の射程距離が短いのだ。確実性を高めるため、ギリギリまで近付くつもりだった。

 二体のアンデッドが、すう――と宙へ浮かんだ。聞いたことの無い言語が途切れることなく続いている。

 やっとジョステアが足を止めた。

 スケルトンたちも宙に浮かび、アンデッドを中心に反時計周りに回転を始めたのだ。

 隙間を開けずに速度を持って飛び回る骸骨の防護壁はジョステアを阻み、更に厚みを増して迫ってきた。巻き上げる風と土くれが小さい台風を思わせた。

「オレ今、窮地!」

 ジョステアが帽子を飛ばされないように手で押さえながら引き返してくる。

 トベルが魔窓門へ手を伸ばした。左手の前に浮かんだ魔法陣を地面へと放した。

 魔法陣は滑るようにジョステアの方へ。交差して後方で発動した。

 土が壁を形成し、迫り上がる。

 ジョステアを追ってきたスケルトンたちを、土壁が遮った。

 その間にジョステアが戻ってきた。

「二人ともサンキュ」

 回っているスケルトンが土壁を壊した。

「アンデッドが変化していく――?」

 スケルトンの台風の中で、二体のアンデッドに土が集まっていた。

 太い四肢、胴部は甲羅で、そこから二本の首が伸びている。その先のそれぞれにアンデッドがいた。頭の代わりだ。上半身のみを晒し、その下半身は亀の首と同化している。

 双頭の巨大亀が、眼前で生まれようとしている。

「あいつらだ。フレディ、あのアンデッドを撃て!」

「今は無理だ。あの骸骨たちが回っている限り、法力の無駄遣いだ」

 トベルは正しい。スケルトンが間断無く回っているのは、アンデッド防衛のためだ。

「助けを呼ぼう――」

「オレ今、敗北感」

 ジョステアが項垂れた時だ。

 甲高い声が、骨をすり合わせる大合唱を抜けて聞こえた。

「誰だ?」

 トベルが向けた視線を追って、同時に見つけた。

「シーラさん?」

「あの娘――!」

 巨亀の後ろ足の下に、シーラがいた。

「ん? どこ?」

 ジョステアだけが探せていない。

「アンデッドの向こうだよ!」

「援軍を待っている時間はないぞ――」

 シーラが腰を抜かしたように倒れ込んだ。

「本当にいるのか? オレには全く見えないのだが……。ん~~、何か光ってる?」

「何とか倒さないと、シーラさんが――」

「しかし近付けんことには……」

 トベルの声にも焦りが見えた。

 ジョステアは相変わらず頭を傾げている。

「動きを止めない限り無理だ」

 トベルがそう結論付けた。

「なんだ。動きを止めればいいのか」

「何?」

 ジョステアは屈んで、土に魔法陣を描き始めた。

「オレが骸骨の動きを止めるから、二人はあのアンデッドを撃て」

「魔法?」

 フレデリックは魔法陣を描き終えたが、発動する気配は無かった。

「あれ?」

「真面目に考えてくれよ!」

 シーラの命がかかっている時だ。さすがにフレデリックは怒鳴ってしまった。

「魔法陣が間違ってるぞ」

 トベルが線を一本足した――途端に、魔法陣が光りだした。

「おお。サンキュ、ジッチャン」

「だが、これは土系魔法のレベル1だぞ」

「土系のレベル1って……棍棒? そんなので――」

 またジョステアへの怒りが満ちそうになった。

「いくぞ!」

 フレデリックが大声で怒鳴るより早く、ジョステアは魔法陣の上に立った。

 法力が魔法陣に流れ込む。魔法が発動し、棍棒が具現化する――

 土が盛り上がったかと思うと、ジョステアの身体が上へ上がっていく。

「な――」

「確かに、棍棒だ……」

 まだまだ止まらず、ぐんぐんと伸びる。十五メートルくらいは上がっただろうか。

「スケールが全く違うがな」

 巨大な棍棒の上に、ジョステアが立っている。

「小僧、魔法の用意だ」

「コーディくんが魔法を使えるなんて――」

 フレデリックは腑に落ちないまま、魔窓紋へ手をやり、弓を具現化した。

 巨大亀の双頭が、ジョステアの存在を認めた。

「オレ今、最高!」

 声が響いた。

 巨大な棍棒が倒れていく。真っ直ぐに双頭亀へと。

 回っていたスケルトンたちを打ち砕き、棍棒は首と首の間から亀の甲羅を打ちつけた。

 動きが止まった――!

 亀の首が伸び切り、その先端のアンデッドたちが晒された。

「今だ!」

 トベルの氷の矢とフレディの雷の矢が、それぞれアンデッドを貫いた。

 断末魔の叫びがノイズのように響く。

 その身体を構成していた物は、元の骨と土くれに戻り、ぱらぱらと降り注いだ。

 余剰の法力が燐となって、仄かに燃えながら宙へ浮かび上がる。

 人ならざるものが、天と地へ分裂していくようであった。

 フレデリックはジョステアの姿を探した。

 すぐに見つかった。土の雨の向こうで、彼も何かを探しているようだ。

「無茶も多かったが結果オーライ。大した奴だ」

 トベルは高評価だが、フレデリックは褒めたくなかった。

 土の匂いにむせ返りながら丘を降りていく。

 フレデリックはジョステアへぶつける文句を探していた。

 ジョステアは魔法を使えないと断言していた。それが魔法を使った。たとえレベルが低くても使えたのだから、嘘をついたことになる。

 魔法に悩むフレデリックに、気を使っていたのかも知れないが、それはそれで腹立たしかった。

 夕日はすぐに夜へと切り替わる。土は降り止んだが、骨の散らばる大地から、舞い上がる燐だけは増えていた。幽かな光がきらきらと、宵の空の星に負けず輝いている。

 フレデリックは思わず見とれ、足を止めていた。

「シーラって子、いないじゃないか」

 ジョステアがいつの間にか側にいて、そう言った。

 はっとして、フレデリックはシーラのいた辺りへ走った。

 本当にいなかった。

 崩れた巨亀の下敷きになったわけでもない。逃げた形跡もない。いた痕跡さえ見当たらなかった。

「確かにいたのに――」

 そういえば――と、フレデリックは振り返った。

 ジョステアと目が合い、彼も気付いたように振り返った。

 トベル・ホーキンスの姿もなくなっていた。

「オレ今、失敗。ジッチャンに逃げられた――」

 ジョステアは悔しそうにそう言った。

 二人は言葉も無く、しばらく立ち尽くした。

 仄かな光だけが止まることなく、天へと落ち続けた。

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