ママは駆け引きする

 天気は快晴。

 気持ちのいい昼下がり。


 ナジール霊廟攻略から、四日目の本日はなんと。

 大変めでたいことに、レオンの新勇者襲名式である。


 なにせ今はまだ国民の大半が、「勇者ってデリアさんでしょ?」と思ってる状態なのだ。

 国が宣伝して、代替わりを伝えてやらねばならない。

 これによって各地でレオンの名を出すだけで、色々と通りがよくなるのだ。


 関所で通行料を払わずに済んだり。

 買い物の時ちょっとまけてくれたり。


 ぜひとも勇者パーティーに加入したい、と名乗り出てくる者が現れたり。これが一番ありがたいよな。

 早いとこレオンの彼女候補になるような、お姉さん冒険者を捕まえたいものだ。

 もしその子がレオンと結婚すれば、俺の義理の娘にもなるわけだし。

 介護のこととか考えたら、優しい人がいいよなあ。


 いやこの体もう数百年生きるから、逆に俺が息子夫婦の介護しなきゃならんのか?

 などと雑念で頭をいっぱいにさせているうちに、式は始まった。

 王宮前に設けられた、真っ赤なステージ。そこにレオンは立ち、集まった群衆に向かって手を振っている。


 対する俺はというと、こうして一般人に混じってレオンを見上げている。

 俺が望むなら、勇者の保護者として壇上に立つ許可も出してくれたそうだ。

 でもほら、恥ずかしいだろ。

 あと俺の容姿で母親を名乗ると、大体は混乱が起きるので目立たないようにと考えたのだ。


 俺も学習しただろ?

 息子に余計な気苦労は与えたくないじゃん。

 

 そうさ。これでいいんだ。

 父さんは広場の隅っこに腰かけて、ちゃんとお前の晴れ舞台を見守ってるからな。

 そんなキョロキョロすんなってレオン。俺の姿を目で探すのはやめるんだ。

 お前もいい加減親離れしろよな。俺だって辛いんだからさ。


 そっと目頭を押さえながら、広場へと顔を向ける。

 俺の子はもう、俺一人のものじゃない。

 勇者は皆の英雄。公人であり、公共物なのだ。


 現に見物人達は、食い入るようにレオンを見つめているじゃないか。

 あの少年が自分達を救ってくれるのだと、魔王を倒してくれるのだと、祈るような気持ちなはずだ。

 耳を傾ければ、切なる願いが聞こえてくる。

 新たな勇者に期待する声が、休むことなく上がっている。


「今度の勇者様は男なのか」

「デリアさんは弱っちかったからねえ。もっと早く交代してよかったよ」

「中々格好いいじゃない。女の子がほっとかなさそうな顔してるね」

「なんでもこっちに来てすぐ、ナジール霊廟を突破したそうだ」

「ならかなりのやり手か」

「霊廟を全焼させた上に、最奥にいたボスは包丁でめった刺しだってよ」

「え、なにそれは。怨恨殺人……?」

「痴情のもつれなのか? ボスとどういう関係なんだ」


 期待……期待の声でいいんだよなこれ。

 なんか方向性がちょっと変っていうか、大体俺のせいっていうか。

 うちの子はまともですぅー! と今すぐ叫びたいところだが、ここは我慢だ。

 

 新勇者ってのは襲名式で、演説をするもんだからな。

 それを聞いたらあれよ、皆レオンに夢中になっちまうだろうさ。

 俺の息子は顔だけでなく、声だって格好いいからな。話し方もしっかりしてるし。

 大気の器ってやつだろうな。


 ほんと誰に似たんだろうな全く。

 エリナだよ。

 あいつ話し上手だったからな。そして俺は口下手なおっさん。


 ……俺の血は役に立たねえなあ。


 レオンは腕力なら父親譲りとフォローしてくれたけどさ。

 ことコミュニケーション能力においては、俺に似て役に立ちそうな部分などない。


 神様お願いします、どうか息子にエリナ似の素晴らしい演説をさせてやってください。

 両手を合わせ、知っている限りの全ての神様に懇願する。

 脳内で六人目の神様にすがりついた時、いよいよそれは始まった。


『あ、あー。聞こえますか皆さん』


 今、レオンの前には魔導式の拡声器が置かれている。

 元脳筋戦士の俺には全く仕組みが理解できないが、声を大きくする効果があるそうだ。

 見た目は棒の上に円錐がついたような感じだ。あれが震えて、レオンの声を拡散するのだ。

 

『はじめまして。僕はこのたび新しい勇者となった、レオンと言います。生まれはペリシアになります。辺境の小さな農村なので、知らない人も多いかもしれませんね』


 頑張れ、レオン。

 俺は心の中でエールを送る。

 いいぞ、今のところ上手くいってる。及第点だ。


『僕は母に導かれて、ここにやってきました。急に王宮の使いから勇者になれと言われて、戸惑っていた僕をここまで送ってくれたのは、他ならぬ母です。感謝してもしきれません』


 レオン……勇者襲名式でいきなり俺への賛辞ときたか。

 お前らしいけど、照れるだろ。

 うわなんか俺、目がじーんってなってきてるな。泣きそうだ。

 年のせいなのか、親ならこれが普通なのか。


『母は……母は、僕を女手一つで育ててくれました。父が亡くなってきっと大変だったろうに、毎日農作業や家事もこなして、僕を養ってくれました。そのおかげで僕はここにいます。新しい勇者が無事に就任できたのも、全て母の力あってこそなのです。母さん……ありがとう。ありがとう……』


 広場に集まった人達も、目をうるませながら頷いていた。

 いい子じゃないか、泣けるな、といった声が聞こえてくる。

 俺も今嬉しいよ。嬉しいんだが。


 うちってまだ母子家庭になってから、二ヶ月くらいだよね。

 お前、人生の大半を両親揃った状態で過ごしてきたよね。


 なんで俺が長年一人でお前を育ててきたみたいな言い方してんだよ。

 お前、技名に名前つけるくらいサムソンを尊敬してたんだろ。

 どんだけ頭の中母ちゃんでいっぱいになってんだ。


『母さんは……僕を育てるために……贅沢もほとんどせず……生活をきりつめて、毎日おいしいご飯を作ってくれました……』


 レオンは自分の言葉に感極まっているらしく、声が震え出している。

 いよいよ見物客の中にも、つられて泣き出す者が混じってきた。

 苦労したのね、と恰幅のいい中年女性が目元を拭っている。


『僕の母さんは純粋な人間ではありません。ハーフエルフなのです。種族的な差別もあったでしょう。なのにまったく人柄には曇るところがなく、ひたむきに僕を愛してくれました。世界一の母です。僕は母さんのためにも、そして貴方達国民のためにも、魔王を倒そうと思います』


 ――へえ、じゃあこの勇者様も四分の一はエルフなのか。どうりで美形なわけだ。

 ――お母さんは半分エルフ? ならかなり美人なんじゃない? 全然年取らないって聞くし。

 そんな声がちらほら上がってくる。

 レオンの高性能な耳はきちんとその音を拾ったらしく、壇上で返事をする。


『今母について聞きました?』


 広間がザワつく。俺の心もザワつく。


『そうですね、そんなに気になるなら教えましょうか。母は三十代なのですが、よくて十代後半にしか見えません。犯罪めいた童顔です。なのにぽてっとした唇からは、ほのかに人妻の色香を漂わせています。髪は緩やかにウェーブした茶色で、瞳はマリンブルー。肌は透けるように白く、シミ一つありません。身長は人並みですが、胸はよく発達しています。それでいてくびれています。砂時計のような体型です。まあこれ襲名式と全然関係ない情報ですけど、気になってる人がいるようなので。別に僕は語りたくなかったんですけどね。あーうちの母さん綺麗だなあ! 絶対興味持たれちゃうから話したくなかったんだけどなあ! でもどうしても知りたがってる人がいたんで。しょうがないですね。……えー、話を元に戻します。魔王を倒すべく、まず僕の当面の目標としては』


 魔王とかどうでもいいから母ちゃんについて詳しく! とヤジが上がる。

 俺は公衆の面前で人相をバラされた状態なので、逃げる準備を始める。


 やっべあいつのお母さんっ子が暴走し始めた。

 こうなるとしばらく止まんねーぞあいつ。

 誰に育てられたらこんな風になっちまうんだよ。俺だよ。

 

『母のことがもっと知りたいですか?』


 レオンは聴衆の要求に答えんと、一層声を張り上げる。

 俺は手で顔の下半分を隠したまま、そろそろと広間を抜けようとする。

 が、次の一言で足を止められてしまった。


『なら答えましょう。ナジール霊廟を攻略したのは、母です』


 何言ってんだ?

 今日はそれをお前の手柄として大衆に広めて、勇者の門出を派手なものにするって打ち合わせしただろうが。

 そりゃ俺だって多少は賞賛の声とか欲しいかなーとか思ったりもしたけど、子供が皆に認められた方が嬉しいし。


『情けないことに僕は初陣で緊張し、ほぼ戦力になりませんでした。代わりに優秀な精霊術師である母が、ほとんど一人で片付けてくれたのです。あの厄介なダンジョンを始末した母は、まさに救国の英雄でしょう。放置していたら、そのうち街にまでアンデッドが溢れていたかもしれないんですから』


 俺が羞恥に震えていると、レオンは例の馬鹿力で拍手をしながら続ける。

 

『母の風貌はさきほど僕が語った通りなので、貴方達のお店で見かけたらまけてやって下さい。喜ぶので』


 節約癖までバラされた俺はすっかり恥ずかしくなり、しゃがみ込んで顔を覆っていた。

 

『それとクレスト教団の神官さん達も尽力して下さいました。勇者の初仕事の協力者です。街の皆さんも、それをお忘れなきよう。近年は寄付が減っていると悩んでいるようでしたので。なのに王都の安全を願って、霊廟に身を投じた功労者なんですよ。何をすればいいかおわかりですね』


 これ以上僕から話すことはありません、とレオンはステージから降りていった。

 耳まで熱くなりながら思う。

 どうなんだろうな今の?


 気が狂ってはいるけど、勇者っぽくなくはない……のか?


 周囲の喧騒に耳を傾けてみれば、


「根はいい子なのかもしれないが……」

「頭の中を誰かと取り替えれば完璧な勇者なのに」

「ハーフエルフ人妻喫茶。これは儲かるぞ!」 


 といったところ。

 ただ最終的には、全員一致で前任の勇者よりはマシという結論を出したようだ。

 デリアの人格はまあ、ウンコだったからな。実兄の俺が言うのもなんだけど。 

 襲名式のスピーチでいきなり「いい男しかあたしのパーティーには要らないから!」と宣言するわ、二日酔いしてたので呂律が回らないわ、しまいには壇上でゲロ吐くわ。

 

 あれに比べりゃ思考の七割が母親で埋まってるくらい、可愛いもんさ。

 可愛いよな?

 可愛いだろ?

 可愛いって言えよお前ら。愚かな大衆どもめ。

 女性陣は引いてる人の方が多そうに見えるけど、俺の息子は可愛いだろうが。


 ああいいさ。もう隠れねえわ。

 はいはい、俺があの子の母ですよ。

 こんなところでしゃがみこんでブルブルしてたら悪目立ちするわな。

 見た目もレオンがまくし立てた通りだし?


 ああん? 何見てんだよお前ら? 見せもんじゃねーぞコラ。

 レオンが気持ち悪いだと? おばさん連中のひそひそ声に、俺の中で何かがぶちっとキレた。

 その何かとは理性とか尊厳とか知性とか呼ばれるものだった。

 

「あんたたちに何がわかるの! それでも子宮ついてるの!? なんのために女で生まれてきたと思ってるの? 我が子をよしよしするためでしょう⁉ 母親にとって子供は天使ちゃんなんですぅ! いくつになってもそうなんですぅ! あの子が二十歳になっても三十歳になっても四十歳になっても、永遠に羽の生えた天使に見えてるんだから! この体も! 心も! ぜんぶぜんぶぜーんぶ息子を甘やかすためにできてるの! うちの子を悪く言うのは、お母さんが許さないんだから! 絶対絶対、許さないんだからああぁぁぁぁーっ!」


 ぜえはあと肩で息をする俺から、さーっと群衆が引いていく。

 やったぜ。ざまみろだぜ。

 見てるかレオン? 

 どうやら王都内での評判は、息子じゃなくて母親の方が変らしい。あの母親に育てられたならまあしょうないか。に上書きされたようだぞ。


 単に本心を吐いただけなんだがな。そんなに俺はおかしいかよ。くそっ。


 少し離れたところでは、俺の叫びを聞いていたシャロンが「すごい……何一つ間違ってない……エリナママ、貴方が神か……」と泣きながら拍手をしている。

 俺の理解者はお前だけだな。

 お前と考えが一致したらその時は人としておしまいだと思ってたんだが、今は誇らしいぜ。


 俺はシャロンと手を繋ぐと、よろよろとした足取りでその場を離れた。

 まだこれから用事が待ってるからな。ステージの裏に回ると、待機していた王様の元へと歩み寄る。

 襲名式では国王も出席するのが習わしだからな。

 事前に待ち合わせを約束していたのだ。


 王は来賓用の椅子ごとここに移動してきたらしく、リラックスした様子で腰かけている。

 その威厳のある佇まいに、急速に頭の中がママから冒険者サムソンに切り替わっていく。

 俺は王と会話ができる距離にまで近付くと、地面に片膝をついた。

 礼を失せぬよう心がけながら、問う。


「サムソンの墓を調査し終わったと聞きましたが?」


 そうなのだ。

 俺達が霊廟攻略後の報告を済ませ、休息を取っている間にことは済んでいた。

 王の出した兵達はペリシアの村まで早馬を飛ばし、墓を掘り返し、こちらに帰ってきたわけだ。


「結果を聞いてもよろしいでしょうか」

「うむ。……だがその前に一ついいか」

「は。何でしょうか」

「さきほどそなたの声で、妙な叫びが聞こえてきたのだが。あれは何事かね」


 俺は咄嗟に気恥ずかしくなり、目を伏せる。


「わ、忘れてください。息子のこととなるとついむきになってしまい」

「そういうものか。罪深きは母の愛よな……」


 余の母も随分優しくしてくれたものだ。今は故人だが時々夢に出る、と王様は語る。


「エイブラハム三世ちゃんは何も悪くないからね、お母さんはいつも味方だからね、と亡くなる寸前まであやしてくれたものだ」


 他人の親子がベタベタしてたエピソードって聞きたくねえな。

 想像したら絵面がグロいし。髭生やした立派な君主と、老婆の組み合わせだろ? 

 さっき俺の雄叫びを聞いた人達もこんな気分だったんだろうか、と少々申し訳なくなる。


 俺がなんとも言えない気分で沈黙していると、王様の目が赤くなり始めた。


「すまぬ。母を思い出してしまった。……レオンは幸せものであるな。長命なハーフエルフの母を持てば、このような寂しさは知らずに済むであろう」

 

 とのこと。

 おいおい、大丈夫かよ国王陛下。いい歳して母ちゃんいなくなったのが寂しいだと?

 正気かよ。

 あのなあ。


 ママってのは天国に行っても、見えないへその緒で子供と繋がってるんだが?

 死んでもずっと一緒なんだが? なのになんで寂しがるの? 馬鹿なの?


 それを優しく諭してやると、王様は「エリナママぁ……」とうめき声を上げ、頬を濡らした。


「で、私の夫の墓はどうだったんです? ママに教えてごらん? エイブラハム三世ちゃんなら言えるよね?」

「うん、うん。空っぽだった。何にもなかったよ。ぼく頑張って部下達に調べさせたけど、サムソンの死体は見つからなかったよ」

「偉いね、頑張ったね。じゃあ王都に現れたサムソンは、生き返ったアンデッドでいいのかな?」

「わかんないよ。直接会った時は腐敗臭もしなかったし。神官達に墓を探知させたけど、不死者の気配とはまた違うって言われたし」


 サムソンは蘇った。これは間違いない。

 しかし、アンデッド化はしていない……?

 それが何を意味するのか、今の俺にはわかりかねる。

 あといつの間にか王様が幼児退行し、俺がママ喋りになってしまった理由もわかりかねる。


 いつもより会話の主導権握れてるから、いいんだけどさ。

 もしかしてこの王様は、こうやって転がせば簡単に操縦できるのか?


「じゃあママはこれからレオンと一緒に、冒険しながらサムソンを探さなきゃいけないよね。エイブラハム三世ちゃんが何すればいいのかわかるよね?」

「……ぼくに何して欲しいの?」

「馬と食料、装備品、当面の生活費、着替え及び調理道具。追加のパーティーメンバーを探すための求人手続き。大臣並みの待遇を各地で受けられる許可証」

「ま、ママ……いくらぼくが国王でも、そこまでの支援を税金で行うのは世論が……」

「ママの言うこと聞けないの? いいよ、じゃあもうエイブラハム三世ちゃんはうちの子じゃないから」

「えっ……」

 

 最初からうちの子じゃねーし、「子」ですらないけどな。

 この王様って今年で四十五歳じゃなかったっけ?


「いいのかなー。あーママ他の子育てたくなってきたなー。今度は女の子育てたいかも。男の子なんていーらないっと」

「やら、やらあああ! ママやめないで! ぼくのママやめないで! いい子にすゆからあっ!」

「じゃあママの言うこと聞ける?」

「聞くっ! 聞くからあああ! ぼくのことポイしないでえええ!」


 王は手を叩いて文官を呼びつけると、幼児口調から即座に切り替わって「よいか。今から言った通りに勇者一行へ補給物資を送るのだ。これは王の勅命である」と命じた。

 声は渋みのがかったバリトンである。


「これで満足か。勇者の母エリナよ」

「ええ。寛大な処置に感謝いたします」

「……余はどうかしていたので、数分前までの会話は他言せぬよう」

「ご安心を。他言したらおそらく私の精神状態が疑われる事案でしょうし。誰も信じないと思います。ねっ、エイブラハム三世ちゃん?」

「ぐっ。……だが、いい……」


 さあて。

 上手いこと戦力強化は図れそうだから、あとは求人でどんな冒険者がやってくるかだよなあ。

 今のパーティーは勇者レオンに精霊術師の俺に、神官のシャロンだからな。

 前衛がレオン一人で、あいつにかかる負担が大きいのが気になるところである。


 息子に怪我させたくないし、代わりにヘイトを惹きつけてくれるタンク役の騎士がいいかな?

 それでいてレオンの彼女になってくれそうな相手となると……女騎士か。

 ちょうどいいのが見つかるといいんだけど。

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