なんて繊細なお話!
成長するということなのか、新しい扉を開けるということなのか、何と言ったらいいかわかりませんが、何かを得るということは、時に何かを失うということで、痛みを伴ったりするものですよね。
そういう世の摂理みたいなもの(?)が切なく描かれてて、ウルッとしちゃいました。
ちなみに、カラスって頭がよくて人の顔も覚えるっていうので、このお話みたいなことが実際起こることありますよね。
ふだんは嫌いなカラスだけど、ちょっと親近感湧きます。。。
作者からの返信
早速読んでくださってありがとう~!!
このお話は、もともとは新見南吉「ごんぎつね」へのオマージュとして書こうとしたものです。ごんぎつね、オスカーワイルドの「幸福な王子」「ナイチンゲールとバラ」の中の一方通行の愛、報われない自己犠牲みたいなものが書きたかったのですが、どうでしょうか...
ここに出てくるカラスは一応、やさぐれイケメンカラスです(笑)
最後の文が、とても印象的です。
他の作品のように長くはないけれど、この一文で、短いけれど、とても充実した作品になっている気がします。
素晴らしかったです!
作者からの返信
dekopinさん、コメントありがとうございます!
このお話は、友情と恋がまだ未分化の時の切なさみたいなものを書きたかった作品です。大人になるとなくなっていく感情ですよね…。私は勝手にBL的だと思っているのですが…。
読んでくださって、本当にありがとうございます!