第5話捲土重来!どん底から立ち上がれ!
こんばんは。羽弦トリスです。今夜の「その時、羽弦は動いた」は、2022年10月26日午後、1時30分とします。
トリスは統合失調症と言う重い精神病を患っています。それが、原因で人生が苦しくなりますが、見事に健常者並みの仕事をするように変化していきます。
話しは、その時から14年前に遡ります。
当時、英語が得意だったトリスは貿易関連の仕事をしていました。仕事相手は外国人チーフオフィサーであり、英会話にも長けていないと仕事になりません。
当時は激務で、仕事が深夜まで、または明け方、それを飛び抜け昼まで働き続ける勤務体制でした。
あまりの、激務により不眠症になり、うつ病を発症させ、2008年12月15日、会社を退職しました。その時、統合失調症を発症させていたのです。
治療には時間がかかります。
翌年には結婚して、子供を授かりしましたが、トリスは無職でした。
色んな仕事に就きましたが、慣れない精神安定剤の副作用で疲れやすく、眠たくて、仕事になりません。
2年程経つと、障害年金受給者になります。微々たる金額でしたが、それがトリスの生命線だったのです。
幸い、トリス嫁は会社員でトリス家の大黒柱となりました。
しかし、トリスの病状は重く2021年まで職を転々としました。長続きしないのです。
身体が言うこと聞かないのです。トリスはどん底でした。
されど、向上心はありました。就労意欲もあります。
自分に合う会社を徹底的に調べました。
その時の1年前の事でした。
そして、いよいよ今回のその時がやって参ります。
職業安定所である求人を発見します。
新規オープン、軽作業スタッフ募集。
トリスはこれだ!と、飛び付き面接を申し込みます。
トリスは英会話など、もはや出来ません。病気で記憶障害も起きていたのです。
藁にもすがる思いで、面接に向かいました。
2022年10月26日午後1時30分。
面接が始まりました。色んな話しをして、病気の症状についても細かく聞かれました。
そして、30分後面接した社長さんから、
「羽弦さん、うちで働いてみませんか?」
トリスは、
「お願いいたします」
と、答えた。翌日から仕事を始めました。
トリスがどん底から這い上がった瞬間でした。
今年の10月で丸1年。1年以上働くのは12年ぶりです。
トリスは後にこう語っています。
「一度地獄を味わって捲土重来を果たした人間は一寸やそっとではへこたれない。100年の時間は早い。君たちもどうか、いたずらに時間を過ごさないように」と。
その時、羽弦は動いた 羽弦トリス @September-0919
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