春日部 美羽視点

「ん、ん…んん……ぷはっ」


「はー相変わらずキス激しいね」


「もっと!」


お互いの舌を絡ませ唾液を交換しあう…


「ぷはっ…まじで美羽…唾液の量やばすぎ…」


「腹の中美羽の唾液でタプタプになるわ…これ」


「離れるのやだ!もっと!!んっ…」


あの日…関路くんが他の子とシてた次の日私は関路くんにいきなりキスをした…最初は驚いた顔をしたけどすぐに理解したようで関路くんが舌を入れてきてそれからずっと舌を絡ませ合っていた…


そこから関路くんとは会うたびにキスをしていた


私は関路くんに唾液を流し込むのが好きだ…私の唾液で関路くんにマーキングしてるみたいですごく興奮する…


「ぷはっ……ほんとやばいわ…美羽が過去一キスが激しいわ」


「ハアハア……もっとしたい…」


「いやもう時間だろ」


「う…仕方ないか……」


「また明日出来るだからそー落ち込むなよーつか美羽」


「今週の日曜 友達何人かと飲みだけど来る?」


やった!関路くんからのお誘いだ!


「行く!」


「ジュースとかも買うから酒飲まなくても大丈夫だからね?」


「うん…」


1人だけ飲まないのはノリが悪い…ってネットで書いてあったし…飲んでみようかな…


ーーー


「おい!おせーぞ!」


「わりいー」


「早く!もう飲んじゃってるよ」


関路くんのバイクに乗りしばらく走っていると人通りが少なそうな場所に着いた…そこにはやんちゃそうな男の人二人ギャルの女の人二人がいた


「え!何その後ろの可愛い子!新しい女?」


「そーめっちゃ可愛いっしょ?俺んのだからな」


「関路クンの女に手出す奴なんていねーよ!」


関路くんが俺の物って……嬉しい…


「えーなんかウチらとは違うオーラを感じる…」


「こいつ美羽って言うだけど…◯◯校だぜ?」


「お!まじで!久々じゃね?◯◯校の女」


「うんーやっぱ◯◯校の子はすげー初々しくてまじ可愛い」


「羨ましいわー関路、俺にも誰か紹介してよ」


「はあ?女側が嫌がるわお前なんか」


「私と付き合ってんのに紹介してもらおうとすんな!」


男の人達は龍くんと純也くん、女の人達はミサちゃんと優香ちゃんというらしい…みんな明るい…


「よし!飲め!」


「いいけどこいつは飲めねーから飲まそうとすんなよ」


関路くん…優しい…けど…


「ちょっとだけ…飲んでみようかな…」



「「「「ウェーーイ!」」」」


「美羽ちゃんノリいいね!」


「具合悪くなったら言ってね?ウチら介抱するから」


「いや…まじで大丈夫?無理すんなよ…」


「大丈夫…駄目そうだったらすぐ言うから」


お酒…どんな味なんだろう…私は前に出された缶に口をつける…


「うん…大丈夫…思ったより飲める」


「「「「ウェーーイ!」」」」


「美羽ちゃんいいね!でも無理せずな!」


「そうそう!気にせず自分のペースでね!」


「美羽すごいじゃんーでも本当無理すんな?」


皆優しい……それから私は皆の話を聞きながらちょびちょび飲んでた……学校の人達からは絶対聞けない刺激的なお話ですごい楽しかった……なるほどな…こういう楽しみ方もあるんだなと思った


「ふー明日現場はえーからもう帰るわ」


「あーいい時間だし…丁度いいか…解散でいい?」


「はーい、皆また飲もーね」


解散しちゃった…少し寂しい…


「美羽ーごめんねー換気扇ない場所で皆タバコ吸うから匂い服についちゃったよね?」


「あーうん…タバコの匂いがする…」


「俺んちでシャワー浴びなー服は女物まあまああるから」


「うん!」


関路くんがタクシーを呼んだ


「あれ?バイクは?」


「置いてくよ…流石に酔った時に人乗せて運転はできないよ」


「あ!そっか!」


「◯◯校って意外と……」


「もう!違うよ!関路くんとずっと一緒にいたから私がおかしくなっちゃっただけ!」


「はは…そうだよねーつか今思ったけどやばくない?名家の許嫁いるんでしょ?」


「あーいいよ…別に…親に言われたから付き合ってただけだし…そもそも好きじゃなかった…」


「え!まじ!かわいそー」


関路くんと出会うまでは好きとかはわからなくて昔から一緒にいた光輝くんの事を好きだと思いこんでた…けど今は違う…私が心から好きなのはこの人…関路くんだけ……


しばらくするとタクシーが来て関路くんのお家へ行きシャワーを浴び着替えまたタクシーを呼び私の家に帰った…



はあ…もうすぐ三年生か…忙しくなるな…

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