春日部 美羽

今日は疲れたーー仲良い先輩の付き添いで久しぶりにクラブ行ったけどやっぱもーつまんないなー昔もクラブは好きじゃなかったけど…


付き合い以外で酒飲まなくなってからほんと行かなくなった…そして一番だるいのはクラブで幅利かせてるおっさん……あれはまじで死ね…色んな意味で


つー事で今日は10時間は寝る!明日は何もせずダラける!まあいつもの事だけど……


寝室に向かおうとした時インターホンが鳴った



「んだよ…まじで」


ドアを開けると…


「関路くん…お酒飲も?」


寝ようした時に一番会いたくない人間がいた…



「帰れ……まじで帰れ……」


「帰りません…今日は泊まります」


「久々のクラブで疲れてんの!寝かせてくれー」


「寝るのはお酒飲んでえっちしてから」


「うう…」


春日部 美羽 (かすかべ みう)同い年の女だ

高校時代からの仲で学校は違ったが青姦するための人通りの少ない橋の下に忘れ物を取りに行くために向かったら歌を歌っていてあまりに綺麗な歌声だったので声をかけたのが出会いだ…


歌が好きらしく歌の感想や歌詞の提案、HIPHOPビートのキッドを利用して曲を作ったりしていたらすごい仲良くなった


彼女は超エリートの親の元に生まれ小さい頃から英才教育を受けエリートしかいない高校に通っていた…しかもその高校でも成績は常に上位…顔も整っていて泣きぼくろがあり長く艶のある黒髪だった…


さらには名家の許嫁がいて何から何まで完璧…まさに大和撫子

それが今では……


メイクは薄いが長かった髪が短くなり白のメッシュが入っていて片耳にピアスが8つも付いており肩に小さなタトゥーが入っている…

タバコや酒もやっていて特に酒は大好きらしい…いったい誰があの清楚な子をこんなにしたんだ!


高校生の時に文化祭で美羽の高校に来た時に学校でえっちしている所を誰かにチクられ俺も美羽も退学になった…


俺は日頃の行いのおかげで親には 意外と続いたじゃん と言われ全くのノーダメージだったが美羽の方はすごかった…


親には勘当され許嫁には暴言を吐かれ殴られ仲が良かった友達にはLIN◯などでヤリマン ビッチ 性病女などエリート高の学生とは思えない悪口を吐かれた


それからしばらくはアパートを借り俺と美羽の二人暮らし…とはいかず桐奈も来て三人で暮らしのんびりと暮らしていた…が…


1年くらい経った後YouTub◯で上げていた美羽の曲がバズり始めそれから半年経たずにチャンネル登録者は100万を超え若者を中心に大人気歌手になっていた…


今ではチャンネル登録者数は500万を超え大人気のアニメや映画に曲を使われたりし曲を出すたびに再生数は全て5000万超え中には3億超えの曲もある…


誰もが認める日本を代表する歌手になっていた…でも彼女が退学した理由は俺に大きな原因があり今でも少し思う所がある…本人は気にしてないと言うが…


美羽はお金にかなり余裕ができたが一人暮らしせずしばらくは三人で暮らしていたがある日桐奈との喧嘩がきっかけとなりそれからは高級マンションに引っ越した


そこから美羽とのえっちの際はやたら桐奈と比べる様になった……


「つかおまえ、歌手なんだからタバコやめた方いいんじゃね?酒もだけど…」


「タバコは辞めようと思ってるけどお酒は無理!」


「はーそんな事言ってたらいずれ痛い目見るぞ」


「うるさー関路くんのせいでしょ!私がこんなんなったの!」


「関路くんに影響されてタバコもお酒も始めたのに…進めた本人が10代でタバコを辞めてお酒は嗜む程度…」


「う……酒は筋肉の成長を妨げるしタバコは酒の席減らしたら自然と辞めようと思ったの!」


「それにタバコも付き合いで吸うし!」


「はいはい、そーですか…」


「そんな事より!いいお酒あるよ!」


いかにも高そうな木箱を出してきた


「何これ」


「事務所の社長から貰ったの!飲もー」 

  

酒をコップに注ぎ、まずは一口


「あ…美味しい…」


「うんーこれ好きかも!」


「せっかくの良い酒だし久々につまみ作るか」


「やったー!関路くんのおつまみ好きー」


眠気が覚め美羽との飲みを楽しんだ


「すごい楽しかったねーまた飲もー」


「あーさすがにもー寝たい…朝だし…」


「……」   ガバッ!


美羽が俺に覆い被さってきた…


「いや…まじで…頼む…一回寝させて?」


「………………」


「起きたらシよ?ね?」


「…………」


美羽が無言のまま服を脱ぎ始めた……脱ぎ終わり次は俺の服を剥ぎ取り始めた


「頼むよ…お願いします………」


美羽は俺の耳元に近づき…




「無理」




 

笑顔でそう言った

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