東堂 光

「えっ…」


光ちゃんの発言に驚いてしまった 

 

「実は私昔から凄く告白されてたんですがバスケの事以外興味が無くて全てお断りしてたんです…そこから高校生になってさらに告白される様になったんです」 

 

当然だ…こんな美少女ならどんな男も惹きつけてしまうだろう 

  

「それで恋愛について考えたんです 私が付き合いたい人は誰だろう…一緒に居たい人は誰だろう…って」

 

「そしたら関路さんの事しか浮かばなくて…」


凄い嬉しい…でも……

 

「でも関路さんは私の事妹みたいな感じで接してきて…フラれたらどうしようって考えが消えなくて自信がなかったんです…それで自分が納得できるタイミングで告白するって決めてたんです」 

 

「それが今日この日でした…なので関路さん…私をお嫁さんにして下さい!!」


…正直光ちゃんからの好意はかなり前から気づいていた、けど学生特有の年上への憧れだろうと思って見て見ぬふりをしていた、光ちゃんからの告白は嬉しい…でも……


目がやばいんだよなぁーー  


あの目はやばい…18歳とハタチの頃に同じ目をした娘と関係を持った事はあるけどとんでもない事になった…しかも普通告白って 付き合って下さいとか結婚を前提にとかじゃん、なのにいきなりお嫁さんはやばいっ! クソッ!どうすれば……


「関路さん…?」 

 

「あっ…ごめんごめん…いきなりだったから驚いちゃって」 

 

「お返事はもちろん(はい)ですよね?」 

 

やばいやばいっーー!どうしたらいいんだ…あっ! 

 

「光ちゃんからの告白…とっても嬉しいよ」 

  

光ちゃんの表情が明るくなる 


「本当ですか!じゃあ!!」  

 

「でも俺さ…色んな女の子と関係を持って…「知ってますよ」 

 

「知ってますぜーんぶ知ってますよ」 

  

「えっ…じゃあなんで…」


その発言に動揺してしまう


「関路さんが色んな女性と関係を持っているのはだいぶ前から知ってました…でも諦めきれなくて」  


「なので今は妥協しようと思います」  

 

「…妥協…?」


「本当はお嫁さんになって関路さんを独り占めしたいんですが…他の関係を持っている女性達は関路さんに何かあったらなんでもする様な方々に感じて…だからお願いです」 

 

「私を他の女性達と同じ関係にして下さい!」


……は……? 

 

「光ちゃん!それの意味解って…「解ってます!」


「お金は高校卒業したら働くので待って下さい…えっちは経験は無いですが満足させられる様頑張ります」


「他にもしてほしい事があったらなんでもします!だからお願いです!妹ではなく女として見てください!」 

 

光ちゃん……本気なんだ…

本当ならここは大人としてしっかり断るべきなんだけど…光ちゃんのあの目……うぅ……


「わっ…解ったよ…本当に大丈夫なんだよね?」

 

光ちゃんはとても嬉しそうに 

  

「はい!!もちろんです!いずれ絶対関路さんの一番になってみせます!」


そう言うと光ちゃんはキスをしてきた

 

「えへへ キスってこんな感じなんですねっ…大好きな人とのキスってとっーても幸せです」 

  

「今日は関路さんのお家に泊まりますから…お家ではもっと凄いをしましょうねっ?」



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