10話

oh......一体どうしてこうなったんだ、

俺は目の前の光景を眺めながらふと、そう考えた。

そこには、

「ゴラァアアアアアアアアアアアアアア!!

アタシの、かわいいマックスちゃんに、何してくれてんだ!!テメェエエエエエエエエエ!!」

「リリー様、殺しましょう今すぐ殺しましょう。(コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス)」

そこにはブチ切れた、マッマとシルビアがいた。

ことのはじまりは、こうだった。









「お母さん、ゴメンなさい、僕が我慢が効かなかったから。」

「大丈夫よ〜マックスちゃん、あなたは何も悪くないわ〜、お母さんが何とかするから安心しなさい。」

え、ぶりっ子キモイ?知らないね、これも立派な処世術と言うやつさ。

そんなやりとりをして、園長室に着いた。

メキメキ

「失礼しま〜す。」

聞き間違いだよな?

今メキメキって言ったような、、、、

そんなわけないか、ちゃんとノックしてたし。

いざ、ゆかん!!

そう思って入った瞬間、飛んできたのは罵詈雑言だった。

先攻ヒステリーババアのターン!!

「5分前、貧乏人はせっかちね、クソガキの短気具合はあなたの遺伝かしら?ああ、ゴメンなさい?悪気はないの、でも子は親に似るって言うでしょ?」

後攻マッマのターン

「テメェエエエエエエエエエ!!舐めてんのかぁ!!」

ブチ切れた。

「な、何よ!!こっちには、ミニサイズ議員がついてるのよ!!そんな口聞いて、ここから先生きていけるのかしら?ねぇ、ミニサイズ議員……」

ババアは声を失ったようだ、

そりゃあそうだろう、そのミニサイズ議員は顔を真っ青にして俯いていたのだから、

やれやれ、まるで(させない!!)バカみたいだ。

ふっ、フェイントさ。

(なんですって!!きぃぃぃぃ!!)

そうこうして女神と遊んでいたら、もっとやばい事になっていた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る