9話

「一体何があったのですか!?」

まあ、そうなるわな。

ツカツカとヒールを、鳴らしながら歩いてきたのは、この幼稚園の園長モーナ・ブーナ、である。

「マックスくん!!一体何をしてるいるのですか!!マイサンくんは、貴方なのでは比べ物にならないほどの人物の子なのですよ!!それなのに、ただの平民の子であるあなたが、こんなことをしていいと思っているのですか!!」

うーん、ヒステリックババアか、

(あらあら、この私がそこらのメスに宿らせると思っているのかしら?)

いきなりなんだコイツ?

うーむ、まずはこのヒスモブを何とかしなければ、

「あの、マイサンくんから、やられ「そんなことはどうでも良いのです!!」」

ピキ

どうでも良くねーだろ、このアマ。

この世界、常識のねーやつは人の話すらろくに聞けねぇのか?

(それも魂の劣化ね、劣化した魂は、著しく知性を落とすわ。)

「なるほどね、元がかゴミだと成長してもゴミか」

オットしまった、心の声が。

「なんですってええぇぇええええ!!

無礼な!!コノガキャア!!」

「それより、マイサンはいいのかよ?」

その言葉を聞いた園長は、マイサンを担ぐと、こちらをキッと睨みつけ、

「覚えてなさい、平民ごときが上流階級に手を出せばどうなるのか、身の程を教えてあげるわ。」

「僕平民だから覚えられなーい」

「うきぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

この後、普通に先生が来て解散となった。






次の日、マッマと、俺に呼び出しが来るのであった。

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