5月28日② 印刷所を使ってみる
さて、本にする作品も決まったところだし、印刷所のことを少し調べてみようかな。「同人誌 小説 印刷所」で検索すると参考になる記事が色々出てくるな。STARBOOKSさん気になるけど……あ、予約制で早割があるんだ。あれ? だったらもう本文ができてる①は、今すぐ印刷依頼するのが1番お得じゃない……?!
はい。28日は日曜日で仕事が休みだったのですが、時間があるのに任せて、①の作品を使って初めての印刷所への依頼まで終わらせてしまいました! 早い方がお得だからね。
色々調べましたが、結局STARBOOKSさんの「オンデマンドカスタム」というプランを使わせてもらうことにしました。とにかくホームページが見やすい。わかりやすい。「締切算出と見積もり」みたいなボタンを押して、作りたい同人誌の仕様をあーでもないこーでもないと調べながら入力していきました。その結果がこちらです。
【作品の仕様】
タイトル:さかなのあしあと-瀬名那奈世初期作品集-
サイズ:A5
部数:15
製本方式:無線綴じ
綴じ方向:右綴じ
本文ページ数:100ページ
背幅:6.6mm
直近の納品日:2023年10月21日
納品先数:1カ所(イベント搬入 0 カ所/書店納品 0 カ所/宅配納品 1 カ所)
【表紙の仕様】
用紙:マーメイド_スノーホワイト_153K
印刷指定:CMYK印刷
表2・3印刷:なし
PP加工:マットPP
箔押し加工:なし
【モノクロ本文の仕様】
ページ数:100
用紙:淡クリームキンマリ_90K
印刷指定:おまかせ
【オプション加工】
角丸加工:なし
小口染め加工:なし
【割引プランのご利用】
早期入稿割引:毎割60(レベル0)
割引チケット番号:
【その他オプションのご利用】
電子書籍化:希望する
同人誌は文庫本サイズが素敵だな〜と思っていたのですが、①は作品集ということで、少し特別な1冊にしたかったので、A5サイズを選びました。
部数はかなり悩みました。文学フリマ出店経験者の方の記事を読むと、初出店時は30部が目安らしく、私は3作品持っていく予定なので単純に割れば10部なのですが、やっぱり多く刷ったほうが単価は安くなるのです。何度も見積もりの条件を変えて試した結果、部数を15部にして早割を最大限活用する、という結論に至りました。内容的にもジャンルに囚われず私の作風を気に入ってくださった方向けなので、無理に今回売り切るのではなく、次のイベントや通販を見据えて細く永く販売していく前提です。
本文のページ数は入稿前なら変更できるみたいなので、多めに見積もって記入しました。減る分には構わないだろう、という魂胆です。背幅は勝手に計算してくれたので、バランスが悪くないか定規を使って妄想してみました。納品日は余裕を持ってイベントの3週間前にし、自宅で受け取って、必要あれば宅配便を使って自分で会場に送り直す計画です(確か、できるはず……)。
次に迷ったのはカバーの有無です。というのも私、カバーと表紙を勘違いしてました。文庫本だったら絶対カバーを付けたかったけれど、A5サイズで水彩紙風の紙を表紙に使っているので、カバーはいらないと判断しました。
カバーや表紙の加工ですが、やっぱり付けた方が作品の耐久性が上がるっぽい感じでした。でもカバーのマットPP加工、マジ高かったです(なんか、15000円くらいした気がする)。とは言え色々調べていったら、私が表紙に選んだ「マーメイド_スノーホワイト_153K」という紙はマットPP加工との相性がいいらしく、どうしてもつけたかったので、表紙だけにマットPP加工を適用しました。これもカバーをなくした理由の1つです。表紙のマットPP加工の内訳は1485円なので、カバーほど高くはありません。
本文の紙は事前に「淡クリームキンマリがいいらしい」という情報を得ていたので特に考えず決めてしまいました。90Kは100ページより少ない作品の印刷に適しているようです。表紙が白寄りの紙なので「本文だけ黄色っぽくていいのか?!」という一抹の不安が頭をよぎりましたが、皆が使っているなら使ってみようと決めました。私自身白すぎる紙は苦手なので……。
見積もりまで出せたら、後は早割の種類を選ぶのみとなりました。1番安いのは10月21日納品で8月18、19日までに支払い&入稿です。約2ヶ月前の入稿で7800円の値引き! やった!!
電子書籍化にあたってのサークル名やカテゴリわけ、値段などを決めて本日のミッションは終了となりました。ちなみに電子書籍の値段設定は430円です。販売開始日を今年の5月にしてしまったので、文学フリマ後の日付に後で直そうと思います。
これで準備は整いました! 後は表紙を作ったり本文の書式を整えたりして入稿のためのデータを作成し、納品&入金するのみです。ワクワク。
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