7月1日 6月までの進捗と7月の予定

 さあ、こちらの更新は約1ヶ月ぶりになります。瀬名那奈世です。今回は同人誌制作の進捗を振り返り、今後の作業日程を組み立てていきたいと思います!


【6月の振り返り】


 6月ですが、目標は主に2つでした。


目標①作品集のデータを完成させる(本文、表紙、裏表紙)


目標②『月の砂漠』本文を六月(第5話)まで完成させる


 目標①ですが、達成度は30%というところでしょうか。


 本文データについては、ページ数が思ったよりも多く、削れる場所を模索しています。全て過去作品になりますので、余分な改行を減らすしかないのですが……。紙の種類やページ数を見直して価格を再検討し、場合によっては発注内容を見直す予定です。


 表紙については、一度イラストを完成させて決定したのですが、少し迷いが出てきました。というのも先日、夏葉社という出版社を一人で運営されている島田潤一郎さんの『あしたから出版社』という本を読みまして、本に対するこだわりとか、出版社としての姿勢とかにすごく刺激を受けまして。同人誌作りって、本を作るっていう点では出版社と同じだなって思ったんです。


 だから、まずは一人サークル『つきのさかな』としてのこだわりとかターゲットをもう一度じっくり考えた上で、作品集のデザインも検討しなおしたいと思っちゃったんですよね。そうしたら作業が止まっちゃいました。表紙が決まらないので裏表紙も決まらないって感じです。


 あとは、本文も表紙・裏表紙もそうなのですが、データのまとめ方がわからないというか、面倒くさくて笑


 これはもう、公式サイトにマニュアルやテンプレートが載っているので、諸々整ったら時間をとってちまちまやるしかないなって思います。


 目標②の達成率は80%くらいです。あと一息!


 カクヨムでは四月(第3話)を更新させていただいたブロマンス小説『月の砂漠』ですが(ぜひ読んでみてください!)、現在五月(第4話)まで完成しています。ただ六月(第5話)が難産! ヒーヒー言ってます。


 日常回なのですが、あまりにも日常すぎて、「この物語の中であえてこの場面を書く理由は何なのだろうか?」と考えだしてしまいました。かと言って無理やりイベントを起こすのも違うんです。書きたいシーンや伝えたい情景は書けているのですが、本当にこれでいいのかな? という迷いがすごい……。


 ヒントになるかな、と思って現在、小川糸『ツバキ文具店』を読み進めています。春夏秋冬に章が分かれていて、ツバキ文具店の店主・鳩子さんの暮らしや代書依頼のお仕事について描かれた作品です。探偵モノのように派手な事件が起きるわけではなく、人との関わりがメインで、穏やかに淡々とお話が進んでいきます。


 まだ半分くらいまでしか読めていないのですが、この作品を最後まで読めば、小説における日常パートの意義や、自分が書きたい作品の方向性が少し見えるような気がしています。


 ということで『月の砂漠』については、読書と執筆の時間をじっくり取って、諦めずに取り組んでいきたいです。


 以上を踏まえて、7月の目標を整理します。


【作品集について】

①サークルのこだわりやターゲットを明確にする

②作品集の表紙・裏表紙のデザインを決定する

③本文を削り、ページ数と紙の種類を再検討する

④①〜③を入稿する時のデータにする


【『月の砂漠』について】

⑤『ツバキ文具店』を読み終えて日常シーンの小説における意義を考察し、自分が書きたい作品の方向性について考える。

⑥『月の砂漠』の六月分+七月〜九月までを完成させる


【『チョコミントはおあずけ』について】

⑦『チョコミントはおあずけ』(完結済み作品)の推敲に取り掛かる


 以上! やること多すぎ!


 七月の更新は、毎週土曜日の午前9時を予定しています。進捗を都度都度振り返っていこうと思いますので、よろしくお願いします!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る