これまでの登場人物紹介
閑話: 紹介
雨黙華 菊
鳴けよ鳴けよと
うらなくのどえ
露の
乱るる髪は
の文句から始まる容姿端麗な女の子。その美麗は見たものが彼女に盲信してしまうほどのもの。
日々気づかないうちに変わっていく自分のアイデンティティがこの世に未練を残さないよう、フランツ・リストの『葬送』を聞くことで過去のアイデンティティを弔う行為をする。
頻繁に物事を『名付け』することで、自分自身の行動は世界に存在したのだと頭の中だけで証明する行為を繰り返している。
語り部
謎。
物事を芸術作品や倫理の問題、民俗学など幅広い分野から引用した言葉を用いて語る。
監視カメラの女性
拘束されたまま、監視カメラの男性の意味不明な質問に答えさせられた女性。左足の大腿と右前頭部を一発ずつ銃弾で撃ち込まれた。
シーン21までその場に留まっていた後、自立した移動を開始。
監視カメラの男性
監視カメラの女性を拘束し、頭部と足部に銃弾を打ち込んだ男性。雨黙華と関わりが...?
「日の丸人倫派」という派閥について何か知りたい様子。
芒蜻蛉 茜 教授
語り部の恩師で、広島京都理科大学の教授。広島のとある島の山奥に一戸建ての家を建てていたが、語り部によってそこがこれまで全く使用されていなかったことを指摘されて自分の右前頭部に銃弾を撃ち込んだ。
岡本 津悟牢
本名は芒蜻蛉 津悟郎。芒蜻蛉 茜の夫で、彼女と同棲していた。ある日自宅に帰ると、リビングに飼っていたペルシャ猫が首を吊らされた状態で死亡しているのを発見。次いで妻と同じ人工血液が溜まった浴槽を発見。後に妻は殺害されたと判明。だが事件の捜査が強制的に打ち切られお蔵入り。
事件後は鬱病を発症、そして辞職し、精神的に復活したところで「あの日。あの時。」という本を出版。
自己の体験をインタビュアー目線で描く独特な小説で有名。
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