星の夢を見た

『それでいいではありませんか？』

あなたは逃げ続けているようです

逃がされているかもしれないのに

あなたは逃げているつもりですか？

あなたを追いかけているものはなんですか？

それでも恐れているつもりですか？

何が起こるのか知っているのですか？

いいえいいえ

きっと

知り得ませんね

落ちていく

私が食べたものはみんな落ちていく

人が消費したものはみんなどこへいく？

愛しても

要求しても

生きてないなら戻らない

戻る場所はどこ？

死に進む勇気はどこ？

吐いた息が底へとつながっている

死ぬが苦しいの？

苦しいはないの？

誰が知ってる？

目を潰してもまだ聞きたいの

動けなかっただけかもしれない

私に彼らの心はわからない

知る余地はない

それでいいにはなりませんか

いつまでもそうやって落ちるつもりですか

どうやら私は落ちていたいようですか？

私は落ちていたいようなのですか？

あなたは私を叱るのでしょうか

私は甘んじて受け止めてあげた方がいいのでしょうか？

私はそれでいいと思うのですが

どうせ重力に負けてしまうので

覚めていく

言葉刻んで目覚めている

全て

見えるものが全て？

日の下のものも

火の上のものも

昇っていくの？

私の生きる勇気はどこ？

それは傷つき熱を持ってて

焦熱はたまた寒冷の蘇生術

誰が知ったの？

彼らは悶えられる

叫び声が響き渡る

耳をねじりとったら全てに近づいた

私達はわからずやの振りをした？

それでいいとは言えないのですね

口を割いたら幸せそうでしょ？

どこまでも

いつまでもそうやって追いかけているつもりですか

どうやら貴方は落ちていたいんですよ

貴方が捕まえられなくても誰かが貴方に私を与えてくれますよ

私に送る貴方の価値はなに？

私から貴方が受け取る興味はどこ？

私と貴方を表す言葉は明らか

貴方が私への報奨？

それでもいいって言ってるの？