第2話…④
俺は子供を見かけたであろう場所に向かった
アーチを囲う木々が、前に進ませないように感じた
へぇ~良いね…一枚撮ろう
ファインダーが俺を捕らえる
アーチ横でポーズをしながら…
俺は子供の事を考えていた
お疲れさまです…
仕事終りの声がする
アーチを横切ろうとした時
ズボンのボケットに入れた手鏡が落ちた
ヤベ…
傷ついていないか調べる
ちょうどアーチを映し出した時
先程の子供…女の子が小さな家に入るのを見た
後ろを振り向いたがアーチの奥は森が広がるだけだった…
あの女の子は誰なんだ…この手鏡はあの娘のもの
かな?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます