ラーメン戦記

まーぼー

第一章

[登場人物]

拓(たく)…豚骨使いの能力者。豚骨ラーメン一筋。姉の清香にペットのように可愛がられている。

秀真(ほつま)…塩使いの能力者。塩ラーが好き。

優(ゆう)…味噌使いの能力者。

悠仁(ゆうじん)…醤油使いの能力者。味が濃いものを好む。

清香(さやか)…拓の姉。ブラコンで拓が大好き。

勘太(かんた)…ラーメン全般を扱うラーメン屋凛風の店主。通称ゴリさん


<ラーメン「凛風」にて、、>

拓:「やっぱラーメンは豚骨に限るなあ」

秀:「は?塩が一番だろ。」

優:「なにつまんないことで争ってんだよ。味噌が一番やろ。」

悠:「俺は醤油が一番だと思うね!」

---これはラーメンの味を巡って小6の4人の子供たちがラーメンの特殊能力を使ってバトルし、ラーメンの頂(てっぺん)を決める戦いである。


<拓の家>

拓:「なあなあ姉ちゃん、ラーメンで一番美味しいのは豚骨だよね?」

清:「そんなこと気にしてないで、ほらおいで!拓ちゃーん。あー、いい子いい子かわいいねぇ、むぎゅー」

拓:(またはじまったよ、、勘弁してくれないかな、、重度のブラコンやん、、)


---次の日

<学校にて>

悠:「おい拓!秀真!優!昨日のケリをつけようじゃないか!

秀:「おお、臨むところだぜ。」

優:「どうやって一番を決めるの?」

拓:「喧嘩か?怪我は痛いから1000円で買ってやるぜ??」

悠:「待て待て落ち着け。普通に戦っても面白くないだろう。そこでこんなものを用意した。」

---ガララ

悠仁はそう言ってペンを4本広げた。

悠:「これは自分の意志を入れた妖精を召喚できるペンなんだ。このペンにそれぞれの好きなラーメンを入れて、妖精で戦わないか?」

優:「いいね!面白そう!」

秀:「名案!」

拓:「どうやって意志を吹き込むんだ?」

悠:「ペンを額に当ててじっと意志を頭に思い浮かべるんだ。」

悠仁の説明を受けて、4人とも額にペンを当てて、自分の好きなラーメンのことを強く思った。


To be continued…

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