第11話 疲労の理由分析
5月30日(火)。
朝イチ(というか、前日の定時後)のメールでまず、うんざりすることがありました。
クライアントからのメールだったのですが、
何故、クライアント内の関係者にまずは確認しないのですか?
という内容のメールだったのです。
そして、こちらが何度も「それは業務上NGなのでおやめくださいね」とお願いしている事を、依頼してきていました。
今、チームリーダーの代行を担当しているわたしのところには、大小関わらず
イラッ
とするメールが多く入ってきます。
ひとつひとつに心を乱されていてはとても体がもたないとは思うのですけれど、どうしても反応してしまう。
もう少し鈍くなった方がいいのかもしれませんね。
どうすれば鈍くなれるのか教えていただきたいくらいです。
(仕事以外の事では、結構【鈍いね】と言われる事はあるのですけれども……上手く行かないものですねぇ)
そしてこの日は、午前中はほぼ引継ぎに費やし、午後はスタッフさんとのミーティングが入っていました。
引継ぎって、意外と頭を使うのですよね。
その業務を知らない人に、どう話したら上手く伝えられるか、考えながら話すので。
そして、スタッフさんとのミーティングでは、スタッフさんへの連絡事項を伝えると共に、日頃スタッフさんが抱えている悩みや問題などの聞き取りをします。
我がチームのスタッフさんたちは、長くご勤務いただいている事もあって本当にみなさん優秀な方ばかりで、1を伝えたら10まで察して先に先にと動いてくださる。
とってもありがたい存在です。
ですので、そのスタッフさんたちがより働きやすい環境を整えるのが、わたしの仕事。
少しでも悩みや問題があるのであれば、お話していただきたいのですが、そこはまた遠慮深いスタッフさん達なので、雑談を交えつつお話を引き出していくと言う。
わたしにとっては、楽しい時間でもあります。
……お話くださる問題点や解決しなければならない事を考えると、頭の痛い事もあるのですけれども。
そんな訳で、それほど疲れる仕事はしていないし、自分の仕事はほぼほぼ手つかず(笑)だったにもかかわらず、午後の早い段階で既に、とてつもない疲労感に襲われました。
何故?
土曜日に出かけた疲れが今更出て来た?いやいや、まさか。
昨日の上司メールの精神的な疲れを引きずっている?それはあるかもしれない。
今日の引継ぎで疲れてしまった?……これが一番大きいだろう。
以上が私の分析です。
私の【適応障害】の原因は【業務過多】。
厳密に言うと、【精神的負担の過多】なのではないかな、と思っています。
【業務過多】と聞くと、
それじゃあ、残業がものすごく多かったんでしょう?
と想像される方が多くいらっしゃるかもしれませんが、わたし自身の残業は多い時でも月30時間と少し。
【業務過多】と言う言葉は大げさなのかもしれません。
ですが、担っている業務の精神的負担が、わたしには重すぎました。
●自分の担当業務外の業務の、クライアントとの調整
●クライアントの年次業務のスケジューリング~実施までの取りまとめの全て
これらが、チームリーダーの休職に伴って、わたしひとりの肩にのし掛かって来た業務です。
そして、何度か記載したかもしれませんが、わたしは、ただの、イチ平社員であり、自分の担当業務も持っています(ひとつも手放せていないどころか、チームリーダーが持っていた業務の一部も担う事になりました)。
自分の担当業務以外の業務の質問が次々と舞い込んでくる状況を想像してみてください。
頭の切り替えが、半端なく追い付かないのです。
これが、わたしにとっては非常に疲れる事なのでした。
そして、クライアントの年次業務の取りまとめ。
わたしがなにか1つでもミスをすれば、全てが成り立たなくなるということです。精神的に重たすぎます……
この業務を1人で担うのはもうムリだと上司に訴えて、やっともう1人担う人を確保して、そして行っていたのが、この日の午前中の引継ぎ。
……もしかして、PTSDかと思うくらい、説明し終わった後、軽い眩暈と頭痛、それから倦怠感を覚えました……
昨年のあの酷い状況を、思い出してしまって。
そして、本日。
5月31日(水)。
有給を取得しているわたしは、何故か両腿にものすごい疲労感を覚えています。
何故に両腿?!
足を使うような激しい運動は、していないのですけれど。
わたしは1つの仮説を立ててみました。
わたしは脚力は意外とある方なのです。
特に、腿。
メンタルが空っぽになってしまったわたしは、力の余っている腿から力を補充したのではないでしょうか。
なんちゃって。
それにしても、少しカクヨム活動を(主にヨム活動)をしただけでものすごい疲れてしまって、今日はたまらずにお昼寝をしてしまいました。
よっぽど、体の中のエネルギーが枯渇しているのでしょうね。
本当は、書きたいお話があったのですけれど、頭がびっくりするくらいに空っぽな感じがするので、今日はとても無理そうです。
早めに【児童文学用短編】を書きあげて置いてよかった、と思いました。
さて。
夕寝でもしましょうか。
これを書いている途中で、何度か寝落ちしそうになってしまいました……
※これを書いたのは、5/31でした。
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