第5話F組のクラスメイト
入学式が終わった
俺は、今自分の組の方へ向かっている
だが何かが聞こえてくる
聞き耳をたてていると
「おいこのダメエルフ!俺に口答えしてん
じゃねぇ!」
「そーだそーだ」「ガンくんの言うと
うりだ!」
俺は、その光景を見ている
止めようと歩くとそのイジメられたエルフ
は、大きな声で言った
「私は、ダメエルフなんかじゃない!
これでもくらえぇ」
そのエルフは、自分の手から水魔法を
出そうとしてるが中々出てこない
ついにエルフは、諦めたのか
うずくまって泣いている
それを見ていたイジメ達が笑った
「やっぱりダメエルフじゃねぇか!
はっはっはっ!」
「あーはっはっ」「はーはっはっ」
あーキモいなこの光景を見ると
まじでイラつくはぁ
俺は、声を低くして
「行くか」
「おい何をしている?」
遠くから見ていたがリーダーぽいのがガン
と言ったか?見た感じエルフだな
その取り巻きが魔族か
殺しは、厳禁
痛めつけるくらいで大丈夫だろうか?
「あぁ?なんだお前って人間じゃんしかもF!
まぁ当然か!人間だもんな!」
そうカスが言うと取り巻き達は、笑った
「俺のことは、どうでもいいそれより
お前達そのエルフをイジメていたように
見えたが?」
俺が、そう言うとカスは、言った
「おいおい俺のランクが見えねぇーのか?
Bだぞおい!
ここは、実力が全てなんだよ
お前みたいな人間がいていいっぐぁあ」
言ってることがうざかったので殴った
Bランク?って言ったか?
これでか?弱すぎだな
他の取り巻き達は、何故かびっくりしている
イジメられていたエルフもだ
俺がいつ殴ったのかいつカスの目の前にいたのか?気づかなかったようだ?
それもそうだ俺は、暗殺者だ気配を
最低限消さなければならない
「「てめぇぇえ」」
さて取り巻き達は、俺を殴ろうとしてくるが
避けて超手加減して相手顔面にパンチ
そしてもう1人には、腹に蹴りを1発
顔面にパンチした奴は、軽く吹き飛んだ
死んでは、いないようだ
蹴りも入れた奴も軽く吹き飛んだ
まぁそいつも死んでは、いないようだ
「ふぅ」
俺は、ため息をつきエルフのもとに駆けつける
「大丈夫?」
するとそのエルフは、
「あぁはいありがとうございます、あ、あなたもFなんですね」
「あぁはいそうですよかったら同じクラスですし一緒にいきません?」
初めての友達?かな?
友達というのを作ったことがないから
わからんがこういうのを友達というのだろうか?
「えぇ一緒に行きましょう私の名前は、
エルザと言って下さい」
「あぁ俺は、黒沢夂よろしく夂と呼んでくれて構わない」
こんな感じか?わからんが?
まぁいいか
「それでは、行きましょう?」
「あ、あぁ」
エルザは、俺の手を引いてF組の所に引っ張ってくれる
でも疑問が浮かんだ
「俺は、人間だ嫌じゃないか?」
するとエルザは、笑顔だった、これまで見てきた
他の嫌な顔など差別などしないように見えた
「えぇ最初は、私も人間をみくだしていたわ
貴方がきた時貴方に何ができるのよと
思ってしまったわ、本当にごめんなさい
でも貴方は、助けてくれたわ、他は、
私がFだからってたすけてくれなかった
同じFでもよ?でもあなたは、違ったわ
本当にありがとう。だから私は、貴方を
信じます友達になってくれますか?」
俺は、それを聞いて俺の何かが欠ける音がきこえた
人間を見下す差別する奴らは、ぜいいんカスだと
思っていただが思っていた奴が人間を
差別しなくなるということが今俺の
目の前に起きている
俺は、エルザを信じていいのか?
俺は、エルザの目を見る
その目は、純粋な目で嘘をついている
ような目では、なかった
だから俺は、
「よろしくエルザ」
と言いエルザと一緒にF組に向かった
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