第47話 合宿の帰り
一方,温泉旅館では,ソープランド殺人事件の犯人と思われる『あぶれ獣魔族』であるシレイを暗殺すべく,獣魔族の組織は2名の刺客のうち,1人は,人知れず夏江によって灰燼にされた。
夏江は,サイコメトリー能力によって,彼に犯される映像を自分の携帯に念写した。その作業が終わると,その灰燼を片付けた。
その後,20年も歳をとった部員たちも目覚めた。彼らは,顔を洗う時自分の顔を見たが,さほど驚かなかった。もともと自分の顔を気にするような連中ではなかった。
全員で朝食をしている時,夏江は部員に林サミコは昨晩,急用で去ったことを伝えた。部員たちは,林サミコがいなくなったことでがっかりしたが,でも,まだ,夏江先生がいる。服の上からでも,彼女の超ふくよかな胸をみると,また性欲が湧いた。また,犯したいという気持ちは強くあるものの,なぜか下半身がまったく反応しなかった。
食事終了後,部員たちは稽古が始まる。だが,彼らにとって,この合宿の本当の目的は,夏江とのエッチだ。このまま,何もせずに稽古などしたくもない。
部長の定家がさっそく夏江先生に,そのお願いをした。
定家「夏江先生,昨晩,どうやら2巡目はできませんでした。すいませんが,2巡目をさせてください」
夏江には,後ろめたさがある。20年分の寿命を奪ったという事実だ。 あまりに申し訳ない。そこで,彼らの希望を叶えることした。せめてもの罪滅ぼしだ。
夏江「わまりました。約束ですものね。2巡目は1人10分でしたね。でも,人数がおおいから,一度に4人同時に相手します。順番を決めて,9時にわたしの部屋に来てください。3巡目,4巡目も同様とします。午前中は3巡くらいはできるでしょう。午後も,夜も付き合ってあげるわよ」
この言葉に,部員全員が「わぉーー!」,「ヤッター!!」などと騒ぎ立てた。
1時間でちょうど一巡することになる。だから,午前中は3巡する。午後は1時から夕6時まで5巡。夜は,7時から12間で,同じく5巡。合計,なんと13巡もする。部員が歓喜の声を挙げないわけがない。
夏江は,そういって自分の部屋に戻った。10分も肌を合わせてしまうと,部員たちは老人になってしまう。そこで,全身に霊力の層を施すことで,寿命エネルギーの吸収を止めることにした。でも,まったく吸収しないのも癪に障るので,おっぱいのところどころを霊力の層で覆わないことにした。それらの箇所はかなり狭い面積なので,仮に10分連続で触ったところで,1年分の寿命エネルギーが吸収される程度だ。
だから,誰がどれだけ吸収されるかは運次第だ。
夏江の部屋で2巡目がスタートした。
部員たちは,彼らの下半身がまったく反応しない状態だったが,夏江の母乳を飲むと,急に下半身が元気になった。元気になった順番に,夏江の化け物乳首で果てた。
ただ,ちょっとだけ悲しいことに,果ててしまうと,その部員はその後4時間ほど寝入ってしまった。それでも,この日,ひとり3回ほど果てる機会があった。
朝になっても,この行動が継続した。目覚めた部員は,すぐに,もしくは,超爆乳おっぱいを十分に触ってから,夏江の母乳をガブガブと飲んで,下半身を無理やり元気にさせて,乳首の中で果てた。もう,4人ルールなど存在しない。目覚めたらおっぱいを触って乳首で犯す! 部員たちの頭はそれだけだ。
合宿の終了する午後2時。部員たちの半数以上はいまだ寝入っていた。だが,時間がきたので,残りの部員が,彼らを無理やりバスの中に運んだ。
学校到着まで,バスでおよそ4時間。その間もこの行動が続いた。夏江は,もう好きにしてという感じだ。バスの一番奥のシートで全裸になって横になり,目覚めた連中から,乳首を犯されるという行為が続いた。
運転手は夏江がマグロ状態で生徒に犯され続けているのはバックミラーで知っている。それなら,自分も犯してやれと思った。高速道路を下り,一般道の比較的広い道路で,ハザードランプをつけて臨時駐車した。学校まで,あと5分といった距離だ。ちょうど生徒が全員寝入っているタイミングだ。
運転手は,さっそく5分ほど思う存分揉んだ。
50代の運転手は,白髪まじりの70代の顔付きに変化してしまった。
夏江は,これからどうしようかと悩んだが,悩むことは止めにした。目覚めた生徒から,バスに下りて自宅に帰ってもらうことにした。皆,果てると寝入ってしまうことを知っているので,去り際に夏江先生のウルトラ乳首にキスをして去った。その際,夏江は生徒のオーラを詳しく見て,各部員の肉体年齢をメモ書きした。
運転手が夏江を犯してから約4時間後,最後に残った運転手が目覚めた。彼は罰が悪そうにして,夏江に何も言わず,学校まで運転して夏江を降ろしてから帰っていった。
夏江が学校に着いた時は,すでに午後10時を回っていた。学校では,校長と教頭先生が待っていた。責任者としてやむを得なかった。
夏江が,車の渋滞で予定よりも4時間も遅れたことを校長と教頭に報告した。だが,夏江の体から漂うキツい粘液の臭いから,それはウソだとすぐにわかった。
教頭「夏江先生,あなたの体から精子の臭いがプンプンします。それって,どういうことですか?」
夏江は,さすがに言い訳がつかなかった。已むなく,ちょっとだけ本当のことを言った。
夏江「実は,バスの中でゲームをしていて,大負けしてしまい,部員たちの性処理をするはめになりました」
教頭「夏江先生,それは,ちょっと大きな問題ですな。部員がその映像をネットで上げたら,もう,この学校の名誉など消し飛んでしまいますよ。夏江先生自身にも,夏江先生を派遣したマキ人材派遣会社にも,それ相応の賠償責任をとってもらうことになります」
部活部員がそのような行動を取る可能性は少ないのだが,まったくないとい言い切ることもできない。教頭の言い分もよくわかる。
そうなると,夏江は教頭と校長を黙らせるしかない。夏江の取る行動は決まってた。夏江は,教頭の手をとって,自分の爆乳に触らせた。
夏江「あの,,,今から保健室にいきませんか?校長も一緒にどうですか?」
校長と教頭は,お互い目を合わせた。校長は,コホンと咳払いをしてから言った。
校長「まっ,そうだな。部員には,明日にでも性処理の映像を削除するように厳命することで対処しよう。教頭,それでいいかな?」
教頭「はい,それでかまいません。なにせ,夏江先生は臨時教師ですから,大目に見てあげるのがいいでしょう」
かくして,夏江先生は校長と教頭を連れて,保健室に移動した。
それから,1時間もしないうちに,彼らの肉体は灰燼と化して消滅した。
夏江は,灰燼をゴミ箱に入れて処分し,衣類は焼却した。携帯,時計などの金属品は適当にゴミ袋に入れて,帰り際,近くのコンビニのゴミ箱に入れて廃棄した。
夏江は,とうとう,殺人者になってしまった。でも,夏江が殺したのではない。『霊核』が殺したんだと思うようにした。だって,夏江自身が,そんな殺す能力などないからだ。夏江の能力は,霊視とか,サイコメトリー,念写など,霊的な能力だ。霊力は,夏江の能力ではなく霊核の能力にすぎない。
霊核は,ありあまる寿命エネルギーと精子を受けとったので,自分の全てを詰め込んだ卵を生成中だった。もうまもなく,その卵が完成するところだ。
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