第24話 魔装計画

 多留真は,あることを思いついた。な〜子が獣魔族なら,回復魔法が使えるはずだ。ならば,何度も夢にまで見た夏江のおっぱいやお尻を噛みちぎることも串刺しすることもできる。


 実は,多留真が夢に見たというのは,実際に起きたことだ。多留真の体が霊体の美澪によって憑依され,破壊された夏江の体は回復魔法によって回復したという事実を,多留真は夢を見たと錯覚した。


 多留真「な〜子,お前は回復魔法が使えるな?」

 夏江「ちょっと待って,確認する」

 多留真「確認する?」

 夏江「フフフ,獣魔族は秘密が多いのよ」


 夏江は,秘密という言葉で誤魔化した。夏江は,霊力の核に聞いた。 

 夏江『回復魔法って,使えるの?』

 霊核『ふん,それくらい使えないでどうするの?』

 

 その言葉で,夏江は回復魔法が使えると理解した。


 夏江「多留真,回復魔法は使えるみたい」

 多留真「な〜子,では,お前の体,むちゃくちゃしてやる!!」


 多留真は,備え付けの戸棚からドライバーセットを見つけ出した。先端の形状が違うドライバーが5本ほどあった。全長20cmほどの長さがある。それをなんら躊躇無く,化け物じみた乳首に串刺ししていった。でも,5本しかないので,すぐに終わってしまった。そこで,刺した5本のドライバーを引き抜いて,今度は片方で11kgにもなるおっぱいを串刺ししていった。この一連の動作を両方の乳首とおっぱいに繰り返した。


 いくらおっぱいや乳首を串刺ししても血はまったく出なかった。それよりも乳首から母乳がどんどんと出る始末だ。


 多留真は,母乳がもったいないので,コップに受けてそれを飲んだ。すると,下半身が焼けるように熱くなって,睾丸も一回り大きくなっていくのがわかった。


 おっぱいや乳首を何度も串刺しされて,その痛みが快感となって,快楽の世界にこれから没入しようという時に,多留真からのしょうもない質問が来た。


 多留真「なっ,なんだ?この母乳は? 男性器を強化させてしまうのか?」

 

 多留真を味方に付けないといけないので,快楽の世界に没入するのを後回しにして,多留真の質問に答えた。


 夏江「そうよ。嬉しいでしょう? いくらインポ状態になっても,この母乳があれば,インポは回復するかもね。フフフ」

 多留真「・・・」


 多留真は,夏江の体が化け物になってしまったのではないかと思った。それでも,ドライバーで串刺しを続けるのは止めなかった。いくら刺したところで,血は出ない。刺し放題だ。しかも刺しがいもある。多留真の肥大した逸物は,すでに何度も夏江の膣の中で射精を繰りかえした。


 夏江のおっぱいと乳首が穴だらけにした後,多留真は,お尻に目をつけた。夏江をうつ伏せにした後,お尻への串刺し攻撃を行った。


 そのお尻攻撃をしている間,夏江は,おっぱいに回復魔法をかけてくださいと霊核にお願いした。回復魔法がかけられている間も,快感が全身に走っていた。お尻に串刺しされるという痛みを,快楽として味わい,海老反りになって絶頂を味わった。


 30分後,夏江のおっぱいと乳首は,完全に回復した。しかも,片方で12kg,両方で24kgにもなるおっぱいにまでなった。しかし,乳首はもう限界が来たのか,直径と高さが15cmのままで,これ以上大きく変化しなかった。


 お尻攻撃をしても,血はまったく出なかった。多留真としても,血を見るのは好きではない。そのため,気分を害せずに,いくらでも串刺しの刑を行うことができた。逸物が元気になれば,その都度膣の中に射精した。


 お尻攻撃に飽きると,多留真は夏江を仰向けにさせた。


 多留真「何?おっぱいが回復しているぞ? くそ!! また,串刺ししてやる!!」


 多留真は,これまで以上に残虐にドライバーでおっぱいと乳首を串刺ししていった。それだけでなく,刺したあと,ぐいぐいとこねくり回して,血が混じった脂肪片さえも,皮膚の外に取り出していった。まさに,おっぱいと乳首をぐちゃぐちゃにして,挽肉状態にするようなものだ。


 だが,片方で12kgにもなるおっぱいを,わずか5本だけのドライバーで挽肉状態にするのはなみ大変な作業ではない。しかも,両方だ。


 その作業に多留真は,延々と数時間もかかってしまった。

 

 その間,お尻に回復魔法をかけてもらった。お尻廻りは,一段と大きくなり,130cmにまでなってしまった。お尻の張りが一段と出てしまった。


 この行為を受けている間,夏江のサイコメトリー能力によって,多留真が最近経験した内容が,夏江の頭の中に映像として飛び込んで来た。そして,夏江は『魔装計画』の全貌をほぼ理解することができた。


 この『魔装計画』は,モモカへの銃撃逮捕劇の時に,機動隊員10名が殺されたことが大きな契機となって,開発が大々的に進められることになった。もう2度と,このような悲惨な目には遭わせないという警視庁の強い意気込みが感じられるものだ。月本国の武器製造工場,さらに多くの下請け工場が精力を上げて『魔装計画』を進めた。


 多留真が装着しているのは,最先端の装備ではなくやや古いものだ。現在の最先端技術では,なんとSS級魔法2発,上級魔法なら200発も放てるほどの高純度魔力結晶を下着に埋め込むことができるほどになっていた。しかも,特殊手袋の手の平だけでなく,手の甲にも魔方陣を植え付けることができ,お互いが干渉しない魔法陣の設計も可能になった。つまり,両手で4種類の魔方陣を発動させることが可能だ。


 夏江は,おっぱいがぐちゃぐちゃに破壊されて,その痛みで恍惚の世界の中にあって,ときどき,海老反りになって絶頂を感じつつ,魔装計画の映像を理解していった。


 この魔法計画は,α隊だけが享受するものではなく,一部の特殊軍隊にも採用が検討されている。ただし,軍隊が魔法を使えるとなると,他国との軍事バランスに大きく影響を与えてしまう。それが返って各国間の緊張をもたらしてしまう恐れがある。そのため,この『魔装計画』は超極秘プロジェクトであり,人体実験する警察官は,今のところ,α隊の隊員と多留真にだけ限定していた。    


 多留真は母乳を飲んでは,逸物を無理やり元気にさせて夏江を犯していった。数時間かかって,何度もおっぱいとお尻の破壊作業が終わると,さすがに疲れが出てきた。すでに射精を5回もしてしまった。もう,精力も限界だ。


 多留真は,破壊されたおっぱいの組織片がベッドを汚しているのをさほど気にせずに,その場に倒れて完全に寝入ってしまった。

 

 霊核による回復魔法は,さほど優秀なものではない。そのため,おっぱいの回復に30分以上もかかってしまう。それでも,回復魔法の副作用によって,夏江のおっぱいは,片方で15kg,両方で30kgにもなるおっぱいにまでなった。これは,おっぱいがほぼ完璧に破壊されたことと,夏江が,さらにおっぱいを大きくしたいという強い要望に霊核が答えた結果だ。必要以上におっぱいの細胞分裂が促進した。


 乳首の巨大化は,まだ限界が来ていなかった。直径と高さがいっぺんに20cmのままで大きくなってしまった。ここのところ,大きくならなかった反動が一片に来た。


 夏江は,横で寝入るように倒れている多留真のオーラを詳しく診た。そうすることで,多留真の年齢さえも正確に見て取れる。どうやら,ほとんど寿命を奪っていないことがわかった。『ほとんど』という意味は,具体的には1年ほど寿命を奪ったということだ。でも,これだけむちゃくちゃしたのだから,多留真本人にとっても本望だろう。

 

 夏江は,朝までまだ数時間あるので,おっぱいの組織片で散らばったベッドを避けて,ソファで仮眠を取ることにした。


 翌朝,夏江は,寝坊寸前の多留真を無理やり目覚めさせて警視庁に行かせた。


 夏江自身は,一段と大きくなった爆乳をサラシで少しでもめだたなくして,別の胸元が少し開いたマタニティドレスを着た。一回り大きくなったヒップは,本来なら隠せるはずもないのだが,幸いにもマタニティドレスなので,ぎりぎり隠せることができた。


 夏江は,自分の全身を姿見で見た。


 夏江「わたしって,歩くラブドールになってしまったみたい。これでは,男子学生が勉強に手がつかないのもうなずけるわ」


 夏江は,ふと,そんな言葉を発して,職場である高校に移動した。


 ーーー

                                                                                     

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