第4話 夏江のAVデビュー
夏江は風呂に入っていた。体を洗ったあと,バスにつかった。夏江は,オーラを見るように凝視すると,自分の周囲に3個の透明映像魔法陣が稼働しているのがはっきりと見えた。
今,裸でいる夏江は,まさにAV女優として裸をカメラの前で曝け出しているのと同じ状況だ。夏江のAV女優としてのノルマ,それは,エッチや犯される機会がない場合,自分で裸になって自慰するというものだ。
夏江は自慰しなかったら,どんな罰則があるのだろうかと考えたが,自慰するのは別にイヤでもないので,今日のノルマをこの風呂場で果たすことにした。
自慰するのがノルマだとは,夏江自身もちょっと可笑しくなって,少しだけクスクスと笑ってしまった。
バスタブの中で,自分の巨大な乳首と陰部に刺激を与えて,気分を盛り上げているとき,,,
ガラガラガラーーー
風呂場の曇りガラスのドアが開いた。
そこには,タオルで陰部を隠した父親が立っていた。
父親「あら?まだ風呂にいたのか?これは失敬。でも,すぐに寝たいので,このまま体を洗わせてもらうよ。悪く思わんでくれ」
この言葉は,彼が考えに考え抜いた言葉だった。夏江は,こんな展開は十分に予想されたので,別に驚かなかった。それに,こんな状況であっても,自分の裸体をタオルなどで隠すようなことはしなかった。だって,夏江はAV女優なのだから。
夏江は,自認行為を中断した。
夏江「いいえ,かまいません。どうぞ,体を洗ってください。なんなら,背中を流しましょうか?」
夏江は,自然とそんな言葉が出た。今の夏江は,AV女優であると同時に,AV監督でもある。より素晴らしいAVとしての映像を,獣魔族の監督に提供することができれば,いろいろと便宜が図られると期待した。
ただ,ちょっと抵抗があるのは,陰部を使っての性行為だ。別に恋人?の多留真に義理立てするつもりはないが,でも,できればその部分は自認するだけに留めたかった。
父親は,まさか,夏江がおっぱいを隠すようなこともせずに,そんな肯定的な言葉が彼女から聞けるとは思ってもみなかった。
父親「おっ? そっ,そうか? じゃあ,お願いしようかな?」
夏江「はい,喜んで」
夏江は,バスタブから出てきて,父親の背後に回った。夏江の片方で6kg,両方で12kgにもなる巨大なおっぱいと直径も長さも12cmにもなる乳首を父親の背中に接触させた。おっぱいや乳首で背中を流すわけではない。タオルで流すのだが,おっぱいや乳首を接触しないと流せない。
背中に夏江のおっぱいと乳首の刺激を受け続けた父親は,すぐにあの部分がビンビンに膨れ上がってしまった。それでも,しばらく我慢して,背中を流してもらったが,とうとう我慢の限界が来た。
父親「夏江さん,あなたのおっぱいは殺人的だ。もう我慢できん。それに母乳がどんどんと溢れている! その巨大なおっぱいと異様に大きい乳首,吸わせてくれ!」
父親は,向きを変えて,夏江の横に移動して,その巨大な乳首を両手で絞って,なんとか口の中に無理やり押し込んだ。
夏江の乳首には,男性自分を包み込む能力がある。魔獣族のムカブルによって,乳首を十字に切られたことによる後遺症だ。乳首を駆使すれば,父親の男性自身を満足させるに十分だと思った。だって,そんなことできる女性など,この月本国のあまたの女性の中でも,数人いるかどうかだ。
夏江「その乳首,男性自身を包み込むこともできるのですよ。試してみますか?」
父親は,溢れ出る母乳を飲み込みながら,返事した。
父親「何?それはほんとうか?そんなことが可能なのか?!」
夏江は,風呂場で横になって言った。
夏江「どうぞ,その元気な物を乳首の先に当てて,押し込んでください」
父親「よっ,よし!!では,そうさせもらう!」
父親は,言われた通り,自分の逸物を直径と長さが12cmにもなる乳首の先頭に当てて,グイグイと押し込んでいった。もともと母乳で潤っているので,その逸物は,さほどの抵抗もなく,乳首の中に挿入されていった。
父親「こっ,これは気持ちいい!最高だ!」
あまりに気持ちいいので,乳首に挿入したと同時に,おっぱいの中で果てた。
父親「ふーー,なんか,どっと疲れが出てきたようだ」
父親は,そのまま,寝入ってしまった。
それをみた夏江は,少々慌てた。
夏江「エミコさんのお父様? お父様? どうしたのですか?」
多少,体を動かしても,父親は目覚めなかった。夏江は已むなく彼を風呂場から和室に移動させてた。押し入れに布団があったので,布団を敷いて,そこに寝かせることした。
夏江も,適当に空いている部屋に移動して,布団を敷いて寝ることにした。ふと,なんで父親が寝入ってしまったのかを考えた。
あの時,おっぱいの中に粘液を受けたとき,それに合わせるかのように,夏江の体に精気が増したような気がした。
夏江『もしかして,わたし,男から精気を吸収できるようになったのかしら? 確か,『メリルの指輪』に囚われていた美澪も,多留真から精気を吸収していたと言っていたわ。その能力がわたしに引き継がれたのかしら?』
夏江は自問自答した。でも,明確な回答は得ることはできなかった。
翌朝
夏江が起きて,父親の様子をみると,まだ寝ていた。そこで,勝手ながら,冷蔵庫にある卵を使って,目玉焼きを作り,食パンを焼いて,簡単な朝食を2人分準備した。自分と父親の分だ。
その準備が終わる頃,父親が起きてきた。
父親「あれ? おれ,,,いつの間に寝てしまったんだ?」
夏江は,少し顔を赤くして言った。自分を可愛くみせるための演技だ。でも,自然にそのような行動ができるので,もう演技というレベルではなく,しっかりと身についたものだった。
夏江「おはようございます。エミコさんのお父様。昨晩,わたしと,その,,,エッチをしてからどうしたわけか,すぐに寝入ってしまいました。それで和室に運ばせていただきました」
そう言われて,父親は,確かに夏江の乳首に挿入したところまでは,しっかりと覚えている。
父親「そうか,,,それは悪いことをしたな」
父親は別に悪いことをしたなどとは少しも思っていないのだが,社交礼儀的に返事した。
夏江「勝ってながら朝食を作らせていただきました。いかがですか?」
父親「おっ,そうか? 悪いね,そんなことまでさせてしまって。妻が昨晩,実家に帰ってしまって,不便しているんだ。もし良かったら,数日,ゆっくりしていっていいんだよ?」
夏江は,別に慌てる旅でもないので,その言葉に甘えようかとも考えた。でも,精気を奪ってしまうと,父親の年齢では回復が追いつかない可能性がある。もし,精気を奪う能力がさらに増してしまうと,父親を殺しかねない。
夏江「ありがたい申し出ですが,できるだけ早く除霊のヒントを探さないといけません。すいません,,,」
父親「そっ,そうだな。うん。そうだった」
父親は,使い古しの手帳を取り出して,住所禄の部分を開けて夏江に渡した。
父親「ここに書かれているのが,弟の住所と電話番号だ。果たして今でもそこに住んでいるのかどうか不明だ。電話番号も,ときどき変わるから繋がらないかもしれん」
夏江「では,この部分,写真を撮らせていただきます。連絡がつかなければ,私立探偵にでも依頼してみます」
夏江は,自分の携帯を取りだして,手帳の住所禄部分を写真で撮影した。朝食を済ませて,食器などを片付けて,台所で食器を洗っていると,背後から父親が夏江を抱くようにして服の上からおっぱいと乳首を握ってきた。
夏江は心の中でつぶやいた。
夏江『男って,ほんとどうしようもないわね』
そう思ったものの,父親の好きにさせた。以前の夏江なら,振り向いて彼に往復ビンタを喰らわせているところだ。今の夏江は,服の上からではあるものの,おっぱいや乳首を握られて,少し顔を赤らめてしまった。おっぱいや乳首を触られるだけで,性欲の強い感情が沸いてしまった。
夏江はいっさい抵抗せずに,体をちょっとクネクネさせて感じるような素振りをして,食器の洗いを続けた。
夏江が抵抗しないことをいいことに,父親は夏江に食器洗いを中止させて,彼女を床に押し倒した。そして,マタニティドレスを脱がし,ブラジャーも外してパンティ1枚だけの露わな姿にした。
そんな行動をしても父親のあの部分は萎んだままだった。それでも気持ちが高ぶっていて,巨大な乳首を力一杯握ることで,母乳を出させてそれをおもいっきり吸った。早朝は,母乳が一番溢れ出る時間帯だ。
その母乳に触発されたのか,萎えたあそこが急に元気になった。父親はその勢いのまま,風呂場で行った行為を,この場で繰りかえした。
父親のあの部分は,左側の乳首の中にしっかりと収納されてしまい,しかも,その体勢を維持したまま,右側の乳首を無理やり自分の口の中に押し込んで,溢れ出る母乳をどんどんと飲んでいった。
夏江の母乳は,霊力によって汚染されている。そのため,普通の母乳とは異なる。男性自身の機能を強化させて,そこに相手の精気を集中させてしまう作用がある。その行為が長時間に及ぶと,相手の寿命さえも奪ってしまうという恐怖の副作用がある。
そんなことは,夏江も父親も知るわけはない。
夏江は,顔を真っ赤にして快楽を感じた。あの部分を使っていないので完全な絶頂とまではいかない。それでも,自慰する程度の快楽を感じることができた。
父親が乳首の中にすべての粘液と精気を放出して果てるまで1分もかからなかった。その後,完全に意識を失った。一度に20歳も歳を取ったような顔つきになった。髪も白髪頭に変化してしまった。
夏江は,中途半端に感じてしまったので,そのまま自慰を繰り替えた。そして,絶頂を感じて海老反りになって,全身痙攣が走った。
夏江もその場でしばらく放心状態となった。
その時だった。
「あなたたち! いったい何やっているの!!」
その声は母親だった。彼女は,実家に帰ったものの,朝食くらいは作ってあげようと思って,戻ってきた。すると,,,なんと,夏江が巨乳と首丸出しで,恍惚としてるではないか! 父親も下半身マル出しで,意識を失っているではないか! しかも,顔が白髪になって,顔つきも一層老人ぽくなっている!
夏江は,我に返り,自分の裸体を隠しながら言った。
夏江「あの,,,その,,,エミコさんのお父様が,急に背後から抱きついてきて,,,そのまま押し倒されてしまって,,,」
そんなこと言われても,父親は意識を失っている。母親は,父親のそばに来て,父親を揺り動かした。だがぜんぜん起きなかった。心臓は動いているし,息もしている。一時的な意識障害なのかと思った。
母親「わかったわ。どうやら夫が悪いみたいね。でも,あなたも悪いのよ。そのおっぱいと乳首で夫を誘惑したのでしょう?」
夏江は,身支度を整えながら,涙を流して言った。
夏江「あの,,,すいません,こんな大きなおっぱいと乳首で,,,わたし,誘惑するつもりはぜんぜんありません。でも,,,エミコさんのお父様が,,,」
この場は,どう弁明しても意味はないと思った。だが,客観的にみて,悪いのは父親のほうだ。夏江に罪はない。それは母親もわかっている。
母親「もういいわ。夏江さん,悪いけど,もう帰ってくれる? 1日に2往復しかバスはないけど,でも,ちょうどバスが来る時間よ。バス停の場所はわかるでしょう?」
夏江「はい,昨日,タクシーの運転手が説明してくれましたから」
母親「じゃあ,もう帰ってちょうだい」
夏江「・・・,はい,,,」
夏江は,自分の小さなリュックサックに携帯をしまい込んで,母親に別れの挨拶をしてから,この家を後にした。
そして,バス停でしばらく待つとバスが来たのでそれに乗り込んだ。その後,在来線,新幹線へと乗り換えて東都に戻った。
一方,母親は,しばらく父親の様子をみたが,一向に目覚める様子もないので,救急車を呼んだ。救急病院では,取り急ぎ意識を取り戻すまでは,点滴による栄養補給をして様子見の入院となった。その後,3日目にやっと父親は意識を取り戻した。
そのとき,自分の顔を鏡で見て驚いた。一度に,20歳も歳を取ったみたいに変化していた。さらに2日後には体調も戻ったので退院となった。
でも,彼はまだ知らなかった。今後以降,あの部分がいっさい反応しないという事実に,,,
ーーー
夏江は霊力は使えない。でも,その体は,完全に霊力によって汚染されていた。霊力が欲する粘液・精力のために,母乳をどんどんと出させるという,霊力使い特有の体格に変化してしまった。それに,その程度がこれからますますひどくなる事実を夏江はしらない。
霊力の使えない夏江なのだが,粘液を体内に受けることで霊力を子宮の中にますます蓄えていった。そのため,妊娠していないのに,今では,妊娠3ヶ月ほどのお腹になった。その霊力は溜まる一方ないので,無理やり消費するために,母乳生成に転用されるようになった。
そのため,乳腺がどんどんと発達してしまい,おっぱいの巨大化を促進した。回復魔法を発動させるまでもなく巨乳化へと進化した。
これは,子宮に溜まった霊力を使わないという悪影響の顕れであることなど,夏江は知るはずもない。
エミコの家を出ていったこの日,夏江は,おっぱいが張るという激しい痛みを覚えつつ,おっぱいがさらに一回り大きくなったことを悟った。片方で7kg,両方で14kgにもなる爆乳だ。乳首もその重さに比例するかのように,直径も長さも14cmほどのさらなる化け物乳首に変化した。もう,夏江のそれは,乳首と呼ぶような代物ではなくなったようだ。
ーーー
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