手話のお供

第1話 みんなの手話（テレビ番組）

　手話の勉強で、私が一番お世話になったのは『みんなの手話』かもしれません。

　初心者が手話を勉強しようと思って、一番最初にぶつかる壁。それは『手話は、どうやって勉強すれば良いのか』です。

　学生さんなら、サークルに入るという手もありますが、途中からというのは勇気がいります。続けられるか、わかりませんし。

　社会人ですと、時間も限られているので、なおさら難しいかもしれません。

　私が初心者の時は、そこが最初のハードルでした。

　まず、手話というのが、どのような感じのものか。おためしができる理想的な（私にとっては）ものが『みんなの手話』でした。

『みんなの手話』は、公式ホームページから一部ですが、過去の手話動画も見られます。

　もちろん、本編を見た方が、更にわかりやすくなっています。

　繰り返して見られるし、お金も掛からず、いつでも見られるので、とても助かりました。

　本編はNHKでやっています。

　その歴史は古くて、1990年からだそうです。

　2014年～2023年までは、三宅健さんがナビゲーターをされていたので、ご存知の方もいるかもしれませんね。

　2023年は、Snow Manの佐久間大介さんがナビゲーターをされています。

　2024年は、ドラマ『vivant』で一躍有名になった、富栄ドラムさんがされています。

（笑顔がとてもチャーミング！）

『みんなの手話』は、初心者向けの手話講座ですが、毎年そのとき一般的になっている手話表現（関東）へと、微妙に変えたりもしています。

　講座は1年ごとに新しい講座（内容は、ほぼ同じ）になります。

　講座そのものは半年で終わり、残り半年は再放送です。

　テキストは本屋で売っていますが、残念ながら、それのみで理解は難しいかもしれません。

　テレビで講座を見て、より深く知りたい方にこそ、テキストがオススメです。

　民放局で、手話番組はほぼ皆無なのが、残念で仕方ありません。