別府温泉

修学旅行で別府温泉に行った。

大阪から船に乗って大分まで。

船の中でも美羽ちゃん優奈ちゃんとあやめっちとで仲良く走り回っている。

「船から落ちんようにしいやー」

って先生に言われた。


「3人は、いつもいっしょで仲ええなー」

って先生やみんなにも言われる。


別府温泉に着いたら、白い湯けむり、いっぱいたちこめていて、独特な温泉の匂いしてる。

別府の街も3人で手をつないで歩いた。


あやめっちは美羽ちゃん優奈ちゃんといっしょに温泉に入った。

なめらかで、あたたかくて、気持ち良い温泉。

3人で、温泉の中にもぐったり泳いだりした。

温泉たまごも食べた。


夜は美羽ちゃん優奈ちゃんといっしょに寝た。


次の日、美羽ちゃんはクラス対抗の卓球大会に出場して勝ち進んでる間に、優奈ちゃんといっしょに、また温泉に入った。


ふたりだけだったから、優奈ちゃんは、温泉の中で、あやめっちにチュッてした。

優奈ちゃんとあやめっち、ファーストキス。

「美羽ちゃん今ごろ卓球大会優勝してるかなー?」

って、優奈ちゃんに聞いてみた。

「美羽ちゃんのことやから、きっと優勝してるわっ」

「そやな、あははは」


美羽ちゃんは卓球大会優勝して、温泉たまごをもらって帰ってきた。

みんなで温泉たまご食べた。


大分から大阪へ帰る船の中。

美羽ちゃんはクラス委員の打ち合わせに集まっている間に、優奈ちゃんとあやめっちは船のデッキに行った。そして、ふたりで海を見ながらチュッチュてキスしていた。

「修学旅行の最後の想い出やなー」

「そやなー小学6年生の想い出やなー」

「きっと、いつまでたっても、ずっと忘れへんのやろなー」

「そやろなー!美羽ちゃんは、ちょこちょこ用事で、そっちに行ってるからなー」

「ほんまやわー」

「そんな美羽ちゃんのことも、たぶん忘れへんのやろなー」

「そやなー」



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