第9話 神山

現在のステータス


【名前】坂本未來 【男】 【16才】

【種族】人間【レベル】10

【称号】神に選ばれし者、転移者、魔王に召喚されし者


【体力】 7500

【魔力】 11523

【攻撃力】5500

【防御力】4400

【瞬発力】8569


固有能力ユニークスキル】創造、全属性魔法、神眼しんがん、叡智、無限収納

能力スキル】言語理解、魔力操作、身体強化、覇気、気配察知

【加護】創造神の加護


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翌日、俺たちはアビスの遺体を埋めるために出かけた。


「ここら辺で埋めてくれ」


「分かった」


《地魔法 地形変化》


俺は地形を変化させ、穴を作った。

そこに無限収納から取り出したアビスの遺体をいれた。


《地魔法 地面補正》


遺体が見えないように穴を塞ぐ。


すると、ユリウスから関心の声が漏れる。


「未來、そういう事もできるのか」


「一応、地魔法だよ」


「そうなのか!」


と、言ってユリウスが驚いている。


「あっ、ユリウス。今日、出かけたい所があるから先帰ってて」


「分かった」


俺はユリウスを先に帰らして、転移で神山しんざんに向かった。俺は早く健たちの事を神さまに‥‥‥‥‥‥‥創造神カルナに問いただしたいから。しかし、神にならなければ彼女には会えない。

神になる方法は3つあるとマナが言っていた。

1つ目は神山に現れる神獣レベルの魔物を倒しまくりレベルをあげること。

2つ目は神さまの魂を受け継ぐこと。

3つ目は邪神を倒すこと

だそうだ。

1つ目の方法で俺は神になろうと思う。

俺は大急ぎで神山に向かった。


「ここが神山か」


神々しいオーラがある。

しかも、デカい。


「登るか」


俺は神山に歩み寄るのだった。

そして、さっそく何か気配察知にかかったぞ。

数メートル先だ。

あれは………………オーク?いやあんなオーク見たことないぞ。


そんな事はいい。鑑定、鑑定


固有能力ユニークスキル 神眼(鑑定)》




【名前】ゴッドオーク【レベル】450

【称号】オークの神


【体力】 12500

【魔力】 800

【攻撃力】95000

【防御力】70000

【瞬発力】10000


固有能力ユニークスキル】神化

能力スキル】超身体強化、超魔法無効化

【加護】戦神の加護



強くない!?今の俺で倒せるかな?

まぁ、やるだけやるか。

こんなのが続くの?

あのステータスを奪えればどれだけ楽な事か




能力スキル 暴食ベルゼブブを獲得しました》


えっ、ベル…………なんだって?


能力スキル ベルゼブブ》


殺した相手の体力、魔力、防御力、攻撃力、瞬発力を奪える。ただしスキルは奪えない。


また《能力スキル 創造》が勝手に発動したしかし、殺した相手かぁ。倒せなきゃ意味ないって事だよね。


どっちにしてもここで苦戦は免れないか。


まずは先制攻撃だ。


俺はサラミチを無限収納から出して攻撃した。


カチーン


と、切れなかった。体固くね。


あっ、気づかれた。


ゴッドオークが斧を振り落とした。

だが、瞬発力は俺の少し上ギリギリ避ける。


「スゲー強い。振り下ろした振動が来る」


『手こずっているようですね』


「マナどうやって倒したらいい」


『そうですね。一気に決めるのはどうでしょう』


「どうやって?」


『神眼(予知)を使って避けて身体強化と妖刀サラミチに魔力を思っきり注いで斬りかかれば倒せます。サラミチは魔力を吸収する程』


「威力が上がる」


『そうです。未来さまの魔力の魔力ならアイツを倒すぐらいを軽いです』


「そうなの?」


『ちゃんと自分で作った物の能力を覚えててください』


「ごめんって」


『未來さま、攻撃が来ます』


「分かってるよ」


《神眼(予知)》

能力スキル 身体強化》


ドカーン


相変わらずスゲー威力だな。


俺は避けながらサラミチに思っきり魔力を注いで威力を最大限にし、ゴッドオークの心臓に目掛けて付き刺した。


ザック


俺はオークを倒した。


能力スキル 暴食ベルゼブブ




+体力 12500

魔力 800

攻撃力 95000

防御力 70000

瞬発力 10000



「助けてくれてありがとう」


『はい。また、危なくなったら声をかけます』


「うん」


俺はマナにいつも助けられてるなぁー。


今日はここで結界を張って少し休もう。明日からどんな強敵がでてくるかな?


そんな事を考えながら俺は寝た。

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