ひと月も飲まず食わずだったお母さんを生かしていたのは彼岸の力で、目を覚まさないにしても効果切れという説明とは食い違いますよね。これまで術をかけた人たち全員に力の種を埋めこんで一斉に開花させようとしていた……? 確かにロクなことではなさそう!!
しかし静流さん、この姓名と回想シーンの内容からして現代日本人ぽいですね。奏汰と同じ世界出身なのかは分かりませんが読者から見たら自分と同じような世界で生まれているのに変わりはない。その境遇を思うとすでにつらい!!
しかも宗教二世……!
現実と地続きのガチな問題を持ってきましたね。部外者の僕にはおいそれと扱えないテーマですが、実体験されたりゅーるーさんならしっかりと描けるのでしょう。
だからこそ、匙加減が難しいですね。
異世界タワマンで毒親の解像度が高すぎたと反省されたりゅーるーさんが、その上でこの題材を扱うと決めたのだから細心の注意を払っているとは思いますが、念には念を押してお気をつけください。
普段りゅーるーさんがSNSでつぶやいているご自身の体験談、もう克服した過去だからと軽く話されていても聞いているこちらにはかなりキツイことが多々ありますので……
とは言うものの、りゅーるーさんにとってひとかたならぬ思いいれがあるだろう宗教への想いを真っ向から扱った作品が読めるということはファンとして嬉しく楽しみでもあります。これからも全面的に応援しています!!
作者からの返信
きえーーーーー!!天城さんこんにちは!!!!今日もご覧下さりありがとうございます!!!超感謝です!!!!!
そして大体彼岸の狙いについてはその通りです!!そういう感じで割とというか明確にライン越えしてることを狙ってます!!
そして静流さんへの考察も大体その通りです。奏汰と同じ世界かは明記しませんが、この江戸時代と同じように現代の俺たちと似たような世界から召喚された女の子です。なので価値観とかも大体同じと思って頂いておっけーです!!
そしてそして、さらにこの静流さんが宗教二世だったりする部分はSNSでもお返事しましたがあくまで彼女を取り巻く悲劇というかかみ合わせの悪さの切っ掛けにすぎません。それはこの後明らかになっていきますが、ぶっちゃけ全ての歯車がかみ合わず、このような状況になっているのがこの静流さんです。なので恐らく天城さんが心配されるほど宗教面や毒親の背景には踏み込んでいません。
なぜかというと、静流さんはすでに自分の意思で一つの世界を救った勇者としてここにきてるからですね。色々な背景があって、傷ついてもいて、トラウマもある。けど前に進む強さがあったためここにいる。
その前に進む強さがもし静流さんになかったら。きっと今ここでしているようなことはせず、そもそも勇者として世界を救ったりもしていなかったでしょう。
そういうことで、静流さんはこの持って生まれた心の強さ。意志の強さすらかみ合わせの悪さで悲劇へと突き進んでいる人になっています。
いつも通りこの結末までの道のりは恐らく俺の書いた話では最もキツイ内容になる可能性がありますが、それでも最後まできっちり書ききろうと思います。本当にいつもありがとうございます!!頑張ります!!!
静流もまた、己のできる力で人々を救って来た勇者だった。
悲しい戦いが始まりますね。
作者からの返信
ぐおーーー!!ムネミツさんおはようございますーー!!今日もご覧下さり本当に感謝です!!コメントもいつも励みになってます!!
そしていよいよ激突必至となってきましたが、今回はカルマも静流も他のメンバーも、全員ちゃんと勇者してた時期があったというのはしっかり書いていきます。たとえ今自分の願いのために世界を壊そうとしていても、かつてはちゃんと勇者していた!!!世界を救ってたってことですね。でも奏汰がその過程で様々な痛みを味わったように、やはり他の勇者も彼らなりの苦痛を味わい、そしてその果てでこうなっている感じです。
ちゃんと書いていきます!!
勇者と宗教って、ある意味、似てるのかもしれませんね。
王族にしても、貴族にしても、民衆にしても、助けて貰っている内は、ただただ持て囃す事はすれども。
もしそれで平和が訪れたら、今度は尊敬や感謝の念を持ちながらも、恐れる存在にもなりえる。
そして、排除されるなんて事もあるでしょうしね。
まぁ、この辺を、どう捉えるかによって、その人の人生は変わって来るんでしょうが、奏太君と彼岸さん、この両者の思いはお互いに伝わる事はあるのでしょうか?
(*'ω'*)b
作者からの返信
おごごーー!!書店さんおはようございますーーー!!今日もご覧下さりありがとうございます!!感謝です!!!
そしてツイッターの方でも書きましたが本当にそうだと思います。
そして実際この静流さんはまったく望まないままそういう扱いになっていき、かといってその地位や力を使えば他の人を助けられるという立場にもなったため、葛藤しながらも自分の力を使っていた感じですね。けどそれは時間制限があり、静流さんにとってはそんなの助けているようには思えなかったわけです。なんてこった!!