しっかりとした知識に基づいた体系的な猟師描写

読む人間に納得させられる描写ができる作者は少ない。
どこかしらかに矛盾や不足や間違いが出てしまう。
この作品は違う。
ちゃんと読者にするりと入り込む描写で世界に説得力を与えている。
猟でどれだけの可食部が得られ、カロリーを取れるかちゃんと説明されている。
そういう部分こそが小説に必要なんだ。

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