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大丈夫。きっと大丈夫だ。

私はお弁当を持って近くにいるグループに声をかけた。


「あの……!一緒にご飯食べない?」


私が尋ねると、4人グループで固まっている女子たちは気まずそうに目を逸らした。


「私、一人だから入れてもらえると……」


そこまで言った時、二階堂さんがやってくる。


「ねぇ亜依紗ちゃんたち。わたくしたちと一緒にランチしましょう」


えっ。


「ぜひ!」


そしてその4人は二階堂さんたちのグループに向かってしまう。

その様子を見ていた二階堂さんはバカにしたように笑った。


「ふっ、Eランクのあんたに友達なんて出来るわけないでしょう?」


二階堂さんは笑って立ち去っていった。


なんでこんなヒドイことするんだろう。

私は二階堂さんに何もしてないのに……。


一人ポツンとお弁当を食べていた時。


──ガラガラ。


「失礼します、お嬢様」


誰かが教室に入ってきた。


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