第2話 三毛猫

子猫が離乳をしたと連絡があったので、子猫を貰いに実家に行きました。

そして、三毛猫の女の子を引き取りました。


自宅では、子猫の為に大きな人がひとり入れるくらい大きなケージを買ってありました。

昼間は仕事に行かなくてはいけません。


仕事に行っている間、このケージの中に子猫を入れておきたかったのです。

何をしでかすか分からなかったので、もし、怪我でもされたらと思うと心配でした。


アパートについて、部屋に子猫を放すと元気よく走り回っていました。

そして、ダダダダダッと走って来て、私の肩の上に乗って「にゃ~!!」と鳴くのです。


どうやら、お腹が空いたらしいです。

キッチンまで一緒に肩の上に乗り、着いてきました。


カルカンの缶詰を開けて、子猫用の器に入れて、食べやすい様にほぐしてあげました。

そして子猫を肩から下ろして、ご飯をあげました。


すると?!

もの凄いスピードで食べ始めました!!


余程お腹が空いていたようでした。

同然、お代わりをおねだりします。


生後1ヶ月半でこれだけ食べるのかー?

と、思いましたが、食べ盛りなので、沢山たべさせてあげました。


ひとしきり食べ終わると、後はぐっすりと眠ってしまいました。

眠っている時の顔は可愛いもんです。


名前をつけなくてはいけないと思いました。

しかし、この子は女の子にしてはかなりのお転婆です。


そして、かなり気が強い子です。

三毛猫は気が強い子が多いと聞きました。


女の子の様な名前が浮かびませんでした。

名前は暫く保留する事にしました。


こうして、子猫との生活がはじまりました。

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