第10話 告白
ずっと夢に見ていた。
原田君から、告白される日を。
私が原田君と肩を並べられるくらい優秀だったら、自分から
私程度の成績で、原田君に告るなんて、図々しく思えていた。
原田君と同じ高校を目指すなら、今から受験も視野に入れて
でも、
私も、原田君と一緒なら、勉強に対するモチベーションも上がりそうって。
だから……
原田君から面と向かっての告白は、信じられなかったけど、私にとって
「高校受験後まで
最近、あちこちでカップル誕生してると思ったら、お祭りが近かったせいだったんだ……
私に告る男子なんて、そうそういないから、原田君の言い訳に笑わされた。
高校受験後まで我慢するつもりって、私と
やっぱり、付き合うとしたら、価値観が一緒の人だよね!
成績優秀だし、原田君は
「私も、原田君がずっと好きで、一緒に勉強出来たらな~って思っていたから、すごく嬉しい!」
佑香や登川君のいる図書室に、一人で乗り込んでいくのは無理だけど、原田君から一緒なら
分からない所は
お祭りも、モチロン二人で行く事になったから、
「中学生から交際なんて早いと思うけど、まあ、学年一の秀才君なら相手に
お母さんの
毎年、お祭りは、佑香と一緒だったけど、今年は原田君と一緒!
彼氏と一緒のお祭りって、2人ともずっと憧れていた。
佑香は多分、登川君と一緒だね。
どこかで
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